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人材戦略

2018年11月21日(水)更新

「人材戦略」とは、企業の事業戦略を実現させるための、社員の確保や育成、配置に関する戦略を意味します。ビジネス戦略との連動、従業員の能力の発揮とパフォーマンスの最大化がキーワードになります。この記事では、人材戦略を理解するための様々なフレームワークや、攻めの経営を実現するためのポイント、企業の事例もあわせて解説します。

人材戦略とは

「人材戦略」とは、事業戦略を実現させるための、社員の確保や育成、配置に関する戦略を意味します。

東北大学大学院経済学研究科教授(現在)の藤本雅彦氏は、人材戦略の目指す所を「事業戦略もしくは全社戦略に関わる直接的な成果に関係する経営者ニーズの充足と従業員ニーズの充足」「究極的には経営者の側からすると戦略を実現することによってハイ・パフォーマンスを獲得することであり、従業員の側からすると満足した職業生活を実現するためのハイ・キャリアを成就すること」と説明しています。

【参考】人材育成学会JAHRD:日本企業における人材戦略マネジメントの構図

人材戦略の重要性は年々増してきています。新日本有限責任監査法人が2015年に実施した調査によると、持続可能な経営に向けた経営者の最優先課題は「人材戦略」である、という結果となりました。

【参考】新日本有限責任監査法人:ニュースリリース「経営の最優先は人材戦略、グローバル課題は関心低く」

経営戦略との整合性

人材戦略は、企業戦略や経営戦略と密接に関係しています。

経営戦略と人材戦略の関係

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