はじめての方はご登録ください(無料)会員登録
search

2017年10月13日(金)更新

タレントマネジメントシステム

タレントマネジメントシステムとは、社員が持つスキルや知識、経験値などを一元管理し、それを可視化する事により、適材適所な人材配置や適切な人材育成などに活かすシステムの事です。今回は、このタレントマネジメントシステムについてご紹介します。

タレントマネジメントシステム に関するニュースやイベントの情報を受取る

メインビジュアル

1.タレントマネジメントシステムとは何か?

それでは、まずタレントマネジメントシステムとは何かについてご紹介します。

タレントマネジメントとは

そもそもタレントマネジメントとは、自社のタレント(会社に貢献できる人材、優秀な人材)が持つスキルや能力を把握し、適材適所な人材配置や、適切な人材育成を用いて、その発揮能力を最大化させる取り組みの事を言います。

【関連】BizHint HR「タレントマネジメントの意味とは?定義や目的、事例をまとめてご紹介」

タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントシステムとは、一般的な個人情報に加え、社員がもつスキルや経験値をデータ化し一元管理するシステムを指します。これにより、社員の能力を可視化する事ができ、戦略的な人材配置・開発が可能となります。

2.タレントマネジメントシステムが必要とされる背景

次に、タレントマネジメントシステムが必要とされる背景について見てみましょう。

タレントマネジメントの普及

まず、タレントマネジメントという考え方の普及です。欧米では1990年代からタレントマネジメントという考えが生まれ、21世紀に入ってから本格的に普及しています。日本では2011年頃から注目を浴び、現在15~20%の導入率を推移しているといわれています。

これらの影響もあり、現在の人事課題は、「優れた人材の獲得競争」から、「限りある人的資源をいかに育成していくか」にシフトしています。激化する市場競争に対応するためにも、現場のニーズに適した人材の開発・配置は最重要課題です。そこで、先鋭的な人事管理システムの導入が解決のカギを握っているのです。

複雑化する経営環境

タレントマネジメントシステムの需要拡大の理由の一つは、社会の激しい変化によるものです。

まず、現在の経済環境は、変化が激しく予測も困難な時代に陥っています。このような環境の中、企業には斬新なアイデアと、スピーディーかつ柔軟な対応力が求められます。また、多くの産業が成熟し、それにより顧客ニーズが多様化、複雑化し続けています。加えて、グローバル競争の過熱も叫ばれている昨今、企業間の競争は更に激しさを増し、その競合も国境を超えて世界に広がっています。

そんな中、それに対応しうる企業力を身につけるには、社員個人のパフォーマンスを最大化する事が必要不可欠です。それにはまず、社員のスキルを一見管理し見える化できるシステムの導入が必要なのです。

働き方・雇用形態の多様化

次に、年功序列制度の崩壊です。これまでの日本では勤続年数や年齢などが人材配置の基準となる「年功序列制度」が主流となっていました。しかし、現在ではその考え方は崩れ、新たに「成果主義」へと移行しつつあります。また、派遣社員や契約社員など、雇用形態やその性別・属性など人材も多様化しています。このように、長く日本で保たれてきた企業の雇用環境は激変し、能力的な枯渇は企業の生死を大きく左右します。

このような雇用環境の変化により、個人に必要とされるスキル・知見も高度化・分化しています。個々が保有するスキルや経験値をリアルタイムで整理・把握し、最適な人材を即座に抜擢できる体制の整備が急がれています。

【関連】BizHint HR「成果主義の意味とは?日本企業におけるメリット・デメリットをご紹介 」

労働力人口の減少

少子高齢化などの社会要因により、企業内の労働力が不足することは決定的です。外部からの補充が容易でない環境では、一部の人材による事業の牽引ではなく、すべての従業員が各々の能力を無駄なく発揮できる体制が必要となります。企業内の総動員制を実現するためにも、確実な人事活用システムを配備しておく必要があります。

