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エフィカシー

2018年11月21日(水)更新

エフィカシーとは、自分の能力や効力を評価する「自己効力感」のこと。詳細と高め方について、本記事で解説していきます。

エフィカシーとは

エフィカシーとは心理学でよく用いられる言葉であり、効力や有効性という意味があります。

人に関してこの語を用いる際、しばしば「セルフ・エフィカシー」と呼ばれます。これは自分の能力や効力を評価する「自己効力感」のことです。

自分自身の持っている能力をどれほど高く評価しているかを、このエフィカシーで表すことが出来ます。 似たような言葉には自尊心というものがあります。

しかし、自尊心とは自分自身の価値を認識する自己肯定感のことであり、行動やその後の結果に直接影響するものではありません。

エフィカシーは自分自身の価値だけではなく自分の持つ目標に向かって突き進み、より多くの結果を引き出すための能力が自分にはある、と信じることです。

そのため「根拠のない自分自身に対する自信」ともいえます。他人による評価は全く関係ありません。もちろん自分自身の事を冷静に見つめる客観性も必要です。

この点、エフィカシーの意味を勘違いする人が増えていますが、エフィカシーを高めることは傲慢になり虚栄心を持つこととは全く違います。

家庭内、恋愛、仕事、学業など日常生活の様々な場面でエフィカシーは大切な働きをしています。

「自分にはできない」「どうせ自分なんて」と評価してしまえば自分のできる行動範囲に自ら規制をかけ限界を定めてしまいますが、「わたしならもっとできる」「私には十分な能力がある」と自分自身を評価すれば自分の可能性を広げ、より多くの結果を出すことが出来るに違いありません。

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