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ターンアラウンド

2020年5月19日(火)更新

顧客ニーズが多様化し、ビジネス課題もより高度化・複雑化していく中で、大企業も経営危機に直面することが珍しくありません。そのような経営危機に対する解決策のひとつが、ターンアラウンドです。今回はターンアラウンドの意味やメリット、進め方、具体的な施策、失敗事例、さらにはターンアラウンドマネージャーについてもご紹介いたします。

ターンアラウンドとは

ターンアラウンドとは、「方向転換」や「(政策などの)転向」「(販売などの)好転」などの意味を持つ言葉で、ビジネスの世界では「事業再生」や「経営改革」という意味で使用されるビジネス用語です。

一般的にターンアラウンドマネージャー(企業再生及び企業価値を高める責任者)と呼ばれる経営者人材が企業経営に直接関わり、トップダウンによる財務、事業、組織の改革が行なわれることが多く、戦略的な収益改善策が実施されます。

ターンアラウンドが求められる背景

元々ターンアラウンドは、1990年代初頭に起きたバブル崩壊により経営破綻や経営危機に陥った企業の、債務放棄や資産売却の一貫として採用された経営戦略として知られています。当時は企業再生ファンドや金融機関、親会社から出向を命じられた経営者人材がターンアラウンドを主導していました。

2000年代に投入すると、インターネットの普及や顧客ニーズ・雇用の多様化に加え、経済のグローバル化が加速する中で企業の経営はより厳しい環境に置かれることになります。そのため、従来の財務再建に留まらず、事業及び組織改革の必要性が増し、強いリーダーシップを発揮する経営者人材が求められるようになりました。その影響もあり、ターンアラウンドを専門に行なうための人材を外部から招く事業再生ファンドビジネスが活性化し、ターンアラウンドマネージャーという新たな職種も誕生することとなったのです。

今後、次々とイノベーションが興り、AIやロボット産業が発達していく中で、経営を取り巻く環境は激変することが予想されます。そのため、業界に関わらず、経営再建に向けた動きが加速していき、同時にターンアラウンドの需要も高まっていくと考えられます。

ターンアラウンド(事業再生)の企業事例

1990年代初頭のバブル崩壊以降、長い経済低迷を余儀なくされた日本企業の多くが経営破綻の危機を迎えます。しかし、中にはターンアラウンド戦略を実施し、経営再生を果たした企業も少なくありません。

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