HR Techの発展

そもそも「HR Tech」とは、人的資源と指すHuman Resourceと、科学技術を指すTechnologyとを掛け合わせて作られた言葉で、人材領域において、AI(人工知能)やデータ解析などのIT技術を駆使し、人材の育成や評価、採用を遂行する事を言います。

HR Techは、2010年頃より米国で普及が始まり、日本においてはタレントマネジメントシステムを中心に急速に広がっています。近年では、導入において時間やコストのかからない「クラウド型」とよばれる人事システムが増えた事で、より身近なものになりつつあります。

【関連】BizHint HR「いま”HRテック”が注目される背景と、これからの人事に求められる役割」

3.タレントマネジメントシステムの現状

ここで、日本におけるタレントマネジメントシステムの現状を見てみましょう。ここで元となるデータは、2016年に実施されたHR総研による調査(対象:企業の人事責任者・担当者:有効回答106件)によるものです。

タレントマネジメントシステムの導入・検討状況

タレントマネジメントシステムの導入および検討についての調査では、全体で見ると「導入している」が13%、「導入を検討中」が13%にとどまりました。

しかし、社員数1001名以上の企業では「導入を検討中」が約3割となり、導入済みと合わせると半数違い企業がタレントマネジメントシステムの重要性を実感している事が分かります。また301〜1000名の中堅企業では、「導入している」が21%と、高い数値となりました。

  • 全体…導入している(13%)・導入を検討中(13%)・導入していない(72%)
  • 1001名以上…導入している(13%)・導入を検討中(29%)・導入していない(54%)
  • 301〜1000名…導入している(21%)・導入を検討中(5%)・導入していない(74%)
  • 300名以下…導入している(10%)・導入を検討中(8%)・導入していない(83%)

【出典】HR総研「導入は中堅企業で2割越え。必要な機能のトップは”社員プロファイル”/HR総研:人事系システムに関する調査【5】タレントマネジメントシステム」

タレントマネジメントシステムを導入・検討しない理由

上記の調査では、全体で見ると「導入していない」が72%となりました。この「導入していない」「導入を検討していない」理由について問う調査では、「予算」が最も多く36%。次いで「自社に適したシステムが分からない」「システムがなくても管理できる」が22%となりました。

ただし、「システムがなくても管理できる」と回答したのは1001名以上の規模の企業では5%にとどまり、301〜1000名の中堅企業が30%、300名以下の中小企業が27%となりました。当然の事ながら、社員数が増えるに従って、そのスキルの管理は困難になるという事が分かります。

  • 1位…予算(36%)
  • 2位…自社に適したシステムがわからない(22%)
  • 2位…システムがなくても管理できる(22%)

【出典】HR総研「導入は中堅企業で2割越え。必要な機能のトップは”社員プロファイル”/HR総研:人事系システムに関する調査【5】タレントマネジメントシステム」

4.タレントマネジメントシステム導入によるメリット

それでは、タレントマネジメントシステムを導入する事で得られるメリットについて見てみましょう。

能力活用による企業力の向上

タレントマネジメントシステム導入により、個人の能力評価が総合的なものとなります。一方向からのスポット的な見方ではなく、さまざまな面から判断が下されることで適所適材が実現できます。個人のパフォーマンスを最大に引き出す機会となり、隠れた人材発見の可能性が高まります。潜在力を企業資源として活用することで組織全体が底上げされ、企業業績のアップに貢献します。

計画的人材育成・開発

業務経験・保有スキルの把握により、的確な教育が可能となります。伸びしろの方向性が可視化され、個人に最適な能力開発の場が与えられます。開発効果の高い人材に対して集中的な教育を実施することで、高次元の能力を持つ管理職や、近年注目されている次世代リーダーなど幹部候補の計画的な早期育成が実施できます。

社員のモチベーション向上

スキルの現状を伝えながらアドバイスを行なうことで、各社員の目標設定がしやすくなります。評価基準が可視化され、正しい評価が与えられることで個人のモチベーション向上も期待できます。

