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eラーニング

2020年4月14日(火)更新

eラーニングとはパソコンやモバイル端末などの電子機器やとネットワークを利用することによって、場所や時間、学習内容を問わず自分のペースでスキルアップを行うことができる学習システムです。eラーニングが企業と従業員それぞれに対して与えるメリットとデメリット、正しい活用方法について分かりやすく解説致します。

eラーニングとは

eラーニング(e-learning)とはelectronic learningの略称であり、パソコンやスマートフォン タブレットなどのデバイスやインターネットを利用して行う学習形態を指します。

現在ではオンライン上での学習のイメージが強いeラーニングですが、もともとはCD-ROM、DVD-ROMなどの記録メディアに保存されたコンテンツを組み合わせて行う『オフライン学習』が一般的でした。しかし一度配布したらカリキュラムの修正ができないこと、学習者の管理が困難であるという声も。

そこで生まれたのが、現在のサーバーやクラウド上に保管されたコンテンツを使用して行う『オンライン学習』です。

eラーニングの最大の特徴は、『いつでも』『どこでも』『手軽に』行うことのできることにあります。

大学生や受験生などに向けた総合学習向けサービスとして活用されてきたeラーニングですが、ブロードバンドネットワークの拡大と速度向上、コンテンツの多様化などの背景に伴って、ビジネスシーンへ活用の場が広がっていきました。

ビジネスシーンにおけるeラーニング

では具体的に、eラーニングは企業のどのような場面で活用されているのでしょうか。

企業研修

eラーニングのイメージとして一番にあがるのが、この企業研修としての活用方法でしょう。

学習コンテンツの切り替えや追加によって学習内容を変化させることが容易であるため、新入社員のみならず既存社員の社員教育にも活用されています。

また、時間と場所を選ばない学習自由度の高さは、学習意欲を持つ全従業員に対して平等に学習機会を与えることのできる理想的な学習環境の構築へと繋がります。

内定者フォロー

内定者に対して会社への理解を高め、入社に際しての不安を払拭するためのフォローアップや、ビジネス全般や業界内の基礎知識、PCスキルの取得などの学習内容を提供することに特化したeラーニングサービスも数多く存在します。

適切なサポートにより企業理解が深まった内定者は、入社後に企業とのエンゲージメントを高めてくれることでしょう。

企業運営に関するトータルサポート

今やeラーニングに求められているのは人材の育成だけではありません。eラーニングを独立した学習方法として扱うのではなく、人事計画やタレントマネジメントシステムと連動させることで、人材配置や本人も気付いていないような才能の開花に役立てることもできるのです。

eラーニングシステムを機能の一部として取り込むことによって、人材育成計画や人事配置、企業目標の達成など、性質の異なる複数の要素をシームレスに連携させることができます。

eラーニングの学習管理方法

自習型システムである従来のeラーニングには、受講者がモチベーションを維持しにくく、分からないことや困ったことがあってもすぐに尋ねることができないという問題点がありました。

また、教育担当者も受講者一人ひとりの進捗率や理解度を正しく把握できず、適切なアドバイスやフィードバックを実施できないことに対して大きな課題感を感じていました。

そこで登場したのが「LMS(学習管理システム」です。

LMS(学習管理システム)とは?

LMS(学習管理システム)とは、利用者情報や学習教材、学習進捗、成績など、eラーニングを運用する上で必要な情報を統合管理するプラットフォームのことです。

eラーニングの運用に必要な情報を統合的に管理できる環境が整ったことで、教育担当者は受講者たちのデータをリアルタイムで取得し、戦略的に活用することが可能に。

また、学習履歴やテスト結果を自ら確認したり、最適なタイミングでサポートやフィードバックを受けられるようになったことで、受講者の学習意欲を刺激し、自発的な学習を促せるようになりました。

LMSでできること

  • 受講者の進捗率の把握と成果・成績の一元管理
  • 学習教材の登録・管理
  • 受講者に対する教材の割り当て
  • 受講者への連絡(自動メール・SNSなど)
  • 受講者同士のコミュニケーション促進

詳しくはこちらの記事で解説しています。
【関連】eラーニングに欠かせないLMS(学習管理システム)とは?メリットや活用シーンも / BizHint

e-ラーニング活用のメリット

eラーニング導入によって企業内の学習環境は大きく変化します。

それぞれの視点でのメリットをご紹介します。

学習者(従業員)視点

従業員自ら学びたくなる学習環境を構築し、維持していくためにも、学習者側がeラーニングによって得ることのできるメリットを提供者側が理解しておく必要があります。

eラーニングが学習者に与えるメリットとして次のものがあげられます。

  • 『いつでも』『どこでも』学べる
  • 自分のペースで学習を進めることができる
  • 自身が納得できるまで何度でも繰り返して学ぶことができる
  • 学習履歴やテストの結果をすぐに確認できる

