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ロジカルシンキング

2020年2月26日(水)更新

ロジカルシンキングとは、問題を分解して整理し、結論を導き出すための思考法です。これにより、問題の本質や解決策が導きやすくなるだけでなく、習得することで課題解決能力や説得力のあるアウトプット能力が身につきます。今回はこのロジカルシンキングについて、注意点や導入メリット、代表的な概念とフレームワーク、問題解決のプロセスから、トレーニング法まで幅広くご紹介します。

目次

ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキング(logical thinking)とは、和訳すると「 論理的思考 」という意味です。

問題を分解して整理することで、仮説の検証に必要な情報と分析作業を明らかにし、適切な判断によって結論を導き出す 思考法の1つであり、筋道を立てて考えることが特徴です。

複雑に絡んだ問題を各要素に分解して整理することで、問題への理解を深めます。そこから仮説を立て、収集した情報や分析結果を基に検証し、結論を導き出します。

ロジカルシンキングは、自分の考えを相手に分かりやすく伝えるビジネススキルとして、問題解決や情報整理など様々なシーンで活用されています。

クリティカルシンキングとの違い

クリティカルシンキング(critical thinking)とは、和訳すると「 批判的思考 」という意味です。批判とは、結論に至る思考の論理や情報収集、分析結果について、常に「本当にそうだろうか?」という問いを持って客観的な視点で見ることで、よく吟味して見定めること**。それによって、より良い結論に辿り着く可能性を高めることを目的としています。

ロジカルシンキングとの違いは、思考する過程にあります。ロジカルシンキングでも、客観的な視点から問題について考えますが、クリティカルシンキングは 前提や要素、論理など全般に渡って「本当にそうだろうか?」という問いを持って思考 します。

両者は相反する思考法ではなく、ロジカルシンキングにクリティカルシンキングを取り入れることで、より正しい結論に辿り着くことができます。

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