人事部門の業務の効率化

タレントマネジメントシステムを導入する事により、これまで紙ベースやExcelで管理されていたスキルや知識の情報を、システム上で一元管理する事が可能となります。併せて、人材育成・目標管理・人事考課・人材採用などの機能を使えば、それらも同一システム上での管理が可能となり、それぞれのスケジュールやタスク管理、グループ間での複数人による管理などこれまでの煩雑な作業がシンプルでスムーズなものになります。

結果、人事担当者の煩雑な作業が減り、本来注力すべきである戦略的な人材マネジメント等、コアな人事業務に集中できるようになります。

5.タレントマネジメントシステムの主な機能

タレントマネジメントシステムには様々な機能があります。システムによって、その機能の有無はありますが、その中でも主なものをご紹介します。

人材のスキル情報管理

まずは、人材のスキルの情報管理です。社員のこれまでの経験や取得した資格、知識やスキルをはじめ、価値観や考え方の特徴、コミュニケーション能力、適正なども入力します。システムによっては、複数の管理者がログインする事ができ、人事部門で一括入力するのではなく、各部署や各支社で作業する事も可能です。

これらの登録されたデータが基本となり、様々な派生機能を活用できます。データ分析機能では、登録したスキルの情報を集計し、それを表やグラフにするなど、可視化する事もできます。これらのデータはレポートとして抽出する事もでき、会議などの資料としても利用できます。

次世代リーダーの管理機能

近年注目されているのが、次世代リーダーや後継者の管理機能です。企業の幹部や経営陣の後継者となり得る人材をデータベースから抽出したり、その人材育成の計画を立てる事もできます。

【関連】BizHint HR「次世代リーダーとは?どんな課題や育成研修があるのかご紹介」

人事考課機能

社員の目標やその実績(パフォーマンス)を管理し、人事考課に反映する機能もあります。企業独自の評価指標を設定し、それに沿って適正に評価します。それにより、これまで評価者の主観に左右されがちだった評価も客観性・公平性が保たれるようになります。

また、優秀な社員に見られる行動特性(コンピテンシー)を抽出する機能もあり、これを軸として人事考課を行うシステムもあります。

【関連】BizHint HR「人事考課の意味とは?評価との違いと、ポイントをわかりやすく解説」
【関連】BizHint HR「コンピテンシーの意味、ご存知ですか?組織を劇的に変える考え方」

人材育成計画の管理

最後に、人材育成計画の管理です。この機能では、社員の研修などの履歴管理はもちろん、スキルに合わせた学習計画の策定や、進捗管理なども可能です。社員自身で個人的に受講した研修や取得した資格などを登録できるシステムもあり、新たなプロジェクトの立ち上げや、人事異動などの際に、特定の分野を学んだ人材などをピックアップする事が容易となります。

【関連】BizHint HR「人材育成とは?目的と実施方法について」

タレントマネジメントシステムに必要な機能

先ほどご紹介したHR総研の調査では、「タレントマネジメントシステムに必要だと考える機能」についての問いもありました。その結果、社員の基本的な情報を管理する「社員プロファイル」が71%、人事考課(パフォーマンス管理)が61%、目標管理・キャリア開発が同率の50%となりました。

  • 1位…社員プロファイル(71%)
  • 2位…人事考課(パフォーマンス管理)(61%)
  • 3位…目標管理(50%)
  • 3位…キャリア開発(50%)

【出典】HR総研「導入は中堅企業で2割越え。必要な機能のトップは”社員プロファイル”/HR総研:人事系システムに関する調査【5】タレントマネジメントシステム」

6.タレントマネジメントシステムの提供形態

タレントマネジメントシステムの、主な提供形態をご紹介します。

クラウド型

現在主流となっているクラウド型です。初期投資が低く、短期間で手軽に導入できます。具体的には、インターネット上でシステム提供企業のサーバ経由でシステムを利用します。そのため、自社サーバを構える必要がなく初期投資が低く抑えられますが、セキュリティ面に不安が残るというデメリットもあります。また、カスタマイズが容易ではないという側面もあります。

