はじめての方はご登録ください(無料)会員登録
search

2018年11月20日(火)更新

タレントマネジメント

タレントマネジメントとは、自社の抱える優秀な人材(タレント)がどのようなスキルや能力を持っているのかを把握し、そのパフォーマンスを最大化するために戦略的な人材配置や教育などの取り組み行う事を言います。今回は、このタレントマネジメントと、そのマネジメントを遂行するためのパートナーである「タレントマネジメントシステム」について詳しくご紹介します。

タレントマネジメント に関するビジネス事例や製品の情報を受取る

目次[表示]

1.タレントマネジメントの意味とは?

まず、タレントマネジメントの意味についてご紹介します。

タレントとは

そもそも「タレント(talent)」とは、「才能・素質・技量(デジタル大辞泉より)」という意味を持つ言葉です。この言葉を人材管理の視点で見ると、会社に貢献し得るスキルのある人材、優秀な人材という意味でも使われています。

タレントマネジメントとは

タレントマネジメントとは、主に自社の抱える「タレント」がどのようなスキルや能力を持っているのかを把握し、そのパフォーマンスを最大化するために戦略的な人材配置や教育などの取り組みを行う事を言います。

【関連】BizHint HR「タレントマネジメントのメリットとデメリットとは?その本質と課題」
【関連】BizHint HR「タレントマネジメントの歴史とは?その成り立ちと流れを体系的に解説」

2.タレントマネジメントの定義とは

タレントマネジメントは、アメリカで生まれた考え方です。このアメリカにおいて、大きく二つの人材マネジメント組織があります。タレントマネジメントの定義について、組織別に見てみましょう。

米国で始まったタレントマネジメント

タレントマネジメントは人材の流動性の高い米国において、企業に優れた人材を定着させ、育成するための効果的な人材開発手法として1990年代に考案されたものです。当時の日本は終身雇用制で人材の流動性は極めて低く、こうしたタレントマネジメントの手法は不要だと考えられていました。 しかし価値観の多様化と労働市場の流動化が進んだことで、長期間の人材育成や会社主導のキャリア設計など、従業員が長期間同じ会社に勤めることを前提とした、従来のやり方が通用しなくなり、近年は日本でもタレントマネジメントが注目されるようになっています。

【参考】BizHint「タレントマネジメントの市場・シェアは?近年の動向を解説 : BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)」

2つの組織

そのアメリカで生まれた、2つの人材マネジメント組織について見てみましょう。

SHRM(全米人材マネジメント協会)とは

SHRM(Society for Human Resource Management:全米人材マネジメント協会)は世界最大の人材マネジメントに携わる人々のコミュニティーで、約165カ国に約28万5000人の会員が所属しています。1948年に創設され、人材マネジメントに関する理論の体系化なども主導しており、人材マネジメント資格の認定等も行っています。

ASTD(米国人材開発機構)とは

ASTD(American Society for Training & Development:米国人材開発機構)は、約100カ国以上の国に約4万人の会員を持つ非営利団体で、人材開発などに関する世界最大の会員制組織です。会員の中には、企業や組織の代表者も2万人以上含まれています。1994年に設立され、人材開発や組織開発等に関するカンファレンスやセミナー、書籍の出版などを大規模に実施しています。

組織別の定義

それでは、各組織別のタレントマネジメントの定義を見てみましょう。

SHRM(2006年発表)

人材の採用、選抜、適材適所、リーダーの育成・開発、評価、報酬、後継者養成等の人材マネジメントのプロセス改善を通して、職場の生産性を改善し、必要なスキルを持つ人材の意欲を増進させ、現在と将来のビジネスニーズの違いを見極め、優秀人材の維持、能力開発を統合的、戦略的に進める取り組みやシステムデザインを導入すること

ASTD(2009年発表)

仕事の目標達成に必要な人材の採用、人材開発、適材適所を実現し、仕事をスムーズに進めるため、職場風土(Culture)、仕事に対する真剣な取り組み(Engagement)、能力開発(Capability)、人材補強/支援部隊の強化(Capacity)の4つの視点から、実現しようとする短期的/長期的、ホリスティックな取り組み(多層的なものを有機的に統合する取り組み)である

【引用】株式会社スマートビジョン「世界の大企業のCEOが最重要課題としたタレント・マネジメントとは?」

【関連】BizHint HR「ASTD・SHRMそれぞれのタレントマネジメントとは? / BizHint HR」

3.タレントマネジメントが注目された背景

それでは、なぜ今タレントマネジメントが注目されているのでしょうか。

求められる︎人材育成

独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査(有効回答企業2,783社)によると、「自社の競争力を更に高めるため、強化すべきもの」という問いに対し、「人材の能力・資質を高める育成体系」と回答した企業が最も多く52.9%となりました。また、「従業員の意欲を引き出す人事・処遇制度」と回答した企業も39.5%と、いま企業の競争力を高めるためには、人材育成や人事制度が重視されている事が分かります。近年ではこの人材を重視する観点から、人材を「人財(財産)」と呼ぶ企業も増えてきています。

【出典】独立行政法人 労働政策研究・研修機構「構造変化の中での企業経営と人材のあり方に関する調査(2013年)」

激しい経営環境変化

現在の世界経済環境は、以下の4つの言葉の頭文字を取った「VUCA時代」と呼ばれています。

  • Volatility(変動)…変化の質・大きさ・スピード等が予測不能
  • Uncertainty(不確実)…これから起こる問題や物事が予測不能
  • Complexity(複雑)…数多くの原因などが複雑に絡み合っている
  • Ambiguity(曖昧)…物事の原因や関係性が不明瞭

つまりこれらの要因により、予測困難で変化の激しい時代が到来しているという事です。また、ITの発展によるビジネスモデルの変化などで、環境は激変しています。そんな中、企業には常に新しいアイデアを創出し、スピーディーで柔軟な対応力が求められます。そのためには、人材のタレントを最大限にする事で、競争優位性を生み出す事が必要な時代となっています。

グローバル化

今や日本企業もグローバル化が進み、市場競争は世界規模で行われています。そんな中、いわば日本の家業でもあった半導体や電機業界は、他国にその席を譲る形で衰退の一途を辿っています。天然資源を持たない日本は、知識を利益に変える仕組みが必須であるにも関わらず、知識=タレントを十分に活かす事ができず、そのために衰退したとも言われています。タレントと、そのタレントが属する組織の成果によって、企業、そして国も競争力が決まる時代が到来しています。

市場の成熟化

現代はモノで溢れ、「モノを作れば売れる」という量産型の時代は終わりました。そして、物理的には豊かになってしまった事で、消費者は様々な選択肢を求めるようになりました。そのため、これらの多様なニーズにマッチしない商品は、売れない時代に突入しています。

売れる商品・サービスを作るには、その差別化を生み出すアイデアや知識が必要です。企業は、企業運営の根底にある「価値・利益を生み出す事は何なのか」を理解し、そこにあるタレントに注目すべきなのです。

労働への意識変化

過去の日本の人材管理は「年功序列」「年次管理」が主流であり、勤続年数・年齢などで人材配置や待遇が決められていました。労働者の意識も、「仕事はつらくともやるべき事であり、その苦労の対価として報酬が得られる」というモチベーションを持っていました。

しかし現在は、「仕事の楽しさ」「やりがい」「社会的意義」など、内面的なモチベーションが重視され、「働き方」への意識が変化しています。つまり、人材のモチベーションを維持・向上させるには、個人のスキルや能力に注目し、適材適所を実現する施策が求められているのです。

労働力人口の減少

日本は今、深刻な人手不足に陥っています。現時点での最新有効求人倍率は、1.43倍(2017年2月時点)であり、25年ぶりの高水準を記録した昨年平均1.36倍を更に上回っています。この原因は主に少子高齢化による労働力人口(15歳以上で、労働する能力・意思を持つ者の人口)の減少にあり、企業は限られた人材のパワーを最大限に発揮する事が求められるようになりました。

