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連結ピン

2020年5月19日(火)更新

経済のグローバル化により意思決定の速さが求められ、従業員一人ひとりが当事者意識を持って、業務に取り組むことが求められるようになりました。組織内の意思疎通の活性化や生産性向上のためにも、重複小集団モデル型の組織経営を取り入れる企業が増えています。今回は重複小集団モデル型組織に必要不可欠な凍結ピンの役割をご紹介いたします。

連結ピンとは?

連結ピンとは、企業や組織において、複数の人や組織をつなげ、相互のコミュニケーションを促進する役割を指す人事用語の一つです。

リーダーシップ論や組織行動を論じる際に度々使用され、マネ―ジャやー管理職の重要なスキルとして位置づけられています。

この連結ピンは、米国ミシガン大学の心理教授・ミシガン大学社会調査研究所長であるR.リッカート氏によって定義づけられました。元々、電子部品の一つである連結ピンソケットや、足場の建枠やローリングタワー関連部材などの土木資材を連結させる部品の名称であり、人と組織を結びつける役目と似ていることから人事の関連用語として使用されています。

組織を繋ぐミドルマネジメントの重要性

連結ピンが特に重要となるのは、ミドルマネジメントです。

ミドルマネジメントとは、組織の中間に位置する役職の総称であり、トップマネジメント層の経営方針や描いている成長ビジョンを正しく理解し、目標や課題の達成に向けてロワーマネジメント層や現場従業員のコントロールを実施する組織の要です。

このミドルマネジメントは、ただの伝達係ではありません。トップとロアーの間での高度な調整能力が必要となります。これが連結ピンの役割なのです。

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