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ぶら下がり社員

2020年2月17日(月)更新

ぶら下がり社員とは、与えられた仕事はきちんとやるが、言われた以上の仕事はしない社員のことです。30歳前後を中心に増加しており、労働力不足の深刻化で問題となっています。ぶら下がり社員のやる気を引き出し、自主的に仕事に取り組ませるには、コミュニケーションによる信頼関係の構築と、ミッションを与えて働く目的を持たせることです。

ぶら下がり社員とは

ぶら下がり社員とは、 仕事は真面目に取り組み、上司の意見には素直に従い ます。しかし、現状維持を望むため、仕事に対して受け身の姿勢を貫く人のことです。新しい仕事にチャレンジするなど自己成長や企業貢献の意欲が欠けており、頑張らなくても給与がもらえればいいと割り切って必要上の仕事はしません。

人手不足の深刻化で ぶら下がり社員フリーライダーローパフォーマー と呼ばれる問題社員への注目が集まっています。それぞれの違いを知ることで問題の輪郭が見えてきます。

フリーライダー(ただ乗り社員)との違い

フリーライダーとは、 仕事を怠けていながら他の社員の成果に「ただ乗り」して、パフォーマンス以上の給料を会社からもらっている 人を言います。近年の傾向として、自発的な社員や利他心のある社員、頑張る社員に労働的負担や精神的ダメージを与えることが問題となっています。

ぶら下がり社員との違いは、仕事を怠けているか、いないかです。ぶら下がり社員の勤務態度は真面目であり、フリーライダーは怠惰です。

ローパフォーマーとの違い

ローパフォーマーとは、 仕事のパフォーマンスが著しく低い 人を言います。書類選考や面接では確認したものの、実際に業務を任せたら期待した通りの成果を出さず、企業にとって貢献度の低い社員です。ローパフォーマンスの原因は能力や適性、上司やクライアントとの相性などが考えられます。ぶら下がり社員との違いは、仕事の生産能力が高いか、低いかです。

ぶら下がり社員は仕事における生産能力が高く、上司が期待する成果を出しますが、ローパフォーマーは生産能力が低く、ボーダーラインぎりぎりといった成果しか出せません。

ぶら下がり社員の特徴

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