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インポスター症候群

2020年2月25日(火)更新

インポスター症候群の「インポスター」とはimpostor(英:詐欺師)を表すもので、「自分が評価されることで誰かをだましているように感じる」というのが共通の心理的特徴です。インポスター症候群とはどんな症状がでるものなのか、またその改善方法や対策について紹介していきます。

インポスター症候群とは

インポスター症候群とは、 自分を過剰に過小評価する心理状態 を指します。

「自分が思う自分」よりも「他人が思う自分」のほうが大きく、仕事で評価されても「ただ運がよかっただけ」と感じ、「 自己評価のレベルが異常に低くなっている(低くしている) 」状態に陥ってしまうのです。

一般的に男性よりも女性の発症率の方が高く、また社長や経営者・管理職・技術開発者といった高キャリアの人が陥りやすい傾向があります。

インポスター症候群が注目されるきっかけ

インポスター症候群が注目されるきっかけになったのが海外の著名人による告白です。

Facebook社のCOO(最高執行責任者)を務めるシェリル・サンドバーグ氏もその一人で、彼女が自身の著書〝LEAN-IN〟の中で記している内容によると「学校で自分で発言したときに変な事を言ってしまったと感じた」「いつか自分の中身がバレる」といった不安に苛まれたこと、またそれが「インポスター症候群」(インポスターシンドローム:Impostor Syndrome)という症状にあてはまるもので、自分だけでなく多くの人に共通するものであったということを告白しています。

また、女優のエマ・ワトソンは、彼女が症状を告白したイギリスの日刊紙〝THE SU〟の記事の中で、自分がインポスター症候群であるとしたう上で「自分が活躍するたびに、自分がそんな評価される人間ではないと感じた」と告白しています。

【参考】ImposterSyndorme

インポスター症候群の症状

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