【出典】内閣府「平成28年度 年次経済財政報告」
【出典】厚生労働省「一般職業紹介状況(平成29年2月分)について」

【関連】BizHint HR「タレントマネジメントが注目を集める背景!導入する理由とは」

4.タレントマネジメントの目的

それでは、タレントマネジメントはどのような目的で行うのでしょうか。

効果的な人材戦略

人材のパフォーマンスを最大化するためには、様々なタレントを持った人材を、その人材が最も効果的に価値を生み出せるポジションに配置する必要があります。タレントマネジメントを実践する過程で、人材の持つ知識やスキルが見える化されます。そうする事で、根拠に基づいた人材の適正配置が可能となります。

適正な︎人材育成

社員のモチベーションを維持し、優秀な人材の流出を防ぐには、社員のキャリアデザインの設計が重要です。人材の「タレント」を把握する事で、その社員が将来どのような分野でどのようなポジションで活躍するのがベストなのか。そのためには今どのような人材育成が必要か、などを分析する事ができます。その分析を元に、キャリアデザインを設計し実践します。

また、社員のタレントを把握する事で、将来リーダーになり得る素質のある人材に対し、リーダー育成プログラムなどの研修や、様々な部署での職務を経験させるなどの人材戦略を行う事ができます。タレントマネジメントは次世代リーダーの育成にも役立ちます。

価値を生み出す経営戦略

「事業は人なり」という言葉があるように、経営資源の中核は「ヒト」です。経営目標を実現するための経営戦略を遂行するための組織づくりにも、タレントマネジメントは欠かせません。

知識やスキルを元に価値を生み出す人材、そしてその人材を適切に組み合わせた組織を作る事で、さらに大きな利益を生み出す事ができます。才能としてのタレント、そして優秀な人材としてのタレントを見出だし、それらの人材を最大限に活かす仕組みづくりが、企業の経営戦略にとって最も重要な課題となっています。

【関連】Bizhint HR「タレントマネジメントの目的とは?導入する目的を詳細解説」

5.タレントマネジメントの取組内容

それでは、どのような取り組みをタレントマネジメントと呼ぶのか、事例を元に見てみましょう。より具体的な企業の取り組みは「9.タレントマネジメントの実践事例」でもご紹介します。

経営戦略と人事戦略をリンク

タレントマネジメントに関する指標を、財務指標などの経営的なものと同じレベルで設定。そして、その進捗を経営陣が正確に把握できるような仕組みを導入しました。

推進体制の強化

タレントマネジメントを推進する専任部門を組織しました。まず、経営者の直下にタレントマネジメント推進役員を配置。また、専任部門のスタッフはそれぞれの事業部のトップや人事スタッフをサポートする役割を担いました。

次世代リーダー育成のためのパイプラインの強化

次世代リーダーを育成するため、候補となる人材の抽出や育成状況の共有など、社内でのパイプラインを強化。また、次世代リーダーの育成自体を経営陣の最重要課題に置いています。

社員へのキャリアアップの機会を提供

まず、社員に対して社内に存在するポジションや役割を見える化します。その上で、そのポジションに求められる成果・スキルなどを明示し、社内公募やFA制度を利用して自主的な応募を促します。そうする事で、社員へのキャリアアップの機会を提供しています。

タレントマネジメントシステムの導入

タレントマネジメントシステムを導入し、人事業務の効率化だけではなく、一貫性のある人事の遂行を実現しました。また、システム上で人事データ管理を行う事で、経営陣やミドルマネジメント層に対し、人事における意思決定をスムーズにする客観的な情報をスピーディーに提供しています。

【参考】リクルートマネジメントソリューションズ「個人と向き合うタレントマネジメント 一人ひとりを主役に」

6.タレントマネジメント導入時のポイント

それでは、タレントマネジメントを導入する際のポイントを見てみましょう。

目的を明確にする

タレントマネジメントを導入して、経営にどう活かしたいのか、何を実現するのかを明確にする必要があります。自社の社員・タレントをどう経営に活かすのかという長期的な視点に沿って、経営者自身がその方針を明らかにする必要があります。

人材要件を明確にする

タレントマネジメントは、経営戦略に基づいた人材戦略に沿って実施します。その際、「短期的な事業目標を達成できる人材」「長期的な成長目標を実現できる人材」この二種類の人材の要件を明確にしておきましょう。この人材要件は、性格や資質、経験や能力・知識、価値観や嗜好などの軸を元に検討する必要があります。そして、これらの人材要件に合わせた人材のデータを集約・蓄積し一元管理する事で、経営戦略に合った人材がどこに居るのか、居なければ誰をどのように教育すれば良いのかが見えてきます。

遂行する組織(人事部門)の見直し

タレントマネジメントを実施する上で、経営陣とそれを遂行する組織は戦略を実行するパートナーとなります。それが人事部であれば、今までのような採用・異動・評価などの基本的な人事プロセスの遂行以上の働きを求められます。

まず、タレントマネジメントの目的達成のために、人事部はどのような役割を果たすべきなのかを明確にします。その上で、現在の体制で実現できるかなどの分析を行い、運営するための組織を整備します。人事部は年間を通して、採用に関する煩雑な作業を担っています。まずは全ての業務を洗い出し、タレントマネジメントシステムの導入やアウトソーシングなどの活用も視野に入れ、組織の見直しを行う事が必要です。

タレントの把握

人材要件が明確になったら、その要件を満たす社員がどのくらい存在していて、それは自社の経営戦略の視点で足りているのかどうか、正確に把握する事が必要となります。そのためには、経営戦略を実行するにあたり、その人材要件を満たす社員がどの程度(人数)必要かを算出します。次に、人材要件を満たす社員がどこに、どの程度存在しているのかを把握します。そして、必要な人数に達しているのか、達していなければ人材育成の観点からも検討を行います。

【関連】BizHint HR「導入するなら効率的に!タレントマネジメントを成功させる3つのポイント」
【関連】BizHint HR「タレントマネジメントの導入していくためのステップは?」

7.タレントマネジメントの進め方

タレントマネジメント導入後の進め方について3つのステップをご紹介します。

タレントの活用

自社のタレントについての設計ができ、現状把握ができれば「活用」に進みます。これは、タレントを適材適所に配置し、現場で人材活用することです。このステップでは、実際にタレントと接するポジションにある現場の管理者が重要な役割を担っています。タレントが本当にそのポジションで自身のスキルを活かせているのか評価し、適正に育成する事が求められます。

タレントの︎開発

「活用」のステップで適材適所に配置され、その能力を発揮する中で、それまで分からなかった新しい能力が発見される事があります。これをタレントの「開発」と言います。この開発に導くためには、新しいチャンスの提供・適切な研修などが必要です。今あるスキルだけではなく、タレントの潜在的な能力を引き出す事もタレントマネジメントでは必要なステップです。

タレントの︎運用

「運用」とは、タレントマネジメントという取り組みを日々実行し続ける事です。タレントは人間であり、日々変化してゆくもの。時には成長したり、衰退する事もあるでしょう。衰退が続けば、そこはタレントにとって「適材適所」ではなかったのかも知れません。タレントマネジメントを推進する現場の管理者は、日々のタレントの変化を見逃さず、適切にサイクルを回す事が求められます。

【関連】BizHint HR「タレントマネジメント4つのフェーズ 各段階における留意点とは」

8.タレントマネジメントの注意点

タレントマネジメントを実施する上での注意点を見てみましょう。

経営層がタレントマネジメントを理解していない

ここが最も重要で難しい点です。タレントマネジメントを推進する人(経営者層)がタレントマネジメントについてよく理解していない場合、社内に優秀なタレントが居ても、その知識やスキルのアウトプットは得られません。組織は、優れた人材を育成し、その人材を活かす組織的な仕組みを作る必要があります。そのためには、まずタレントマネジメントを推進する経営層が、自社に必要なタレントについて十分に理解しておく必要があります。

【関連】BizHint HR「タレントマネジメントを本で学ぼう!人事が押さえたいマスト4冊」
【関連】BizHint HR「セミナーで学べる!タレントマネジメントでマスターできる人事管理のコツ」