オンプレミス型

こちらは、クラウド型と違い、自社サーバを経由してシステムを利用します。サーバを用意する必要があるため、ある程度の初期投資が必要であり、システム構築も含めて時間はかかりますが、通信速度の速さやセキュリティの安全面などでメリットもあります。カスタマイズも比較的容易です。

7.タレントマネジメントシステムの導入ステップと選定基準

それでは、タレントマネジメントシステムを導入する際のステップを具体的に見てみましょう。

タレントマネジメントシステムの導入ステップ

実際にシステム導入を行う際には、以下の5つのステップに沿って検討しましょう。

  1. 導入する目的を明確にする
  2. 予算・運用方法を明確にする
  3. 自社の目的に合ったシステムをピックアップする
  4. システム提供企業に見積もり・デモを依頼する
  5. 様々な視点から検討し、システムを決定する

まずは、軸となる目的や目標を、中期的・長期的な視野で明確にします。その軸を元に予算と運営体制を決定したら、自社の人事制度にマッチし、目的を達成し得る機能を持つシステムをピックアップ。そのシステムを提供する企業に、見積もりやデモの依頼をします。

実際に各企業のプレゼンを受けて決定する事になると思いますが、その際には、予算・機能などの他に、誰が使っても使いやすいサービスであるか、導入後のサポート体制、必要であればコンサルティング体制など、様々な視点から検討し決定しましょう。

タレントマネジメントシステムを選定する際の基準

先ほどご紹介したHR総研の調査では、「タレントマネジメントシステムを選定する際の基準」についての問いもありました。その結果、トップは「初期費用」の70%、「保守費用/利用料」が63%と、やはり費用面が選定基準となっている事が分かります。以降、「使いやすさ(62%)」「設定の柔軟性(54%)」「機能の充実度(46%)」が続くという結果となりました。

  • 1位…初期費用(70%)
  • 2位…保守費用/利用料(63%)
  • 3位…使いやすさ(62%)
  • 4位…設定の柔軟性(54%)
  • 5位…機能の充実度(46%)

【出典】HR総研「導入は中堅企業で2割越え。必要な機能のトップは”社員プロファイル”/HR総研:人事系システムに関する調査【5】タレントマネジメントシステム」

8.タレントマネジメントシステム導入のポイント

それでは、タレントマネジメントシステム導入のポイントについてご紹介します。

人材は会社の最も重要な経営資源であると認識する

人材は「人的資源」とも呼ばれ、経営資源の中でも最も重要なものであるとされています。ヒト(人材)は、その他の経営資源であるモノ・カネ・情報を動かす唯一の存在です。

タレントマネジメントシステムを導入しようとする場合はまず、その事について経営者をはじめ運営する組織がそれをしっかり心に留めておく必要があります。その上で、「タレントマネジメント」がどういうものなのかを共通認識にしておきましょう。

【関連】BizHint HR「人的資源とは?その意味や特徴、人的資源管理までご紹介」
【関連】BizHint HR「タレントマネジメントの意味とは?定義や目的、事例をまとめてご紹介」

長期的な視野で計画的に進める

タレントマネジメントシステムを導入すれば、すぐに適切な人材配置が整い、個人のパフォーマンスが向上し、企業力がアップする、という事はありません。まずは、タレントマネジメントという考え方を社内で浸透させ、その上で社員のスキルや能力を把握・システム上で一元管理し、それを分析した上で適切な人材配置を行います。

タレントマネジメントの目標を設定する場合には、導入からゴールまでのステップをある程度設定し、中期的・長期的な目標を設定し、それを着実にこなしていきましょう。

タレントマネジメントの本質を理解して進める

タレントマネジメントシステムを導入しても、それでタレントマネジメントが推進できているという事にはなりません。繰り返しになりますが、タレントマネジメントは「社員のスキルや能力を把握し、そのパフォーマンスを最大化するために、戦略的な人材配置や人材育成に取り組む事」という意味で、最終的な目的は、社員のパフォーマンスが最大化される事です。

