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リーダーシップ・パイプライン

2018年11月20日(火)更新

「リーダーシップ・パイプライン」は、会社にとって必要なリーダーの育成方法のひとつです。一般社員から課長、部長、役員などのトップに至るまでの過程において、社内のあらゆる分野を見聞し、実際に自らも体験しながら段階を踏んで昇格していくことによって、組織全体を把握したリーダーを育成します。そのリーダーが更に新しいリーダーを育成することにより、リーダーシップが途切れずに流れ続けるパイプラインのような構造を作り出します。

1.リーダーシップパイプラインとは

「パイプライン」という言葉を聞くと、皆さんは何をイメージされるでしょうか? 本来的に言えば、パイプラインとは、石油や天然ガスを効率的に配送するための仕組みを指します。

これが派生し、コンピュータ技術の世界では、プロセッサの処理手法のひとつとして、流れ作業のように情報を処理することを指します。このように、パイプラインという言葉は「効率的かつ安定的に何かを生み出し続ける」という意味を持っています。

これは人材マネジメントの世界でも同様です。つまり、「リーダーシップパイプライン」とは、組織全体で「効率的かつ安定的に“次世代のリーダー”を生み出し続ける」仕組みのことを意味します。ゼネラル・エレクトリックや、メルク、ディズニーといった人材育成に特に力を注いでいるグローバル企業は、早くからリーダーシップパイプラインの考え方を採用しており、組織に変革と進化をもたらすリーダーの輩出に成功しています。

【関連】リーダーシップの意味とは?定義とトレーニング方法を解説 / BizHint HR

2.リーダーシップパイプラインのトレンドとは?

「リーダーシップパイプライン」の歴史

長い間、リーダーとは仲間や部下を引っ張る素質を有する人だと考えられてきました。このような「リーダーシップとは生まれ持ったものである」とする考え方をリーダーシップ論の中でも「リーダーシップ特性論」と呼びます。その後、リーダーシップについて活発な議論がなされ、1980年代には変革を実現するリーダーシップのあり方や特性を考える「変革型リーダーシップ理論」が広まりました。

「変革型リーダーシップ理論」はリーダーとしての行動や考え方を重視するもので、リーダーとしてのノウハウをどのように次世代のリーダー育成に活かすかという命題が提唱されました。この命題こそがリーダーシップパイプラインの原型といえるでしょう。リーダーシップパイプラインには、次世代のリーダーとして活躍できる人々を長期に渡って育成することが期待されているのです。

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