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組織風土

2019年10月21日(月)更新

組織風土とは、組織構成員の間で共有認識として扱われている行動規律や価値観などといった組織独自の特性の総称です。組織風土改革によって強い組織を構築するために、組織風土という言葉の持つ正しい意味や改善方法、企業事例を交えながら分かりやすく解説していきます。

組織風土とは

組織風土とは組織内において扱われている判断基準や前提条件などを総称する経営学用語であり、その範囲は明確に示されているものだけではなく暗黙の了解や不文律(unwritten rules)として認識されているものまで広範囲に渡ります。

類似語に組織文化や企業文化、企業体質などがありますが、これらは組織風土を構成する1要素であって同一のものではないため、混同しないように注意しなければなりません。

組織風土の意味と概念

風土とは、その土地の地形や地質、気候や景観といった周辺環境の総称であり、生活住民や文化形成に大きな影響を与える重要な要素です。組織風土という用語においてもその意味合いは変わらず、英訳である『organizational environment』や『organizational climate』の中には、Environment(環境、周囲の状況)やclimate(気候、気象)といった英単語が使用されています。

つまり、組織風土はその組織内において成立している様々なルールや規則の中でも特に組織構成員の行動や決断、発言や感情に大きな影響を及ぼす要素や環境のことを指しているのです。このことから、従業員や会社員の言動や感情に大きな影響を及ぼす企業風土や社風は、組織風土とほぼ同一の性質を持った用語として扱ってよいといえるでしょう。

組織風土と組織内理解

組織風土には社内規則や就業規則のように明文化されているものだけではなく、不文律のように明確な線引きがない状態で取り扱われているものも沢山含まれています。しかし、組織風土として扱われる不文律は不確定要素が少なく安定性の高いものでなければなりません。

稀に組織風土と混同して個人的な価値観や理想を押し付けようとする人がいますが、それは大きな間違いです。全従業員がその不文律に対して必要性や正当性という観点から理解を示し、同じ基準や価値観を共有した状態で取り扱うからこそ、時間を掛けながらゆっくりと企業色や組織風土として定着していくことを正しく理解しておきましょう。

組織風土の構成要素

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