情報を活用できない

タレントマネジメントを遂行する際、まずは社員のスキルを把握するために、その人事情報データを一元管理する必要があります。ただし、闇雲に全てのデータを集めてしまうと、いざそのデータを活用する段階で、どのデータを利用すればタレントが見つかるのかが分からなくなってしまいます。あらかじめ、自社の求めるタレント像を設定し、その抽出に必要なデータを指定しておきます。その上で、情報収集を行いましょう。

社内の協力が得られない

タレントマネジメントを導入する際、各部署の持っている評価データなども吸い上げる必要があります。時には、新しい項目を設けるため、新たな評価や面談が必要になる場合もあるでしょう。その際、現場担当者がタレントマネジメントの意味や目的を理解していなければ、協力が得られず、結局情報が足りないという事態が起きてしまいます。

まず、経営層からタレントマネジメントについて全社に周知し、全社的な取り組みであり重要課題であるという事を周知しましょう。

システムを導入したが活用できていない

タレントマネジメントを進める際、社員のデータを一元管理したり見える化できるシステム「タレントマネジメントシステム」を導入する企業も増えています。しかし管理者がシステムを理解しておらず、結局煩雑なExcelでの管理に戻ってしまう、などのケースも見受けられます。そのため、結局、ニーズに合ったタレントが抽出できないという事態に陥ってしまいます。

また、それまでにも複数の人事系システムが導入されており、人事担当者の業務負担が増えてしまうというケースもあります。導入する際に、運営する部署の組織体制の見直し、業務の見直し、提供企業のフォロー体制の確認などを行っておく必要があります。

9.タレントマネジメントの実践事例

それでは、実際にタレントマネジメントを導入している企業の事例をご紹介します。

日産自動車株式会社

日産自動車の2016年度上期のグローバル販売台数は261万台にものぼり、アメリカにおける販売台数は78万台を超えました。その市場占有率は、8.7%となっています。そんなグローバル企業日産自動車は、2001年のカルロス・ゴーン会長の社長就任時から、人材マネジメントに注力。2011年には、社内でのビジネスリーダーの発掘や育成を目的とした「グローバルタレントマネジメント部」を創設しました。

その部署では、キャリアコーチと呼ばれる担当者が各部署の責任者からの報告を元に、社内のタレントを発掘。その人材を経営層の委員会にかけ、評価されると「ハイポテンシャルゾーン」として認定し、個人の育成プランを作成します。それに従って人材育成が進められ、次世代リーダーが育成されるという仕組みです。この「ハイポテンシャルゾーン」は、これまで40代以上の層が中心でしたが、近年は20〜30代の若手社員も対象となり、優秀な社員の早期育成を進めています。

【参考】ITmediaビジネスONLINE「タレントマネジメントを実践する企業の実情」

株式会社サイバーエージェント

2016年に売上高・営業益ともに過去最高を記録したサイバーエージェント。特に近年はスマホゲーム事業が好調で、これまで台頭していたガンホー・オンラインエンターテイメントを超える規模となりました。 サイバーエージェントには「芸術的な適材適所をする」という概念があります。経営戦略に沿って、成長が期待される部門に適した人材を配置する事こそが、成果を挙げられる手段だと考えられています。まさに、タレントマネジメントの考え方そのものであると言えます。 サイバーエージェントの人事においては、藤田社長の宣言を元に「採用・育成・活性化・適材適所」というキーワードが重要視されてきました。近年、定量的・定性的なの人材情報を得るために「GEPPO」というタレントマネジメントデータベースを作成。これは、月次報告(月報)から取った名称で、月1回、3つの指定された項目について全社員への回答を促しています。

例えば、ある月の質問内容がこちらです。

  • 先月の目標は何でしたか?
  • 目標を達成しまたか?
  • あなたの興味や得意な事を教えてください(月変わり)

上二つの目標管理に関する質問については、「晴れ・曇り・雨」の記号を使って回答。最後の質問については、記述式で回答します。そして、「楽器を弾くのが得意」と回答した社員に関しては、人材データとして「音楽」というフラグを追加。例えば、新規事業で音楽に関するものを立ち上げる際に、その社員が候補として挙げられます。また、定性情報については、面談を実施し感性や考え等を把握します。これらの情報を元に、社内のヘッドハンティングチームが社内での人材ニーズと、適正のある社員のマッチングを行っています。

【参考】株式会社サイバーエージェント「サイバーエージェント取締役人事本部長 曽山哲人のリーダーズスタイル」

伊藤忠商事株式会社

2016年の決算では2期ぶりの減益となったものの、利益では初の業界首位を確実とした伊藤忠商事。その拠点は国内9拠点・海外107拠点にもなり、4,381名の従業員を抱えるグローバル企業です。

まず伊藤忠商事はタレントマネジメントを推進するにあたり、人材データベースを作成しました。元々、世界の各拠点で使用している人事システムや人材データの管理方法はバラバラでした。そこで、クラウド型のサービスを導入し効率的に運用しました。

ただ闇雲に人材データを網羅するのではなく、課長職以上の1,400人と入社9年目以上の本社社員を含む2,700名を対象とし、「名前」「人事評価」「職務経歴」「異動希望・国外勤務の可否」など、指定した70余りの項目についてのデータを集約しました。また、「育成計画」「有望な人材かどうか」というタレントマネジメントに必要な20〜30程度の項目も追加。結果、一人の人材につき100項目ほどの情報が集約しました。これを「中国駐在経験あり」などの任意の条件で検索すると、その条件を満たす順にタレントが表示され、スピーディーな意思決定を助けています。

【参考】日本経済新聞「変革への第一歩 伊藤忠・トヨタ「ヒト」を再定義 実践タレントマネジメント」

10.タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントの遂行には、タレントマネジメントシステムなどのIT技術が重要なパートナーとなります。

タレントマネジメントシステムとは

タレントマネジメントシステムは、自社の社員のスキル等のデータを一元管理し、見える化する事で、戦略的な人材配置などを可能にするシステムの事です。別名、人事管理システムと呼ばれる事もあります。

【参考】BizHint「タレントマネジメントシステムとは何か?求められる理由とその効果 : BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)」

システムを導入する前に

繰り返しになりますが、タレントマネジメントシステムを選ぶ際、自社のタレントマネジメント戦略は明確にしておく必要があります。その上で、その戦略に必須である機能、逆に不要な機能などを洗い出し、比較検討します。必要な機能について順位を付けておくと、数多くあるシステムを比較する際に役立ちます。

システムの選び方

それでは、システムの選び方を具体的にご紹介します。

  1. 候補リストの作成
    自社のタレントマネジメント戦略を実現できると思われる(必要な機能を網羅している)製品を10件程度リスト化します。先にまとめた必須の機能などの有無も見える化しておきましょう。
  2. 資料請求や製品デモを確認
    製品サイト上に製品デモがある場合はそれを確認し、製品についての詳しい情報を得ます。無い場合は資料請求するなどして、候補をさらに5件程度の製品に絞ります。
  3. プレゼンを受ける
    5件程度に絞れたら、各製品の提供企業へ連絡し、こちらのタレントマネジメント戦略も伝えた上でプレゼンを受けます。その上で、最も戦略を実現できそうな製品・パートナーを選びます。タレントマネジメントシステムは一度導入すると、その後長くパートナーとして付き合っていく事になります。そのため、製品の提供企業は慎重に選びましょう。

【参考文献】酒井崇男「”タレント”の時代 世界で勝ち続ける企業の人材戦略論(講談社現代新書)」

11.タレントマネジメントシステム一挙ご紹介

それでは、タレントマネジメントシステムのおすすめ50選をご紹介します。

11-1.評価・目標管理

人事考課や社員の目標管理に強いシステムです。

コンピリーダー

株式会社あしたのチームが提供する「コンピリーダー」のご紹介です。

ポイント

  • 中小企業から大企業まで幅広い業態に対応可能
  • システム構築と制度構築(コンサルティング)に長けた企業が運営
  • 経済産業省より補助金対象のITツールとして認定

詳細

中小企業など、評価制度が確立していない企業や、従業員数が多く評価制度に課題のある大企業まで幅広い課題に対応できます。非常に汎用性の高いシステムで、中小企業の生産性向上のためのITツール導入のための補助金(経済産業省認定)対象に認定されています。

