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マインドフルネス

2018年11月16日(金)更新

マインドフルネスとは「気づき」とも訳され、自分の身体や精神の状態のありのままを観察すること、またはそれを実現するために行われる瞑想などの行為を指す言葉です。 近年、ストレスの低減などの考課について実証的な研究結果が数多く報告され、注目を集めています。 一例としてGoogleではマインドフルネスを実践する独自の研修プログラムとして「サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」が開発され、その後にSAP、フォード、LinkedInなど数多くの企業で自己認識力・自己管理能力を高める研修として取り入れられています。

マインドフルネスとは 

マインドフルネスは、今この瞬間の自分に集中し、自分の心と体の状態に気持ちを向けることによって、感情や思考、雑念に影響を受けずに、現実をありのままに受け入れようとする心の持ち様です。

マインドフルネスは、意識を常に身体感覚に集中させることで、ストレスや身体の痛みを緩和させる効果があり、うつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)、パニック障害などの治療にも用いられて効果をあげてきました。

また、ストレス社会を生きる現代人たちのストレスケアやセルフケアとして、マインドフルネスは「心のエクササイズ」とも呼ばれ、注目を集めるようになりました。

マインドフルネスの起源

マインドフルネスは、マサチューセッツ大学メディカルスクールのジョン・カバット・ジン(Jon Kabat-Zinn)教授が仏教の指導者に学び、仏教の瞑想法をベースに西洋科学を統合させて1979年に生み出しました。

彼は、マサチューセッツ大学にストレス低減センター(マインドフルネスセンター)を作り、マインドフルネスによるストレス低減法を実践しています。

私たちも、呼吸や聴覚、視覚、触覚、味覚など身体の五感を使って感じとる練習をすることで、マインドフルネスな心を持ち、ストレスケアをすることができます。

マインドフルネスの効用と仕組み 

マインドフルネスの練習法のひとつに、呼吸瞑想法があります。正しく呼吸をすることによって、自分の体に起こる作用に神経を集中して感じていくトレーニングです。

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