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2018年12月20日(木)更新

リーダー

リーダーとは、組織やチームが一丸となって目の前に立ち塞がる壁を乗り越え、目標を達成することができるよう、進むべき道筋やビジョン、戦略を示す人物のことです。組織やチームのリーダーは、数多く存在するリーダーシップの中から現状に最も適しているものを見極めて実行しなければなりません。当記事では、全てのリーダーが最高のリーダーシップを発揮することができるよう、リーダーに関する情報やノウハウを項目ごとに整理して分かりやすく解説しています。

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リーダーの意味とは

リーダー(leader)とは、組織やチームが一丸となって目の前に立ち塞がる壁を乗り越え、目標を達成することができるよう、進むべき道筋やビジョン、戦略を示す人物のことです。

リーダーは組織やチームが置かれている現状や課せられているミッションの難易度、従業員やチームメンバーの人材特性などを加味した上で、数多く存在するリーダーシップの中から最も適したものを見極め、実行しなければなりません。

リーダーシップとは

リーダーシップ(leadership)とは、目標達成を実現させるために数値などを用いて明確な形でビジョンや目標を示し、フォロワーのパフォーマンスを最大化させる能力です。

英語の「leader」には「先導者」や「指導者」などの意味が含まれていますが、実際のリーダーシップにはこれ以外にも支援型や委任型など数多くの種類や型が存在しています。

以下の記事では、定義や種類、高める方法など、リーダーシップに関する情報やノウハウを分かりやすくまとめて解説しています。
【関連】リーダーシップとは?意味や定義、種類、必要なスキルなど徹底解説/BizHint

リーダーに求められる4つの役割

リーダーは組織やチームに無くてはならない大切な存在です。しかし、リーダーとなる人物が自身に与えられた役割を正しく理解していなければ、仲間たちとともに多くの成果を生み出すことはできません。

  • 方向性を明確に示し、目標を設定する
  • 組織環境を整える
  • エンパワーメントを推し進める
  • 自らが模範となる

リーダーには上記4つの役割が求められています。

これらの役割を知ることは、リーダーという存在の本質を理解し、組織内に本物のリーダーシップを持つ人材を数多く生み出すことに繋がります。また、長期間にわたる戦略であっても高い集中力と生産力を維持できるほか、達成が困難な目標の場合にも突き進める組織やチームを構築することができるでしょう。

方向性を明確に示し、目標を設定する

自分だけで何かに取り組むのであれば、その目的や方法を周囲の人に細かく説明する必要はありません。しかし、組織やチームなどの集団で活動する場合にそのような行動を取ってしまうと、全体の方向性や足並みを揃えることが困難になってしまいます。

そのような状態を回避し、全てのフォロワーが一丸となって正しい方向に向かうことができるよう、リーダーは自身の中で描いたビジョンを共有する必要があります。

また、具体的な数値目標や戦略、期限などを示すことで、フォロワー全員が目の前に立ち塞がっている障害を課題と認識し、一丸となって取り組むことで必ず目標達成できるという成功イメージを抱けるように支援する必要があります。

組織環境を整える

ビジョンを共有し、進むべき方向性を理解したフォロワーが、頭の中に描いたイメージ通りに歩を進めることができるよう組織環境を整えるのも、リーダーの大切な役割です。組織環境の整備を怠ってしまうと、リーダーの掲げるビジョンや戦略だけではなく、リーダー自身の信頼も失うことになりかねません。

そのため、リーダーはビジョンを描く際に組織の現状を正しく把握し、冷静に分析した上で、維持するべき部分と変えるべき部分を予め見極めておく必要があります。

人員配置や役割分担の最適化、情報共有システムやコミュニケーションツールの導入、意思決定プロセスの見直しなど、リーダーが取り組むべき項目は多岐にわたります。しかし、これらはいずれもチーム全体の雰囲気を良好に保ち、モチベーションを高い状態で維持するなどチームを活性化させるために欠かせないものです。

フォロワーたちの声に積極的に耳を傾け、リーダーの立場からは見えにくい課題を丁寧に洗い出すことで、誰もが働きやすいと感じる最高の組織環境を構築することができるでしょう。

エンパワーメントを推し進める

エンパワーメントとは、上司やリーダーが持つ権限の全てまたは一部を部下やメンバーなどへ委譲することで個々の潜在能力を最大限に引き出し、目標達成に向けた推進力として活用する手法です。

リーダー自らがエンパワーメントを推し進めることによって、ビジネス環境の変化に対して柔軟かつスピーディーに対応できる自律的な集団の構築が可能です。そのほか、組織やチームに対するエンゲージメントの向上やリーダーとフォロワーの信頼関係の強化など様々なメリットを享受することができます。

権限委譲といっても、上から下へと一方的に押し付けるのでは何の効果も生み出すことはできません。部下やメンバー一人ひとりの意見や提案を正面から受け入れ、両者の同意のもとに委譲する権限の範囲や委譲タイミングを設定してこそ、エンパワーメントと呼べるのです。

エンパワーメントは、権限委譲を通じて視野の拡大や決断力の向上を図ることができるため、リーダーシップやオーナーシップ、フォロワーシップを育むのにも効果的です。組織環境の整備によって強化されたチームワークに、エンパワーメントによる個人の能力開花や成長が加わることによって、それまでのチームでは達成が困難だった目標にも手が届くようになるでしょう。

【関連】エンパワーメントの意味とは?人や組織の能力を引き出すポイントを解説/BizHint

自らが模範となる

組織やチームが継続的かつ安定的に成果を上げ続けるためにはリーダーとフォロワーの信頼関係が必要不可欠です。しかし、だからといって「自分のことを信用して欲しい」と言葉で訴えるだけではその熱意や真意は正しく伝わりません。

