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コーチングスキル

2018年11月20日(火)更新

人材不足、生産性向上などが課題とされる現代のビジネスシーンにおいて、コーチングは人材育成に必須のキーワードです。本記事では、人材育成の仕組みづくりに欠かせない「コーチングスキル」について、その意味や具体的な内容、メリットや注意点を確認していきます。

コーチングスキルとは

コーチングをより効果的に進めるための具体的な技術を「コーチングスキル」と呼びます。コーチングスキルを活用することで、コーチングの目的である対象者(クライアント)の能力開発を、より高いレベルで、かつ効率的に行うことができます。

コーチングスキルは、一説には100種類以上にも及ぶと言われますが、本記事では代表的なものをいくつか紹介します。その前に、コーチングスキル活用の前提として、コーチングについて基本的なポイントを押さえておきましょう。

コーチングの目的

コーチングとは、「目標を達成するために必要となる能力や行動をコミュニケーションによって引き出すビジネスマン向けの能力開発法。」(三省堂『大辞林』)のように定義されます。

その主な目的は、クライアントが持つ個性に応じて能力を最大限に伸ばし、組織の目標を達成していくことにあります。ポイントは、全体に対しての研修のようなスタイルと異なり、一人ひとりの個性を捉えた上でコミュニケーションを通じて能力開発を行うところです。

コーチの心構え

コーチングを成功に導くために、コーチはクライアントにどのような心構えで接するべきでしょうか。

主役はクライアント

コーチングと言うと、能力のあるコーチがクライアントに対して指導するイメージがあるかもしれません。しかしそれは「ティーチング」で、コーチングとは区別されます。コーチングはあくまでもクライアントの持っている可能性を引き出すための、コミュニケーションを前提とした方法論です。

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