提供者(企業)視点

eラーニングには導入や運用に際して必要となるコストや手間に見合うだけの魅力的な効果を期待することができます。

導入した企業に対してeラーニングが与えるメリットとして次のものがあげられます。

  • 学習者の進捗確認や学習効果の把握を簡単に行える
  • 全従業員に対して常に最新の知識や技術を提供することが可能
  • コンテンツのバリエーションが豊富
  • 育成担当者の業務効率化
  • 教材費や会場レンタル料、交通費などのコスト削減

e-ラーニング活用のデメリット

いくらeラーニングが優れたシステムであったとしても、無数にある学習要素の全てを補えるわけではないため、デメリットといえる部分も存在します。

こおでも、それぞれの視点においてのデメリットをご紹介していきます。

学習者(従業員)視点

学習者に対するeラーニングのデメリットとして次のものがあげられます。

  • PCなどのデバイスとネットワーク環境の準備が必要
  • モチベーションの維持が難しい
  • 集団研修に比べ、人的ネットワーク構築の機会が減少しがち

提供者(企業)視点

提供者に対するeラーニングのデメリットとして次のものがあげられます。

  • 学習に対する強制力が弱い
  • 技術スキルなど実技に関する学習には不向き
  • eラーニングの環境構築をはじめとした、IT知識が必要

eラーニングの導入方法

eラーニングの導入にあたって準備が必要なものが先述した「LMS」のほかに、「コンテンツ」と「eラーニングの教育担当者」です。

LMS

先述したとおり、LMSを活用することで、受講者の進捗管理や学習教材の管理が可能です。

LMSの主な使用目的は学習履歴や学習成績から学習に対する効果を確認し、より効果的な学習コンテンツとプログラムを構築していくことですが、企業の人材育成計画を多角的にサポートするための様々な機能が組み込まれたLMSも存在します。

  • 指導者と受講者が互いの表情を確認しながら会話することのできるビデオ通話機能
  • 受講者画面を指導者画面に表示することで必要に応じて適切なアドバイスを与えることのできる画面共有機能
  • 学習者同士のコミュニケーションから相互刺激や学習意欲の向上を期待するSNS機能 など

用途に合わせて選びましょう。

【関連】eラーニングに欠かせないLMS(学習管理システム)とは?メリットや活用シーンも / BizHint

コンテンツ/学習教材

コンテンツ・学習教材を用意する方法は大きく分けて以下の3つです。

  1. eラーニング・LMSの提供会社が用意しているコンテンツをそのまま活用する
  2. eラーニング・LMSの提供会社へオリジナル婚店るの制作を依頼
  3. 自社内で内製する

eラーニングやLMSの提供会社によっ揃えているコンテンツ内容が異なるため、自社に必要な教材はどういったものなのかを整理しておくとよいでしょう。

eラーニングの教育担当者

そして、もうひとつ重要なのが人事や育成における「eラーニングの教育担当者」です。

eラーニングでは、先述した通り、モチベーションの維持が難しかったり、人的ネットワークの構築が困難というデメリットがあります。教育担当者はそれらをケアすることが大きな目的です。

定期的な声かけやリマインド、eラーニングについての悩みなどを定期的にヒアリングするようにしましょう。

eラーニングの効果を最大限に高めるためには

eラーニングは、実技などのテクニカルな学習内容については学習効果という点で直接指導に劣り、集団効果によるモチベーションの向上や人的ネットワークの構築とった点では集団研修に劣るなどの課題があります。

eラーニングを用いた学習の効果はより大きなものにするためには、他の研修との組み合わせが有効です。

ここの一例を記載します。

  • 実技に関する学習内容については職場内研修である「OJT(On-the-Job Training)」で行う
  • 集合研修の復習を行うために活用するといった「ブレンドラーニング(blended learning=ブレンド型学習)」の手法も取り入れる
  • 学習プログラムの一部は必須、それ以外は自由選択といった強制力と自発性のバランスを取るための工夫をする

導入側の努力や工夫があってこそ、従業員たちはeラーニングによる学習を通じて優秀な人材へと成長していくことができるのです。

OJTや集合研修など、他の教育方法などについては、以下の記事をご覧ください
【関連】社員教育で組織を強化!重要性や種類、計画立案のポイントまで徹底解説 / BizHint

マイクロラーニングの導入も◎

マイクロラーニングとは、従来のeラーニングと比較し5分程度の短時間で受講できる「マイクロコンテンツ」により学習を行う、新しい学習スタイルのことを指します。

コンテンツ自体が軽量であるため、SNSなどアクセスしやすいツールを通して学ぶことも可能。時間や場所を問わず、スキマ時間を活用した学びを提供できます。クイズなどゲーミフィケーション要素を取り入れたコンテンツも多く、時流にのった新しい学習スタイルと言えます。

コンテンツの制作に対するハードルも低く、また必ずしもシステムを使った運用が必要ないため、より手軽に学びを提供できます。

【関連】マイクロラーニングとは?eラーニングとの違いや導入ポイントも / BizHint

まとめ

  • eラーニングは時間と場所を問わずに自分のペースで学ぶことのできる学習方法であり、複雑な勤務形態によって一斉学習の場を設けることが難しい企業の救世主である
  • LMSのクラウド化により、システム管理を得意としない企業でもeラーニングを容易に導入できるようになった
  • eラーニングをOJTや集団研修などの人材育成手法と組み合わせることで、更なる学習効果の向上を期待することができる

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