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2018年8月13日(月)更新

モンスター社員

人事担当者の中には、社内にモンスター社員を抱えており、その対処法に悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。モンスター社員の問題は、現状抱えていない会社にも他人事ではありません。まずはモンスター社員について正しく理解し対処法を学んだうえで実践していきましょう。

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モンスター社員とは何か

モンスター社員とは、行っている業務の内容や主張が常軌を逸している社員のことです。常識的に考えてありえない要求や主張を繰り返すことで、業務を停滞させる恐れがあります。

モンスター社員に共通する行動として「自己主張が激しく、自己中心的な考え方を振りかざす」ことが挙げられます。自分中心に物事を考えて独断専行で物事を進めていき、周囲への影響や迷惑を顧みないという点が、どのようなモンスター社員にも共通の傾向として見られます。

モンスター社員の分類

モンスター社員は、特徴別に以下のように分類できます。

ひねくれ型

人の誠意や善意を信じられず、相手から常に攻撃されていると感じている社員です。自分が部署内・社内の業務に最も貢献していると信じて疑わず、自分の想像している評価よりも周囲の評価が低かった場合には、周囲に対して攻撃的になることもあります。

不安定型

人によって態度を大きく変えます。対人関係が不安定であることから部署内・社内の空気を険悪なものにしてしまうことがあります。攻撃性は低いものの、自分を必要以上に守ろうとする傾向にあることから業務上で様々な問題を引き起こす可能性があります。

自己アピール型

人よりも自分が優秀であり、人が自分に対して関心を持っていないと気が済まないタイプです。自分に関心を向けるために仕事上で過剰な自己アピールを行い、時に業務妨害に近い状況が生まれることもあります。

パワハラ型

「パワハラ」とは、英語のパワー・ハラスメントの略で、権力の乱用によって嫌がらせをすることです。特に、上司が仕事上の立場による権威を乱用して部下に望まないことをさせようとする嫌がらせを指します。

パワハラ型のモンスター社員の特徴としては、相手の考え方や仕事の進め方などを考慮せずに自分の主張を押し通す傾向があります。感情的になって相手をあえて傷つけるような発言をしたり、攻撃的な態度や行動になったりすることもあるので注意が必要です。

モンスター社員の特徴・事例

モンスター社員の特徴や事例をいくつか挙げてみます。

強引に自分の主張を押し通す

たとえば、天気が悪くタクシーで会社まで出社してきたという社員が、管理部に押しかけてそのぶんのタクシー代を要求するなど、一般的な常識から外れた考え・行動であっても、自分の主張を強引に押し通していく傾向があります。

相手を過剰に攻撃する

自分の考えや主張を理解してもらえない、自分が軽く扱われたのではないかと感じた時など、その相手や周りの人に対して攻撃的な態度や言動をすることがあります。

その結果、特定の上司や社員を一方的に恨み人事部や上層部にクレームを入れたり、人によって態度を変え、気に入らない人に対してのみ攻撃的になるため職場全体の雰囲気が悪くなってしまう、などということが考えられます。

自分がすべて正しいと思い込んでいる

自分の業務遂行法がすべて正しいと考えて、少しでも意向に沿わない社員がいると人格攻撃などを行う上司などはモンスター社員と言えるでしょう。パワハラには言葉による嫌がらせや強要も含まれ、受けないと今後の仕事に支障が出る、などの脅し文句が含まれることもあります。職を失う可能性を引き合いに出され、部下としては断ることが難しく、やむなく従ってしまうことがあります。

モンスター社員への対応方法

このようなモンスター社員に対して、会社側は以下のような対応を行うことが求められます。

採用時に見抜く

モンスター社員を面接時に見抜くポイントとして、1年間に何度も転職を繰り返している、面接時に必要な書類などを速やかに提出してこないなどの点に注意しておきましょう。適性検査の結果を参考にすることも大切です。

評価基準や規約の見直し・改定

能力や業績ばかりを基準に考えた場合、協調性を身につけないまま昇進していく危険性があります。評価基準や規約の見直しを定期的に行い、真面目に働いている社員が不利益を被らないような正当な評価基準を維持し続けることが必要になります。

活躍できるフィールドの模索

モンスター社員であっても、仕事上の能力は優秀であるという方はいます。現在の部署が合わずにモンスター化してしまうようなこともありますので、モンスター社員が活躍できる部署やフィールドを探し、適切に配置することも考慮しましょう。

まとめ

モンスター社員については、以下のようなポイントを押さえましょう。

  • モンスター社員には自己主張が激しく、自己中心的な考えを持っているという共通の特徴がある
  • モンスター社員は、不安定型、ひねくれ型など、その行動や特徴からいくつかの種類に分類できる
  • モンスター社員に対しては、採用時に見抜いて採用しない、配置換えを行って活躍できるフィールドを与えるなどの対策が必要である

モンスター社員は他の社員の意欲を削いでしまうこともある存在ですが、モンスター社員自身が何らかの不満を職場や部署などに抱えモンスター化していくケースもあります。人事担当者はモンスター社員をまず理解し、対応できる部分は適切に対応を行い、モンスター社員のモンスター化を食い止める方法を模索する必要があるでしょう。

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