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2018年1月22日(月)更新

エンゲージメント

近年、望ましい企業と従業員との関係性づくりにおいて「エンゲージメント」が注目されています。企業の人事担当者なら、エンゲージメントとはどのようなものなのか、その導入により得られる効果や効果的な取り入れ方を押さえておく必要があります。そこで今回は、エンゲージメントの注目すべき効果と実践しやすい導入方法をご紹介します。

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エンゲージメントとは?

「エンゲージメント」とは、企業において企業と従業員が信頼し合い、互いに貢献しあう概念や企業と従業員との愛着心を指した言葉です。エンゲージメントという言葉は、会社同士の合併などの意味は含まれていません。会社にとっては従業員エンゲージメントと顧客エンゲージメントに分かれた考え方がありますが、そのどちらも高いほうが業績を向上させるという研究結果も出ています。また、従業員のエンゲージメントを向上させることは優秀な人材を集め、離職を防ぐの方法として注目されています。

【関連】従業員エンゲージメントの意味とは? / BizHint HR

エンゲージメントは、企業と従業員の望ましい関係

近年企業と従業員との間の望ましい関係性として、従業員満足度に変わってエンゲージメントを重視すべきだという風潮が起こっています。ここでのエンゲージメントとは、「従業員と企業の間に固い信頼関係が確立されている状態」を言います。エンゲージメントが確立されている企業とは、「企業(組織)と従業員(個人)が一体的な関係になり、お互いが相手の成長に貢献できる関係」ができている企業です。

エンゲージメントには約束という意味もあります。企業と従業員間のエンゲージメントが確立されている場合、従業員は企業に対して貢献することを約束し、企業はその貢献に報いることを約束します。これにより、相互に強い信頼関係が生まれるのです。

企業が強くなるエンゲージメント

エンゲージメントが確立されているとき、従業員の企業に対する帰属意識はもっとも高いレベルにあると言われています。帰属意識の高い従業員を多く抱えている企業は、重要な財産である「人」の面において、他企業に比べて高度な優位性を持っているのです。

従業員満足度との違い

「エンゲージメント」と似た意味の言葉として「従業員満足度」がありますが、それぞれ意味が異なります。この項目では従業員満足度との違いをご説明します。

業績アップにつながるエンゲージメント

従来、企業と従業員の理想的な関係を考える際には従業員満足度が注目されてきましたが、これとエンゲージメントにはどのような違いがあるのでしょうか?最大の違いは、それを高めることによって企業の業績向上につながるかどうかということです。

従業員満足度は、従業員がその企業で満足しているかどうかだけの問題なので、これを高めたとしても、必ずしも企業の業績アップにつながりません。このことは、従業員にとって居心地が良い企業が、必ずしも競争力があるとは言えないことからも明らかです。対して、エンゲージメントが確立されている企業は、従業員のモチベーションが高く保たれるので業績アップにつながります。

着目ポイントの違い

また、従業員満足度とエンゲージメントとでは、着目するポイントも異なります。従業員満足度では、言葉の通り従業員の「満足度」に着目しますが、これに対し、エンゲージメントで着目するのは、従業員の企業への「愛着心」です。愛着心の強い従業員は、熱意をもって日々の業務に取り組むことができます。

求める側か、提供する側か

さらに、従業員満足度の考え方においては、従業員は企業に対して「求める側」です。これに対しエンゲージメントの考え方では、従業員は企業に対して「提供する側」にまわります。以上のように、エンゲージメントは単なる従業員の満足ではなく、従業員と企業がパートナーシップをもって業績向上に取り組むものである点に根本的な違いがあります。

【関連】従業員満足度とは?上げる方法と、向上事例・施策をご紹介 / BizHint HR

エンゲージメントを高めることで得られる効果

エンゲージメントを高めることで、企業にとって得られる効果を見てみましょう。

従業員の士気が高まりパフォーマンスが上昇

まず、エンゲージメントを高めると、従業員が企業への愛着心を強めるので、企業のために献身的に業務に取り組むようになります。こうして、エンゲージメントが高い従業員が増えると、企業全体の士気が高まり、結果として全体のパフォーマンスが上がります。

従業員と企業に一体感が生まれて離職率が減少

さらに、従業員と企業の間に一体感が生まれるのでより強い企業となることができますし、従業員の離職率が下がり、定着しやすくなるという点もメリットです。

このように、エンゲージメントを高めると、企業にとってさまざまな有益な効果があります。是非ともこの考え方を取り入れていきたいところです。

エンゲージメントを高める方法

ここでは、実際にエンゲージメントを高めていく方法をご紹介します。

従業員が主体的にかかわる環境づくり

具体的には、従業員自身が主体的に会社組織に働きかけて、自分たちが会社組織を改善したり、問題を解決したりできる制度を作ります。これにより、自身が望ましい働き方や職場をイメージして、自ら挑戦しながら理想の方向へと職場環境を変えていくことができるのです。

従業員同士が尊重し合える環境を作る

また、従業員同士が、相互に目標や価値観の違いを理解して、尊重し合えるような関係性を築けるように工夫します。もちろん、従業員に完全に任せるのではなく、マネージャーによる適切なリーダーシップも重要です。

成長の機会を与え、褒賞制度も充実させる

従業員が成長する機会を与えることも大切です。定期的にキャリアアッププランについて話し合ったり、興味深いプロジェクトがあるかどうかなどに留意したりして従業員の将来に役立つ制度を作ります。さらに、従業員のモチベーションを高めるために役立つのは、表彰や褒賞制度です。努力をすればそれが認められて、正当に評価されることが前提になっていると、従業員の企業へのエンゲージメントは高まります。

やりがいのある仕事を与える

そしてやはり、重要なのはやりがいのある仕事を与えることです。やりがいを感じられるからこそ従業員は貢献しているという意識を持つことができ、企業に対する愛着心を強めることができます。

まとめ

  • エンゲージメントとは従業員と会社の信頼関係の高さ
  • エンゲージメントは従業員満足とは異なる
  • エンゲージメントが確立されている企業は競争力が高い
  • エンゲージメントが確立するには従業員の貢献感や適合感、仲間意識を高まる

エンゲージメントを取り入れると企業にとってさまざまな良い効果があるので、今後の企業運営に際して、是非ともこの考え方を取り入れてみましょう。

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