リーダーは自身が掲げたビジョンや戦略が実現可能であるということを自らの行動によって明確にする必要があります。その場合には「リーダーだからこそできる」のではなく「誰もが同じようにできる」と思えるよう、その役割を担うフォロワーと同じ権限、環境を用いて成果を生み出さなければいけません。

このようにリーダー自らが模範となることで、より深いレベルで価値観を共有し、判断基準や優先順位を明確に示すことができます。また、組織環境の整備や権限移譲に不備がないかどうかフォロワー目線でチェックすることができます。

模範とは単なるロールモデルではなく、正解と実現可能性を同時に示すことがポイントです。それにより、信頼関係の構築や強化に必要な「自分たちのことを十分に理解した上で正しい方向へと導いてくれている」という想いを抱かせることができるでしょう。

リーダーが最高のリーダーシップを発揮するための4つの資質

リーダーシップによって従業員やチームメンバーの持つ力を最大化させることができるリーダーは、いずれも共通する資質を持っているといいます。

以下の4つの資質が組織全体やチーム全体に与える影響を正しく理解することによって、より効果的なリーダー研修やフォローアップを行うことが可能となるでしょう。

状況に適したリーダーシップを選択し、実行できる

リーダーシップはヒトの魅力を引き出し、ヒトの価値を高めるために有効なスキルです。しかし、この部分だけに固執してしまうと、リーダーに与えられた役割やリーダーシップの本質を見失ってしまいます。

リーダーシップを活用する最大の目的は、目標の達成とビジョンの実現です。だからこそ、リーダーとなる人物はあらゆるリーダーシップに存在意義があることを正しく理解し、それぞれの特徴や適切な使用タイミング、関連する人材要素やスキルについて把握しておく必要があります。

例えば、全ての判断をリーダーが一人で行い、自分の手足のように従業員やチームメンバーを扱う独裁的なスタイルは、時代遅れの誤ったリーダーシップのように思えますが、このような成果重視型のリーダーシップでなければ脱することができない緊迫した状況というのも、実際のビジネスシーンでは数多く存在します。

常日頃からリーダーシップに対する理解を深め、必要に応じて臆することなく適切なリーダーシップへと切り替えられるように準備しておくことが大切です。それによって小さなビジネスチャンスを活かし、大きなピンチを乗り切ることができるリーダーへと成長することができるでしょう。

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ビジョンを正しく共有することができる

共有とは、一方的に意見を伝えることではなく、自分と同じ価値観で事象に向き合ってもらうことです。ビジョンを正しく共有するためには、まず自身の中で伝えたい内容をしっかりと整理し、共有したい相手の性格や価値観を理解した上で伝え方を選択する必要があります。

そのほか、自分の声に素直に耳を傾けてもらうためには、個々の従業員やチームメンバーとの関係性や職場内の雰囲気も重要です。そして、思い描く課題や戦略を文章や映像に置き換えて伝える能力だけでなく、人材特性を見抜く能力や相手の気持ちに寄り添う能力、心理的安全性を構築する能力なども磨き上げることが大切です。こうした努力によって、ビジョンを正しく共有することが可能となるでしょう。

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人の持つ価値と可能性を正しく理解している

組織やチームは1つの目標を達成したら活動を終了するわけではなく、更なる発展や成長を目指して次なる目標へと挑み続けます。そのため、リーダーは組織やチームの存続が危ぶまれるような緊急時でない限り、長期的視野をもって戦略的に人材育成や人材開発に取り組む必要があります。

この時、リーダーは自身と異なる価値観を持つ人物を頭ごなしに否定したり、相手に対して自分のスタイルを押し付けてはいけません。なぜなら、多様性を受け入れずに同質化された組織やチームでは、生産性を高めることはできても、新たなイノベーションを次々に生み出すことは難しいからです。

人の持つ価値と可能性を正しく理解しているリーダーは、あらゆる個性を魅力と捉え、組織やチームの強みに変えることができるように努めます。

従業員やチームメンバーのワーク・ライフ・バランスに対して強い関心を示し、組織目標やチーム目標の達成を通じて自己実現ができるように支援することによって、ポテンシャルを最大限に引き出し、最高のパフォーマンスを発揮してもらうことができるでしょう。

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フォロワーを仲間として認識している

目標達成やビジョンの実現に向け、従業員やチームメンバーがリーダーに対して自発的に意見を述べるフォロワーシップは組織やチームの利益を最適化するために欠かせないものです。そのため、全従業員を対象としてフォロワーシップ研修を実施する企業が年々増加しています。

しかし、どれだけ多くの時間とお金をかけて従業員たちのフォロワーシップを育んだとしても、リーダーがその行為を肯定的に捉え、前向きな姿勢で迎え入れることができなければ意味のないものになってしまいます。

従業員やチームメンバーはリーダーの地位を脅かす存在でもなければ、自身の描いたビジョンを実現させるための道具でもありません。

フォロワーは目標達成やビジョンの実現を共に目指す仲間であるという正しい認識をもって戦略や現状への意見を求めることで、リーダーシップとの相乗効果を生み出すことができるでしょう。

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まとめ

  • リーダー(leader)とは、組織やチームが一丸となって目の前に立ち塞がる壁を乗り越え、目標を達成することができるよう、進むべき道筋やビジョン、戦略を示す人物のことです。
  • リーダーは数多く存在するリーダーシップの中から組織やチームの現状に最も適しているものを見極めて実行する必要があります。
  • リーダーは「方向性の明確化」、「組織環境の整備」、「エンパワーメントの推進」、「模範的行動」という4つの役割を担っています。
  • 最高のリーダーシップを発揮するために必要な4つの資質を学ぶことで、より効果的なリーダー研修やフォローアップを行うことが可能です。

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