このシステムを導入するメリットとして、経営者目線では、経営理念を行動目標化し管理する事で、社員にその理念を浸透させる事ができます。その上で、評価の結果をスピーディーに把握でき、現状の課題に素早く対応。それにより、業績の改善が期待できます。

e-評定®

NTTアドバンステクノロジ株式会社が提供する「e-評定®」のご紹介です。

ポイント

  • 人事考課・業績評定に特化したWebシステム
  • 既存の人事システムとの連携が可能
  • 直感的な操作でユーザビリティの高いシステム

詳細

成果主義型の人事制度の運用サポートを目的としたソフトです。そのため、人事評価の公正性・透明性・納得性を重視したシステムとなっています。人事情報システムとも連携可能で、評価者は最新の社員のプロフィールを把握する事ができます。

また、初めて操作する人でも使いやすいユーザビリティの高さも魅力。直感的に利用できるので、操作する人への問い合わせ対応や教育などがほとんど不要です。また、企業側の環境変化に合わせた臨機応変なカスタマイズも可能です。

FxT人事評価システム

TIS株式会社が提供する「FxT人事評価システム」のご紹介です。

ポイント

  • 自社の運用方法などに合わせた柔軟なカスタマイズが可能
  • データの集計・分析機能が標準装備
  • 富士ゼロックス総合教育研究所との共同開発

詳細

柔軟なカスタマイズ性が特徴で、自社の運用方法や特殊なフォーマットにも対応可能です。また、導入時だけではなく今後機能が必要となった場合でも、追加・変更に対応できます。データの集計・分析機能は標準で装備されており、人事担当者の負担の軽減や戦略的な人事業務をサポートします。部門ごとの目標設定状況・評価状況を把握でき、督促が必要な対象者へはメールで知らせる事も可能です。

また、富士ゼロックス総合教育研究所との共同開発で、人事コンサル・システム開発や保守・運用のノウハウが詰め込まれたシステムです。

HR Brain

株式会社モスキートーンが提供する「HR Brain」のご紹介です。

ポイント

  • 集約した人事データを様々な切り口で可視化・分析
  • 様々な企業を研究し生まれた目標管理機能で、幅広い目標管理制度にフィット
  • サイバーエージェントをはじめ様々な規模の企業で導入

詳細

人事評価に特化したクラウドサービス。目標シートの記入から評価オペレーションまでを一元管理。人事担当者や経営者の業務負担を軽減でき、それによりコア業務に集中できます。人事データは様々な切り口での分析ができ、戦略的な人事が可能となります。

社員の目標へのコミットを強化するために、社員一人一人の目標も常に把握できます。まだ人事評価制度ができていない企業でも、このシステムを導入する事で、正しい評価プロセスを整える事が可能となります。また、既に制度を持っている企業でも、様々な制度に柔軟に対応できます。

HR-Platform

フォスターリンク株式会社が提供する「HR-Platform」のご紹介です。

ポイント

  • 人材評価データの自動集計が可能
  • 目標管理制度・人事評価制度の見える化ができる
  • ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズを実現

詳細

人材評価データの収集・集計・総合評価・報酬額の算定までの一連の流れを自動化する事が可能。評価データの集計プロセスが可視化でき、スピーディーに進める事ができます。また、目標管理機能では、企業の目標と個人の目標を連携。目標の進捗を把握できるだけでなく、メンバー同士で共有状態にする事も可能です。

導入の際には、フォスターリンク社のシステム開発チームと打ち合わせを行い、自社の目標管理制度・人事評価制度に沿ったカスタマイズ設定を実施し、導入のサポートを実施します。

評価Point

株式会社シーグリーンが提供する「評価Point」のご紹介です。

ポイント

  • 社員の良い行動に対して、ポイントを付与するシステム
  • 評価はリアルタイムで見える化され、すぐに成果に繋がる
  • 満足できない結果であれば、返金保証サービスも利用できる

詳細

例えば、上司が部下の予算の達成に対して、または現場のスタッフ同士が、相手の見習いたい行動を見て…など、相手の良い行動に対してポイントを加点するシステム。ポイントが付くと評価が更新され、それをリアルタイムでスマホやメールなどで確認する事ができます。

ポイントが付与される事で、現場スタッフや社員のモチベーションがアップし、またポイントに応じたボーナスの支給などのインセンティブ制度や、基準の明確な人事評価制度にも活用できます。結果に満足できない場合は、3ヶ月間の利用分の返金保証も受けられます。

人事評価システム 明快

究和エンタープライズコンコード株式会社が提供する「人事評価システム 明快」のご紹介です。

ポイント

  • 社員100名以下の中小企業向けのシステム
  • 機能やサービスをスリム化し、低コストを実現
  • 最短で明日から導入できるスピーディーな評価制度

詳細

社員100名以下の中小企業向けシステム。人材不足などの理由から、経営者や管理者が煩雑な人事業務を兼務している状況を改善する目的で作成されました。まず、制度設計と運用が簡単なシンプル設計。社員情報を一元管理でき、人事評価制度導入後も社員に対しての評価の進捗を分かりやすい画面で確認できます。

また、コンサルティング不要でスピーディーに導入できるシステムであるため、低コストを実現。50名までであれば初年度一律50万円で導入できます。

人事考課システム P-TH

AJS株式会社が提供する「人事考課システム P-TH」のご紹介です。

ポイント

  • ExcelとWebを利用した人事考課システム
  • 人事考課における人事担当者などの負担を軽減 -「ITトレンド年間ランキング」人事評価システム部門5位(2016年)

詳細

ExcelとWebを利用する人事考課システム。現在使用しているExcelを使った人事評価をそのままシステム化するので、新たな作業の導入が不要で負担なく導入できます。Excel入力した評価データは、自動集計が可能。また、被評価者の評価一覧・評価分布のシートは、標準装備。評価の入力や分布のシミュレーションも容易に進められます。

IT製品比較サイトで、問い合わせが多かった製品をランキングする「ITトレンド年間ランキング2016」の人事評価システム部門では、5位となりました。

人事くん

株式会社レントラックスが提供する「人事くん」のご紹介です。

ポイント

  • 人事評価管理に特化しており、社員データと目標管理制度を一括管理
  • 基本47項目のコンピテンシーに加え自社独自のものも追加できる
  • 企業風土を調査する匿名アンケート機能も搭載

詳細

社員データと目標管理制度をクラウド化し、人事評価を一元管理できるシステム。基本的な47のコンピテンシーに加え、自社独自のコンピテンシーを追加・管理する事ができます。これにより、自社の求めるレベルへの人材の成長をサポートします。

また、「企業風土調査」機能においては、社員に対して1人15分の匿名アンケートを実施する事で、社員の声を集め、組織の課題を発掘します。結果的に、従業員満足度の向上や離職率の改善、企業の成長にも繋がります。

MBO Cloud

株式会社サイダスが提供する「MBO Cloud」のご紹介です。

ポイント

  • 目標管理・360度評価などさまざまな評価制度に対応
  • クラウドベースでありながら、柔軟なカスタマイズが可能
  • 社員の目標までの道のりを見える化し、進捗状況を意識したマネジメントが可能

詳細

目標管理・人事考課に特化したアプリケーション。社員の目標を、組織の目標と連動させ、計画・実行・評価・改善のサイクルを回す事で成果に繋げる事ができます。

具体的な機能としてまず、社員の目標の進捗の見える化が可能となり、軌道修正などのマネジメントがスムーズに実施できます。また、360度評価やコンピテンシー評価などあらゆる評価制度や、様々な承認フローにも対応しています。これらの機能により、人事担当者の業務工数を大幅に削減する事ができます。また、クラウドベースのシステムですが、柔軟なカスタマイズも可能です。

MINAGINE

株式会社ミナジンが提供する「MINAGINE」のご紹介です。

ポイント

  • ベンチャー・中小企業に特化した人事ノウハウが満載
  • 評価項目を設定済みのクラウドサービスで、すぐに運用可能
  • 人事コンサルティング第一人者の監修

詳細

ベンチャー企業や中小企業に対して実施したコンサルティングのノウハウを活かして開発された人事評価システム。評価項目はデフォルトで設定されているため、すぐに運用を開始でき、運用開始後も制度の構築や評価がスムーズに実施できます。