システム上でスキルや能力を把握し、それを分析して適切な人材配置などに活用する事はできますが、その結果のフィードバックや実際にその人材配置が成功であったかどうかは、面談や定期的な評価などでの振り返りが必要です。これを繰り返し、PDCAサイクルを回す事で、結果的に多くの社員が自身のパフォーマンスを最大化できるようになるのです。

【関連】BizHint HR「人材配置の最適化と適材適所の本質」

9.タレントマネジメントシステム導入の注意点

タレントマネジメントシステムを導入する際の、注意点についても見てみましょう。

導入した機能を使いこなせない

例えば、多機能なシステムを導入したけれど、結局使いこなせていないという失敗例も見られます。この原因は、検討段階では実際に実務を担当するメンバーがいなかったため、現場のニーズにフィットしないシステムが選ばれた、また、ユーザビリティが低いシステムであった等が考えられます。

検討段階では、実際に利用する運営陣や現場の声なども吸い上げた上で決定しましょう。

各部署に活用を促すも、全く活用されていない

タレントマネジメントシステムは、複数のアカウントでログインでき、その権限を管理する機能を持つものも多くあります。そのため、各部署の部門長などにIDを配布して利用を促すなどしても、結局使われずに終わってしまうという事もあります。

これは、タレントマネジメントという考え方、そしてシステムの導入目的が社内で浸透していない事から起こる失敗例です。事前に、可能なら経営者からその旨を社員に浸透させておく必要があります。

既存システムとの連携が難しい

これまで導入している給与システムや勤怠システムなどとの連携です。最初に、連携可能かを確認する必要がありますが、連携できてもその作業が煩雑であったり、その都度時間や人員を割かなければならないものであれば、結局各システムが独立して運用される状態に戻ってしまいます。

導入時にしっかりと、連携についての仕組みの構築や運営体制の設計を行っておく必要があります。

組織内の統合的な推進が難しい

企業内でタレントマネジメントを推進する際、組織が大きければ大きいほど、複数の組織の間での連絡や調整が必要不可欠となります。この場合、強力なリーダーシップを持った人材が推し薦めてゆく必要があります。

その際にも、先ほども触れましたが、まずは社内でタレントマネジメントの考え方およびタレントマネジメントシステムの導入目的やそのメリットなどが共有されている状態で、その重要性を各部門の部門長などが正しく認識しておく必要があります。

グローバル化に対応できるシステムが少ない

近年、日本企業もグローバル化が進んでおり、人材管理については国内のみならず海外スタッフも含まれています。しかし、海外の雇用形態や文化などは日本のそれとは違い、日本のシステムで一律に管理する事が困難となっています。しかし、現段階でグローバル化に対応可能なシステムが少ないのが現状です。

10.タレントマネジメントシステムおすすめ8選

最後に、タレントマネジメントシステムのおすすめ8システムをご紹介します。

カオナビ

株式会社カオナビが提供する「カオナビ」のご紹介です。

ポイント

  • 社員の顔写真を見ながら人事の采配や会議が実施できる
  • 人材管理システムのシェアNo.1を2年連続で獲得(ITR調査)
  • タレントマネジメントや人事評価もスムーズ

詳細

カオナビは、人材データに顔写真を登録する事で、その顔写真を実際に並べながら人材配置や人材の抜擢、人事評価を進める事ができます。文字情報だけではイメージの沸きにくかった人事会議などでも、実際の顔ぶれを見ながら人事戦略を練る事が可能となります。

このシステムのタレントマネジメント機能は、株式会社サイバーエージェントでも導入されており、組織の男女バランス、年齢バランス等様々な切り口で確認できるカオナビの機能により、人事異動や人材配置だけではなく、社内における優秀な人材の抜擢がスピードアップしています。

