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チェンジ・マネジメント

2019年11月6日(水)更新

「チェンジ・マネジメント」とは、ビジネスにおいて企業や組織が変革をするときに用いられるマネジメント手法です。変革と聞くとシステム・制度や体制の変革を思い浮かべがちですが、チェンジ・マネジメントでは心理的要素に着目をして変革を促進・定着させることを目的とします。本記事では、チェンジ・マネジメントの概要から心理的要素に着目した変革のステップを徹底解説していきます。

チェンジ・マネジメントとは

「チェンジ・マネジメント」とは、ビジネスにおいて企業が組織や業務を変革しなければならないときに、より効率的に成功に導くためのマネジメント手法です。

1990年代始め、アメリカの長引く不況を打開するために、「BPR(Business Process Re-engineering)=ビジネスプロセス・リエンジニアリング」という概念が生まれました。元マサチューセッツ工科大学教授のマイケル・ハマー博士と、経営コンサルタントのジェイムス・チャンピー氏の共著『リエンジニアリング革命』により、「BPR」は従来の方法論にとらわれない抜本的な革新経営理論として世界中に普及します。

(著書:『リエンジニアリング革命―企業を根本から変える業務革新』マイケル ハマー ・ジェイムズ チャンピー 著 日経ビジネス人文庫)

日本企業でも、バブル崩壊後「BPR」は経済再生を担う経営改革の手法として歓迎され、企業はもとより国政や地方自字体でも取り組まれてきました。しかしながら、既存の組織構造を解体することに比重が置かれ、社員のリストラや人員整理といった従業員にとってマイナス面の印象が強く、変革、再生の成功率は低い結果に終わります。

そこで失敗の原因を分析した結果、システムやハード面だけではなく変革を行う従業員、経営者など人為的要因にも着目し、タレントマネジメントを含めた手法が重要と解析されました。

現在でいう「チェンジ・マネジメント」とは、このような経営改革を行う従業員の心理的サポートなど人的要素も含めたマネジメント手法であり、人為的要素は組織変革の成否を分ける要因であると言えます。

チェンジ・マネジメントの必要性

社会情勢の変化や競争環境の変動などに対峙するための組織変革や業務改革は、企業において必要不可欠な事項となっています。これら改革を成功に導くためにも、従業員に環境の変化を容認させる「チェンジ・マネジメント」の手法が重要です。

近年、日本企業は企業買収や合併、IT化やグローバル化に伴う組織変革が求められています。これには、トップダウンの一方的な号令下のもと変革をシステム化するだけではなく、組織の人的心理を考慮した戦略が必要です。生産性の向上やコスト削減といった目的を果たすためにも、働きやすさや働きがいなどで社員の満足度を向上させることが、変革を受け入れる組織風土の整備となるのです。

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