クラウド型であるため、人事評価制度を導入している企業は最短1週間での運用が可能。ある導入企業では、ミナジンのコンサルタントを元に評価基準を導入した事により、社員自身の将来像がイメージしやすくなり、企業側が求める役割も明確になった事により早期離職の減少に繋がっています。

SPIRAL® Web人事考課

株式会社パイプドビッツが提供する「SPIRAL® Web人事考課」のご紹介です。

ポイント

  • 人事考課のWeb化により時間や場所を選ばず評価が可能
  • 複数の評価者への回覧や承認がスムーズに進められる
  • 登録した目標・評価はボタン一つで集計や閲覧が可能

詳細

Web化されているため、パソコン・スマートフォン・タブレット等、デバイスを選ばず人事評価が可能となります。同時に、インターネット環境下であればいつでも、どこでも人事評価が可能となります。

また、評価の流れもスムーズで、評価者が複数の場合には、社員→一次評価者(直属の上司など)→二次評価者(組織の管理者など)という流れで、各自の評価を回覧・承認する事ができます。その際、次の評価者への通知は自動メールで送られ、入力項目も切り替えられた形で表示できます。

Web人事考課システム モノドン

株式会社くじらシステム開発が提供する「Web人事考課システム モノドン」のご紹介です。

ポイント

  • あらゆる業界へのヒアリングにより考課表の約90%に対応
  • 会社独自のルールを盛り込んでオリジナルシステムを構築
  • 複数の社員を比較しながらの同時考課が可能

詳細

設定した目標への達成度を確認するための、仕事の可視化を目的としたシステム。様々な業界への事前ヒアリングにより、考課表の約90%に対応できます。自社の考課制度に対応できない部分は、柔軟なカスタマイズも可能です。

また、考課の際には役職・職種の違う複数の社員を比較できます。統一された評価基準で比較検討を行う事により、公平な評価に繋がります。また、各評点の割合(相対評価)の自動計算機能も搭載しています。

ゼッタイ!評価

株式会社あしたのチームが提供する「ゼッタイ!評価」のご紹介です。

ポイント

  • AIで人事評価を可視化できるクラウドサービス
  • ベンチャー企業・中小企業に特化
  • ビジネスモデル特許査定の認証済み

詳細

「社員の労働生産性向上」「管理職の育成」「採用力の向上」「離職率の低下」などを実現できるシステム。ベンチャー企業や中小企業に特化しており、クラウド型で最短「明日」から導入できます。AIによって人事評価を見える化するシステムで、12ヶ月間で評価制度を自社運用できる事を目指したサポート体制も万全です。

導入事例を見てみると、「非営利部門における成果の定義の曖昧さ」を課題としていた企業は、導入後の成果として、評価や待遇に対する不平不満の解消・組織変更で社員の能力を最大化できた事などを挙げています。

11-2.能力管理

人材のスキルや能力の管理に強いシステムです。

COCOREPO

株式会社クラウディアが提供する「COCOREPO」のご紹介です。

ポイント

  • クラウド型のスキル管理ツール
  • プロジェクト管理で社内外のアサインメンバーの確認が容易に
  • モチベーションセルフチェック機能を搭載

詳細

初期費用0円、30名までは無料で利用できるタレントマネジメントシステム。クラウド型のため、打ち合わせなく最短でその日から利用できます。全社員のスキルの見える化はもちろん、開発プロジェクトの管理、日本医科大の職業性ストレスチェック、社会心理学・行動経済学などを取り入れたモチベーションセルフチェック機能も搭載しています。

また、スマホアプリのような、画面遷移のないSPAシステムや視認性の高いフラットUIで圧倒的な使いやすさを実現しています。

Enterprise Skills Inventory(ESI)

株式会社ワン・オー・ワンが提供する「Enterprise Skills Inventory(ESI)」のご紹介です。

ポイント

  • 採用から育成・評価・活用までをスムーズに行うためのプラットフォーム
  • タスク・スキル管理の両方において豊富な機能を実装
  • 厚生労働省推奨・情報処理推進機能(IPA)推進のスキル標準を元に開発

詳細

このシステムを導入する事で、適切な人材配置や採用の人材戦略、評価基準の構築、情報の可視化による的確な人材育成が可能となります。主な機能としては、社員の目標管理、社員個人の強み・弱みの管理、情報の可視化・分析、戦略に沿った計画の立案などがあります。

あるシステム会社では、ESI の導入により、社員のスキルの把握や目標設定〜スキル診断という年間の評価サイクルを確立しています。

11-3.情報管理

人材の情報の管理に強いシステムです。

アビリティマネジメントシステム

株式会社アクティブ アンド カンパニーが提供する「アビリティマネジメントシステム」のご紹介です。

ポイント

  • 社員のスキルや経験などの情報を一元化・可視化するシステム
  • 従業員1人あたり100円での利用が可能
  • プリンタで印刷した紙の情報も、PDF化すれば一元管理が可能

詳細

社員のスキル・経験、人事施策の内容・結果など、人事に関するあらゆるデータを一元管理するシステム。これらを見える化する事により、組織の能力管理や、組織力の向上を可能にします。

このシステムは操作方法が簡単であり、管理項目なども自社で柔軟に設定できます。また、今まで紙ベースで管理していた場合、その膨大な資料をPDFなどへデータ化する事によって、一元管理が可能です。このシステムは人材管理や運用に特化しているSaaS型システムであるため、従業員1人あたりの月額が100 円という非常に安価での導入が可能です。

FutureStage人事管理システム

株式会社 日立製作所が提供する「FutureStage人事管理システム」のご紹介です。

ポイント

  • 情報の一元管理により人事業務をフルサポート
  • 採用・昇格・人事異動・人事考課など様々な機能を搭載
  • グループ企業間での人事異動もシームレスに実現

詳細

人事管理に特化したシステム。社員管理機能が充実しており、自社の人事制度にも柔軟に対応可能です。まず、採用・昇格・人事異動・人事考課などのトータルな機能を網羅しており、社員の社内でのキャリアアップや人材育成への柔軟な対応が可能です。また、グループ企業間のスムーズな人事異動も実現できます。

また、対象者ごとに雇用形態を登録する事で、同じシステム上でパートやアルバイトにも対応できます。契約期間の管理や、帳票作成機能を使った雇用契約書の作成も可能です。

GrowOne Cube人事

株式会社ニッセイコムが提供する「GrowOne Cube人事」のご紹介です。

ポイント

  • すべての人事データを一元管理できる
  • 操作もスムーズでドラッグ&ドロップでの組織間の移動も可能
  • シリーズの給与システムとも連携しており、人事業務を更に効率化できる

詳細

人材の基本情報・人事異動などの情報から資格・健康診断など幅広いデータの管理が可能です。20以上の履歴情報を管理できる上、PDFやWord、Excelなどのファイルもデータベースにアップする事が可能。また、それらの蓄積データの検索もスムーズです。 操作性にも優れており、ドラッグ&ドロップでの組織・企業間の移動が可能です。また、同じシリーズである「GrowOne Cube給与」との連携により、人事担当者の煩雑な業務の大幅軽減に繋がります。

huubHR

株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する「huubHR」のご紹介です。

ポイント

  • 人事データをスムーズに安全管理できるクラウドシステム
  • マイナンバー管理機能も搭載
  • データベースの二重化・パスワードのSSL暗号化など大手金融機関と同等のセキュリティ

詳細

人事情報をクラウド上で一元管理できるシステムで、随時バージョンアップしています。人材の基本情報は規定のテンプレートへの入力で簡単に始められます。また、顔写真・履歴書のPDFデータ等もアップロードして管理できます。管理者画面のみではなく、従業員画面も用意されており、社員が自ら情報を入力する事もできます。

また、マイナンバーについての管理機能も搭載しています。高いセキュリティレベルの中で、社員が自らマイナンバーを入力。これにより、人事担当者の負担も軽減できます。

人事奉行i10

株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する「人事奉行i10」のご紹介です。

ポイント

  • 組織体系の登録や管理もドラッグ&ドロップで直感的な操作が可能
  • 人事異動情報を元に、人員構成表などを使いシミュレーション可能
  • 人事業務の予定を管理でき、抜け漏れの防止をサポート

