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ロイヤルティ

2019年4月9日(火)更新

ロイヤルティ(Loyalty)とは、消費者や従業員が組織やブランド、商品、サービスなどに対して抱く愛着や愛社精神などの好意的感情や精神的繋がりを指すビジネス用語です。消費者の顧客ロイヤルティや従業員の従業員ロイヤルティを向上、活用するために必要となる情報やノウハウを、英語の意味やロイヤリティ(Royalty)との違い、5つの思考段階、向上による影響やメリット、向上させる方法、向上効果を最大化させるためのポイントなどの項目に整理して分かりやすく解説致します。

ロイヤルティとは

ロイヤルティとは、消費者や従業員が特定の組織や製品に対して抱く愛着やこだわり、愛社精神や忠誠心などの好意的感情や精神的繋がりを指すビジネス用語です。

類似商品や同業他社など、普段購入している商品や現在属している企業の代わりとなる選択肢が存在するにもかかわらず、リピーターとして継続的に商品を購入し続けてくれる消費者や、永年勤続者として企業に多くの利益をもたらしてくれる従業員の多くが、高いロイヤルティを持っているといわれています。

Loyaltyという英語の意味

英語のLoyaltyには『忠誠』、『忠義』、『義理』、『誠実』などの意味があります。このLoyaltyは元々、国家や君主に対する感情や態度を表す言葉でした。

しかし、時代とともに広義的に扱われるようになり、組織やブランド、店舗、商品、サービスなど組織活動に関するあらゆる属性に対する『愛着』や『思い入れ』、『執着』、『こだわり』などの強い支持や感情を表すビジネス用語として多くの場面で用いられるようになりました。

ロイヤルティ(Loyalty)とロイヤリティ(Royalty)の違い

Loyaltyの直接的な関連用語ではありませんが、綴りや発音が非常に似ていることから混同されることの多いビジネス用語にRoyaltyというものがあります。

国家や君主に対する忠誠心や義理を表すLoyaltyに対し、Royaltyは『王族』や『王権』、『王位』、『王の威厳』など王族が持つ特別な権利や力を表しています。このことから、ビジネスシーンにおいてRoyaltyは『著作権や商標権、特許権などの知的財産権を利用する際、使用者(ライセンシー)が権利者(ライセンサー)に対して支払う対価』を指す言葉として用いられています。

一般的には以下のものがRoyaltyとして扱われています。

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