SAP Success Factors

SAPジャパン株式会社が提供する「SAP Success Factors」のご紹介です。

ポイント

  • クラウド型のタレントマネジメントシステムにおけるグローバルプロバイダー
  • 入社後教育・学習管理・パフォーマンス管理・人材採用など様々な機能を有する
  • 世界で最も利用されていると言われるタレントマネジメントシステム

詳細

クラウド型のタレントマネジメントシステムにおいては、世界的に活用されているシステムです。「ポイント」でご紹介した機能の他にも、応募者の追跡、後継者管理、人材の管理、人事の分析など様々な機能を網羅し、60以上の産業かつ様々な規模の組織で、最大限の効果を発揮するシステムとなっていまいす。

また、人事評価にも長けており、360度評価・目標設定・勤務評定・業績評価など、タレントマネジメントを遂行するにあたり欠かせない機能も搭載しています。

POSITIVE

株式会社電通国際情報サービス(ISID)が提供する「POSITIVE」のご紹介です。

ポイント

  • 純国産の総合人事ソリューションでは5年連続でトップシェアを達成
  • グループ企業・海外拠点を含めた統合的な人材マネジメントが可能
  • 組織・役職重視の日本向け、職務重視のグローバル向けのマネジメントが両立できる

詳細

「日本企業の人財マネジメントプロセスを一貫かつ多面的に総合管理」をコンセプトとしたシステムです。まず、要因計画や人材採用・人材育成・人事異動・人事評価、また報酬や処遇に関するまでの人材マネジメントに関するプロセスを統合して管理する事が可能となります。 次に、国内の本社と、そのグループ企業、そして海外拠点まで、グループを横断した人材マネジメント機能も、グローバル企業にとっては嬉しい機能です。 また、日本的な組織や役職重視のものと、グローバル基準である職務重視のマネジメント、この両方を併用した人材マネジメントを実施する事もできます。

Profile Manager

株式会社サイダスが提供する「Profile Manager」のご紹介です。

ポイント

  • 社内の人材を「見える化」する事に特化したシステム
  • スキル・経歴・評価などをスムーズに把握でき人材マネジメントの効率アップ
  • 人材情報の管理、目的に応じた社員検索、顔写真で把握できるプロフィール等が特徴

詳細

人材の見える化に特化した、シンプルな機能のシステムです。基本的な人材情報に付随した、スキル・経歴・評価などの情報を一元管理できます。また、例えば新しいプロジェクトに適した人材を探し出すなど、目的に応じた社員の検索が可能です。社員プロフィールは、顔写真とセットで管理できるため、人事会議などの際にもより具体的な判断が可能となります。

同社では、他にも目標管理に特化した「MBO Cloud」、データ分析、人材育成に特化した「Performance Cloud」等の製品も提供されています。

Pro Active

SCSK株式会社が提供する「Pro Active」のご紹介です。

ポイント

  • 様々な切り口から人材検索が可能で戦略的な人材マネジメントをサポート
  • 分析軸に対する社員数や社員の特徴を可視化する「人材MAP紹介」機能搭載
  • 全社をまたいで共有できる人材情報データベースを構築できる

詳細

大きな特徴の一つである柔軟な人材検索機能では、「業務履歴」「資格情報」「研修」などの様々な切り口での検索が可能です。そのため、新しいプロジェクト立ち上げの際の人選や、人事異動などの際に的確でスピーディーな人選が可能となります。

また、人材の見える化、そして人材マネジメントの次の一手を支援する「人材MAP紹介」機能も搭載。スキル・職種・性別など様々な分析軸に対する従業員数や、人材の一覧、そこから個人の詳しい情報までドリルダウン方式で確認する事ができます。

HITO-Talent

株式会社パーソル総合研究所が提供する「HITO-Talent」のご紹介です。

ポイント

  • 人材大手インテリジェンスの人事部門と共同開発
  • 柔軟に設定できる人材データベースと、細かい権限制御機能を搭載
  • 直感的な操作で、マニュアル不要な操作が可能