詳細

まず組織管理機能では、最大6階層まで組織体系の登録ができ、ツリー形式の組織体系を作成する事ができます。組織表を見ながら、ドラッグ&ドロップでの更新も可能です。

人事異動については、まだ発令されていない異動情報を元に、人員構成表・単価分布表などを利用した異動シミュレーションが可能。異動辞令の文書も出力できます。自社の独自フォーマットに合わせて出力でき、書体やフォントサイズなども自由に設定できます。

Performance Cloud

株式会社サイダスが提供する「Performance Cloud」のご紹介です。

ポイント

  • 人材情報のビジュアル化により多角的な分析が可能
  • 人材を多くの視点から分析する「9Box」機能で評価の課題を発見
  • 適切な人材配置や、優秀な人材の発掘を実現する「HRポートフォリオ」を搭載

詳細

人材に関する情報をグラフ・リストでビジュアル化し、多角的に分析が可能。直感的な操作性も魅力です。また、「9Box」機能は、人材を様々な視点から分析し、その結果を活用する機能。例えば、適正な評価を受けられていない人材の発見や、課題解決にも役立ちます。

「HRポートフォリオ」はそれぞれの社員に適した配属先を見つけたり、眠っていた優秀な人材の発掘、そしてその人材の育成などにも役立ちます。これらの機能により、人材のパフォーマンスを最大化し、個人と組織の活性化を実現します。

ProActive

SCSK株式会社が提供する「ProActive」のご紹介です。

ポイント

  • 全社で共有できる人材情報データベースの構築可能
  • 様々な切り口での柔軟な人材検索が可能
  • 人材の現状を把握し、次の施策を見いだす人材MAP照会機能を搭載

詳細

全社で共有できる人材データベースを構築し、柔軟な人材情報検索機能を使って戦略的な人材マネジメントを可能とするシステム。人材の「見える化」をサポートする「人材MAP照会機能」は、分析軸ごとに人材数を把握できるだけではなく、人材の一覧、個別の人材情報まで照会できます。

柔軟な人材情報検索機能は、「従事業務履歴」「保有資格履歴」「研修受講履歴」「人材MAP情報」を切り口とした人材検索が可能です。これらの機能を利用して、新規事業の人選や、部門の人員補充のための人選の効率化が可能となります。

Profile Manager

株式会社サイダスが提供する「Profile Manager」のご紹介です。

ポイント

  • 蓄積した人材データから、目的に応じた人材の抽出が可能
  • 社員の顔写真とスキルや経歴の一元管理が可能
  • 機密情報(退職理由など)を特定メンバーだけに閲覧設定が可能

詳細

「人材の見える化」を目的としたアプリケーション。基本情報・スキル・経歴・評価などを一元管理し、随時データを活用できます。社員検索機能では、人材データから、例えば新規事業に敵した人材を発掘するだけではなく、他のメンバーとの関係性なども考慮して選ぶ事ができます。

また、顔写真とスキルを一元管理する事で、人事会議の効率アップや的確な判断を可能にします。 人事情報にまつわる機密情報を守るため、権限のあるメンバーにのみ情報共有できる機能も搭載。退職理由などのセンシティブな情報も、外部に知られない状態で共有できます。

SMART LINK 人事管理システム

NOC日本アウトソーシング株式会社が提供する「SMART LINK 人事管理システム」のご紹介です。

ポイント

  • 人事情報の一括管理・最新状態の維持・集計に特化したシステム
  • 自由に管理項目や帳票の設定が可能
  • 社員数に関わらず固定料金で利用できる

詳細

社員情報は、基本情報や職歴など様々な項目を自由に設定できます。また、各項目はExcelシートから直接更新でき、これまでの操作性を維持できます。参照する情報を指定するだけで、簡単に帳票の作成も可能です。

また、組織マネジメントにも利用でき、組織の階層別に属性に沿った人員構成表を作成可能。組織図も作成できます。社員200名規模の場合、初期費用は10万円で、月額5万円より利用できます。

Sociaクラウド 人事システム

株式会社エフエムが提供する「Sociaクラウド 人事システム」のご紹介です。

ポイント

  • 人事情報の効率的な管理と、人的資源の有効活用を実現するシステム
  • 住所変更や結婚などの届け出も、Web申請・管理で簡素化
  • シェアードサービス対応で、グループ企業の人材情報もそのまま引継可能

詳細

様々な機能で、効率的な人事情報の管理をサポートするシステム。併せて、充実の検索機能・データのシェアードサービスで人的資源の有効活用も実現できます。

人事情報の履歴を適正に管理でき、例えばある社員の所属部署の名称が変更になっても、一貫してその業務に携わっていた事を把握できます。紙ベースで実施される事の多い申請関係も、Web上で一括管理。社員が申請から確認までを実施し、ボタン一つで承認できます。充実した検索機能で、条件に合う人材を素早く抽出し、効果的な人員配置を助けます。

TimePro-XG人事

アマノ株式会社が提供する「TimePro-XG人事」のご紹介です。

ポイント

  • 人事情報をカテゴリ分けしてデータベース化する事で確実な情報管理を実現
  • 人材検索の際、複数条件からの「多次元検索」が可能
  • 定期的な昇給や賃金の改訂を自動計算できる

詳細

社員情報を「学歴」「業務履歴」「コンピテンシー」など、管理項目でカテゴリ分けしシート自体も分ける事で、正確で分かりやすい情報管理が可能となります。また、運用を重視された処理操作で、情報の更新や追加の作業もスピーディーに行う事ができます。

年度始めの昇給や人事制度の改訂時には、個別のデータを修正するのではなく、該当のマスター項目のみを抽出し、一覧表示が可能。修正がスムーズに行えます。定期的な昇給・賃金の改訂も賃金表と人事評価データを利用し、自動計算が可能です。

11-4.モチベーション管理

社員のモチベーションを管理できるシステムです。

モチベーションクラウド

株式会社リンクアンドモチベーションが提供する「モチベーションクラウド」のご紹介です。

ポイント

  • 社員のモチベーションを可視化・数値化するシステム
  • 2,300社、50万人の実績を持つ「モチベーションインデックス」が基盤
  • モチベーションエンジニアリングを研究するリンクアンドモチベーションが提供

詳細

社員が組織診断サービスの設問に回答(所要時間20分程度)するだけで、社員のワークモチベーションを可視化し、把握する事ができます。また、回答結果は偏差値表示されます。これを「モチベーションインデックス」と言い、2,300社・50万人の実績を誇る、組織の統一指標となっています。これらの数値は、他社比較・属性比較・経年比較など、様々な切り口での分析が可能です。

導入には専門のコンサルタントが伴走し、具体的なアクションプランを策定できます。

Willysm

株式会社キーポート・ソリューションズが提供する「Willysm」のご紹介です。

ポイント

  • モチベーションマネジメントに特化したシステム
  • 年間数万人規模のストレスチェックを手がける医師が協力
  • クラウド版・オンプレミス版・Windows版から選択できる

詳細

モチベーションマネジメントに特化したシステムで、社員の早期離職や、チームワークの向上、社内のダイバーシティ対策に有効なシステム。社員の「気持ち」データを集約し可視化する事で、組織の生産性向上に繋げる狙いがあります。

まず社員が今の気持ちを「Excellent」「WellDone」「NotSoGood」の3種類で記録。その集約したデータを元に、組織全体のモチベーションを見える化します。それを元に、管理者は管理手法を模索したり、社員の状態に配慮する事が可能となります。

11-5.アンケート

社員にアンケートを実施し、そのデータをタレントマネジメントに活かせるシステムです。

Refcome Engage

株式会社Combinatorが提供する「Refcome Engage(リフィカムエンゲージ)」のご紹介です。

ポイント

  • 社員との信頼関係を可視化するシステム
  • シンプルで直感的な操作のアンケート配信が可能
  • アンケート結果を、退職リスクの予想やリファラル採用施策に活用

