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経営管理

2018年11月20日(火)更新

企業の経済活動を適切にコントロールすることは、企業が掲げる業績目標を達成するために必要不可欠な企業努力といえます。生産・販売、マーケティングだけでなく、人事・労務までを適切に管理する経営管理は経営陣の重要な職務といえます。今回は経営管理の意味や課題、経営管理を改善する方法、さらにはグローバル経営管理からおすすめの書籍までご紹介いたします。

経営管理とは

ERPをはじめとした業務基幹システムの性能が高まる中、迅速かつ適切な経営管理をしやすくなり、ビジネスの加速化が可能となりました。今回は経営管理の定義や経営管理論、経営企画との違いを知ることで、理解を深めることができます。

経営管理の定義

経営管理とは、企業または組織が経済活動の促進、効率的な目標達成のために、意図的に調整・総括を行う経営手法です。組織のビジネス活動に関わる事業部単位、または会社単位で行われることが多く、その対象は以下のものが挙げられます。

  • 生産管理
  • 販売管理
  • 人事・労務管理
  • 財務管理 など

経営管理の目的や方法、あり方は、業界や展開する事業、またはグローバル展開の有無などによって異なりますが、一般的な経営管理の目的は、企業が掲げるビジョンに沿って、グループ企業、部門、従業員の方向性を統一し、モチベーションを向上させることと言われています。

管理方法について

近年では、文化や価値観が異なる現地法人の管理や、ダイバーシティ・マネジメントの需要が高まっていることもあり、最適な経営管理を目指す企業が増えています。

経営管理の対象となる生産管理や販売管理、人事・労務管理、財務管理は、それぞれ以下のような方法で管理されます。

経営管理対象 内容 経営管理方法
生産管理、販売管理 生産計画や在庫計画、予算と連動した製造工程全体を総合的に管理など 業務基幹システムの導入による業務コントロール
人事・労務管理 グローバルを含む共通の人事・評価制度の策定、生産性向上に向けた労働環境の改善など ダイバーシティ・マネジメントの導入や従業員のモチベーションアップ施策・制度の導入
財務管理 連結経営管理を前提とした予算編成、会計など RPAの導入による業務負担の削減と統一された会計方針・勘定科目での管理

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