詳細

このシステムは、総合人材サービス大手のインテリジェンスの人事部門と共同開発されており、実際にインテリジェンス社(社員7,000名)にて運用され改善を重ねられた上でリリースされたシステムです。管理項目数に制限のない柔軟な人材データベースや、細かい情報単位で設定できる閲覧などの権限制御により、高いセキュリティ性を保っています。

また、ドラッグ&ドロップ等の直感的な操作により、マニュアル不要で操作できるため、人事部門のみならず各部署で使用する際も抵抗なく導入できます。

Smart Company

株式会社日進サイエンティアが提供する「Smart Company」のご紹介です。

ポイント

  • 汎用的な業務ステップを採用しているため標準機能のみでも運用可能
  • 既存の人事系システムとの連携で、二重管理や二重入力の必要無し
  • 独立構造のモジュールで、段階的なシステムの増強が可能

詳細

同社のシステム導入実績・コンサルティング実績で培われたノウハウを集約し、一般的な企業の業務ステップを採用しているため、標準で搭載されている機能だけでほとんどの運用形態にマッチするシステムです。

また、各モジュールは独立構造になっているため、中長期の目標に対して段階的に導入する事が可能です。既に導入している人事系の既存システムとの連携もスムーズで、CSV形式のデータを抽出できれば社員の基本情報を二重入力する必要もありません。

Talent Palette

株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する「Talent Palette」のご紹介です。

ポイント

  • モチベーションの見える化機能で、離職防止も可能
  • 応募者のマインド分析等で、採用のミスマッチ防止機能もあり
  • 人事評価機能で、社員の目標設定やその評価を一括で管理可能

詳細

人事情報のデータベース化・分析・人材抽出や人事シミュレーションなど基本的な機能はもちろんの事、「従業員満足度調査」などのアンケート機能や、社員のモチベーションを見える化する事で、離職を防止する機能も搭載。社員の中からハイパフォーマーを分析する事もでき、近年注目されている次世代リーダーの早期育成にも活用できます。

また、応募者のマインド分析などで採用のミスマッチを防止したり、社員の目標や評価を一元管理できる機能など、人事業務において必要な基本的機能を網羅しています。


上記のシステム以外にも、「評価・目標管理」や「モチベーション管理」など、様々な機能に特化したタレントマネジメントシステムがあります。

BizHint HR「タレントマネジメントの意味とは?定義や目的、事例をまとめてご紹介」記事の「11.タレントマネジメントシステム一挙ご紹介」では、50件のタレントマネジメントシステムをカテゴリ毎に分けてご紹介しています。

【関連】BizHint HR「タレントマネジメントの意味とは?定義や目的、事例をまとめてご紹介:11.タレントマネジメントシステム一挙ご紹介」

11.まとめ

  • タレントマネジメントシステムは、経営環境の変化、働き方・雇用形態の多様化、労働力人口の減少などに加え、HR Techの発展により日本でも導入する企業が増えている
  • タレントマネジメントシステムを導入する事により、社員のパフォーマンスを最大化するだけではなく、次世代リーダーの発掘やモチベーションの向上など、様々なメリットがある
  • タレントマネジメントシステムの導入を進める際には、まず社内においてタレントマネジメントの考え方、そして自社の導入の目的を浸透させる事から始める必要がある

注目の人事トピックを、逃さずチェック。

大手やベンチャー含め計20,000人以上の会員が利用しています。

BizHint HRの会員になるとできること

  • 厳選されたニュースが毎日届く
  • BizHint HR限定公開の記事を読める
  • 実務に役立つイベントに申し込める
  • アプリで効率的に情報収集できる
いますぐ無料会員登録

タレントマネジメントシステムの関連記事

24件中 1 - 5件

タレントマネジメントシステムの関連記事をもっと読む

タレントマネジメントシステムに関連するおすすめコンテンツ

HRテックの記事を読む