詳細

「社員に愛される、良い会社作り」を掲げ、社員と会社のエンゲージメント(信頼関係)を可視化し向上させる事を目的としたシステム。エンゲージメントを向上させる事で「離職率の低下」「リファラル採用の活性化」「業績の向上」が実現できるとしています。

まず、社員に直感的に回答できるアンケートを配布し回答を促します。そして、グラフ等で可視化された結果を元に、エンゲージメントが低く退職リスクのある社員の予測や防止、そしてエンゲージメントの高い社員に対してリファラル採用の協力を仰ぐ事も可能となります。

wevox

株式会社アトラエが提供する「wevox」のご紹介です。

ポイント

  • 組織改善を目的としたプラットフォーム
  • 社員アンケートを実施でき、リアルタイムでの集計・閲覧が可能
  • 10名未満から数千名の企業まで様々な規模の企業で導入

詳細

組織改善を目的としたサービスで、主に従業員満足度に関するアンケートを実施できます。アンケートは、インターネット環境下であれば、スマホやタブレット等でどこに居ても手軽に回答できます。アンケート結果はwevox内で集約され、システムにアクセスする事で結果を把握。

そのデータを、組織や職種などの多様な切り口で分析でき、組織の課題を見いだします。これらの流れを定期的に実施する事で、組織改善のPDCAサイクルを回す事が可能となります。

11-6.人材管理

人材管理・タレントマネジメントを実施するために必要な、多くの機能を有しているシステムです。

COMPANY タレントマネジメント

株式会社ワークスアプリケーションズが提供する「COMPANY タレントマネジメント」のご紹介です。

ポイント

  • 人材データから社員を把握分析し、スピーディーな次世代リーダーの発掘が可能
  • 国内外の人材データと人材教育の一元管理が可能
  • 大手企業の3社に1社が「COMPANY」もしくは「HUE」を導入している

詳細

大手企業で想定される業態特有の要件などを機能に盛り込んでいるため、どのような企業にもカスタマイズ無しで導入する事ができます。

また、あらゆる業界の大手企業がERPシステムとして「COMPANY」「HUE(人工知能型ERP)」を導入。導入企業は、本体単体で実に1,200企業グループにも上ります。これらの豊富な実績をもとに、導入サポート体制も万全。導入の計画性強化、意思決定のサポート、標準ドキュメントやツールの提供での業務負荷の軽減などに力を入れています。

コーナーストーン・HR

コーナーストーンオンデマンドジャパン株式会社が提供する「コーナーストーン・HR」のご紹介です。

ポイント

  • 高い柔軟性と費用対効果が魅力のシステム
  • 世界NO.1のタレントマネジメントソリューションで、ユーザー数2,990万人以上
  • 社員やマネージャーが、自身のデータにアクセスし編集可能なサービス

詳細

世界で2,990万人以上が利用する、No.1タレントマネジメントソリューションです。まず、社員データの集中管理・人材のレポート機能の強化を、スピーディーで費用対効果の高い手法で実現します。また、給与・労働時間・勤怠情報・既存の人事システムなど、さまざまなデータを集約する事で、適切な情報に素早くアクセスし、スピーディーな意思決定に繋がります。

社員自身で更新できる最新システムとセルフサービス方式で、人事担当者は煩雑な作業から解放され、コア業務に集中。結果的に、生産性の向上や戦略的な人事施策の遂行が可能となります。

Cultiiva Global/HM

日本電気株式会社(NEC)が提供する「Cultiiva Global/HM(カルティバグローバルエイチエム)」のご紹介です。

ポイント

  • 37カ国語での利用が可能で、世界4,400社の導入実績あり
  • クラウド型のため、スピーディーな導入が可能
  • NEC自身の導入ノウハウでサポート体制も万全

詳細

人材の基本情報や評価履歴の一元管理はもちろん、目標に対する評価やフィードバックを実施できる機能もあります。また、後継者管理機能では、コンピテンシーなどの条件で候補者を抽出。キャリア開発機能では、自身の現状と目標のギャップを把握した上での、キャリアプランの作成が可能です。

NEC自身の導入・運用経験から得られたノウハウを元に、各フェーズにおいて確実なサポートを実践しています。

EHR人事管理

株式会社レジェンダが提供する「EHR人事管理」のご紹介です。

ポイント

  • 人事業務全般をサポートする充実の機能
  • 15年以上の人事コンサル・アウトソーシングのノウハウを投入したシステム
  • クラウド型のため柔軟な機能の拡張が可能

詳細

採用管理・社員の目標管理・コンピテンシー・360度評価・従業員満足度調査など、人事業務の全般をカバーする機能を搭載しています。これらの豊富な情報を蓄積する事で、最適な人材配置や組織の活性化が可能となります。

人事コンサルティング・アウトソーシング等で培ったノウハウを投入されたシステムであり、今後もそれらの経験を活かし成長し続けるシステム。またクラウド型であるため、導入時は自社の業務に応じた機能から始め、段階的に拡張する事も可能です。

Generalist®

株式会社東芝インダストリアルICTソリューション社が提供する「Generalist®」のご紹介です。

ポイント

  • 導入時のカスタマイズにも柔軟に対応し、自社に最適なシステムを提供
  • 人事・給与・育成・評価など豊富な機能でトータルに人材を管理
  • 人材管理に関する基本機能はほぼ網羅し、平均95%以上の業務適合率を誇る

詳細

「企業価値を変える」「業務を変える」「システムの未来を変える」など、人材管理を超えた新しい企業価値の創造を目的としたサービス。カスタマイズなどで企業独自の仕組みにスムーズに対応できます。また、トータルな人材管理が可能なため、戦略的な人材管理と、業務効率の大幅改善をサポートします。

導入事例を見てみると、法改正の度に発生するプログラム改修やグループ展開に課題を抱えていた企業では、Generalistを導入した事により人事給与基盤を刷新。結果的に人事給与に関連する費用の約5割の削減に成功しています。

HITO-Talent

株式会社パーソル総合研究所が提供する「HITO-Talent」のご紹介です。

ポイント

  • 総合人材サービス「パーソルキャリア(旧インテリジェンス)」の社員7,000 名の運用を通して開発
  • 人材データの管理項目に限界がなく柔軟な設定が可能
  • マニュアル不要な直感的な操作性が魅力

詳細

HITO-Talentは戦略的な人事機能の構築を目的とした「適材の発掘」「適正配置」「優秀人材のリテンション」「計画的な育成/評価」の4つの機能カテゴリーを搭載しています。「適材の発掘」では、個人のデータを網羅的に把握し、その中から適材を発掘。「適正配置」では、条件に合う人材をデータベースから自動的にリストアップ。また、組織図で人材配置を把握する事も可能です。「優秀人材のリテンション」では、社員のモチベーションなどの状態をモニタリング。「計画的な育成/評価」では、短期ではなく中長期のキャリア計画が可能です。

iTICE

カシオヒューマンシステムズ株式会社が提供する「iTICE」のご紹介です。

ポイント

  • 「個人」「組織」「変化」を把握する事により経営課題の本質を捉える
  • タブレット対応が可能で、多拠点展開の企業も各地で活用可能
  • 人材関連ソリューション20年以上の実績で培った安心のサポート体制

詳細

まず「個人」においては、個々の人材データから人材プロファイルシートを作成。適正にあった人材配置に役立ちます。また「組織」では、スキルバランス等のデータをプロットグラフで表示し、組織の現状を把握できます。「変化」は、人材データの継続的な蓄積により、個人の特性の変化を捉える機能があります。

実際に、東京都を中心に展開する信用金庫では、これまで十分に活用できていなかった人材情報をiTICEで一元管理。多面的に人材情報を把握する事で、適正な人材配置に活用されています。

jinjer人事管理

株式会社ネオキャリアが提供する「jinjer人事管理」のご紹介です。

ポイント

  • ストレスチェック等のメンタルヘルス対策が可能
  • 人材データを一元管理し、適材適所の人材配置を実現
  • 動画研修プログラムでの人材育成のサポートも可能

詳細

タレントマネジメント・メンタルヘルス・人材育成・福利厚生、またマイナンバー対応など人材管理にまつわるあらゆる業務を一元管理できます。まずメンタルヘルス面では、ストレスチェックやカウンセラーによるサポートプログラム、健康的な企業運営のサポートを行います。

タレントマネジメントの視点では、一括で管理された人材情報をもとに、適材適所の人材配置を実現。戦略的な人事が可能となります。人材育成については、自社で研修プログラム等を保持していない場合、動画研修プログラム等の提供も可能です。

人材BOXクラウド

株式会社豊通シスコムが提供する「人材BOXクラウド」のご紹介です。

ポイント

  • 人材情報を誰でも見える・活用できる形で集約
  • 社員が自身で登録可能なため、人事担当者の負担を軽減
  • 社員と組織の目標の達成をPDCAサイクル機能でサポート

詳細

まず、社内に散在している情報を集約し、人事プラットフォームを構築します。その上で、管理者・社員双方が情報を更新できるシステムにより、人事担当者の負担を軽減するだけではなく、常に新鮮な情報を把握する事ができます。

人材育成の面では、まずスキルチャートや目標管理機能を使って現状の把握や成長計画を立案。その計画に基づいて、業務や研修などを実施します。その後、360度フィードバック等を使って人事考課を行い、成果の分析を実施。このように、システム上でPDCAサイクルを回す事ができる仕組みになっています。

Kanexa

日本アイ・ビー・エム株式会社が提供する「Kanexa(ケネクサ)」のご紹介です。

ポイント

  • 採用・人事データ分析・スキル体系化・育成など幅広い機能を搭載
  • コンサルティングサービスにより導入をトータル的にサポート
  • フォーチュン・グローバル500企業のTop20社の65%が採用するシステム

詳細

人材採用・人材育成・リーダーシップの醸成・タレントマネジメント・従業員との結びつきの強化・人材配置など幅広い人事業務をサポートするシステムです。その中でも「従業員エンゲージメント調査」は、適切なタイミングで社員の現状を把握し、課題を見つけ解決する機能。社員の声を戦略に活かす事が可能となります。

「リーダーシップの醸成」サービスでは、自社の求めるリーダー像に基づいた次世代リーダー候補に対して、そのスキルをオンラインや研修でサポートします。

カオナビ

株式会社カオナビが提供する「カオナビ」のご紹介です。

ポイント

  • 人材管理システムにおいて2年連続シェアNo.1
  • 顔写真が並ぶ画面で、直感的な判断が可能に
  • 初期費用ゼロで、手軽に導入可能なクラウドサービス

詳細

その名の通り、顔写真を見ながら人材マネジメントを進める事ができ、「顔と名前が一致しない」という課題を解決する画期的なシステム。人材配置や評価など、実際の組織の顔ぶれを確認しながら判断する事が可能になります。

また、クラウド型のため各拠点や外出先などでも手軽に確認ができます。社員アンケートなども簡単に作成でき、現場の声をリアルタイムで吸い上げられます。既存の人事基幹システムとの連携も可能で、使われていなかった人材情報の活用も実現できます。

Oracle HCM Cloud

日本オラクル株式会社が提供する「Oracle HCM Cloud」のご紹介です。

ポイント

  • 組織力の強化・タレントマネジメント・人材と組織分析を実現するシステム
  • 35以上の言語・多通貨に対応し、200カ国で24時間対制のサポート体制
  • 業界最高レベルのセキュリティを提供

詳細

オラクルHCMクラウドは、「強固なプラットフォーム」「処理性能」「拡張性」「信頼性」「高セキュリティ」で、人事業務に最適なサービスを提供しています。HCMだけで2,000 名が製品開発に従事するオラクルでは、半年ごとに最新のイノベーションをリリース。利用者は、手軽にクラウド経由での入手が可能です。BI(ビジネスインテリジェンス)を搭載しているため、日々の指標の管理から、長期的な将来の予測までが簡単に分析でき、戦略的な人事をサポートします。

POSITIVE

株式会社電通国際情報サービス(ISID)が提供する「POSITIVE」のご紹介です。

ポイント

  • 組織を軸とした日本企業・職務を軸としたグローバル企業、両方に適した人材配置が可能
  • 本社・グループ企業・海外法人などグループ横断の人材マネジメントを可能に
  • 人材育成面では、研修の募集から事後アンケートまで一連の流れを管理できる

詳細

タレントマネジメント機能と、就業管理・給与管理・人事管理などの基幹人事システムが統合した基盤で、効率的な人材マネジメントを可能にします。また、グループ展開のある企業においては、各社・各拠点で異なる役職・資格などを全社で統一基準に読み替える機能を保持。グループ企業の人事制度の統一化の業務負担を軽減します。また、グループ個別での運用と、グループを横断した運用が併用できるのも特徴の一つ。グループ企業の人事業務にも、柔軟に対応可能です。グローバルにも対応しており、ログインユーザー毎に日本語・英語・中国語の選択が可能です。

Rosic人材マネジメントシステム

インフォテクノスコンサルティング株式会社が提供する「Rosic人材マネジメントシステム」のご紹介です。

ポイント

  • 導入コンサルタントが最適な導入をサポート
  • 画面デザインや項目名など、自由なデザインが可能
  • 自社独自のプロセスのサポートのため柔軟なオプションやカスタマイズが可能

詳細

サービスそのもののみではなく、導入時の専任コンサルタントのサポートが魅力です。人材データの活用時に、最適なデータの種類・形式を提案したり、人事データベースの構築のサポートも受けられます。

旭化成、キヤノン、サントリーホールディングスほか、大手企業を主なクライアントとするサービスで、なかでもカルビーでは、これまでの煩雑な手作業での資料作成が、ほぼボタン一つで可能となっています。

SAP SuccessFactors

SAPジャパン株式会社が提供する「SAP SuccessFactors」のご紹介です。

ポイント

  • 世界で最も導入されているタレントマネジメントシステム
  • クラウド型タレントマネジメントソフトのグローバルプロバイダー
  • 入社後教育・学習管理・採用ソフト・後継者計画など人事業務を一元管理

詳細

SAP SuccessFactorsは、事業戦略の調整・組織行動・社員のパフォーマンスの最大化などを目的としたサービスで、タレントマネジメントシステムにおいて世界で最も利用されています。入社後教育・学習管理システム・パフォーマンス管理・採用ソフト・応募者追跡ソフト・後継者計画・人材の管理・人事の分析など様々な機能を統合したシステムで、60種類以上の産業において、あらゆる規模の企業に対応可能です。アメリカでは、様々なアナリストが「タレントマネジメント分野のリーダー」「業界のリーダー」として認定しています。

SmartCompany

株式会社サイエンティアが提供する「SmartCompany」のご紹介です。

ポイント

  • 独立構造のモジュールで段階的なシステム拡張が可能
  • オンプレミス・クラウド2つの導入形態から選べる
  • 既に導入済みの人事システムとの連携がスムーズ

詳細

それぞれが独立したモジュールでの構造となっているため、全てを一度に取り入れず、自社のステップに合わせた導入が可能です。これにより、タレントマネジメントを始めるにあたり、まず運用体系が整ってからスタートする事ができます。

導入形態は「オンプレミス型」「クラウド型」の2種類があり、試験的にクラウド型を利用し、その後オンプレミス型へ切り替えるなどの柔軟な対応も可能です。また、既存の人事システムとの連携もスムーズ。組織のマスター情報などを既存システムから出力し、取り込む事で再度の入力などの手間が省けます。

Talent Palette

株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する「Talent Palette」のご紹介です。

ポイント

  • 人事のビッグデータ×見える化でタレントマネジメントをサポート
  • 様々な分析機能による科学的な人事戦略を実現
  • 人材情報・組織や働き方・採用・従業員満足度など様々な見える化が可能

詳細

散在している様々な人事情報、例えばキャリア・スキル・目標・従業員満足度・モチベーションなどの様々なデータを一元管理できます。そうする事で、人材や組織を可視化でき、任意の適正で検索すると瞬時に人材を抽出できます。

また、組織編成の際には、想定の組織を作成し、その組織の変成前後の人件費や実績の変化を確認できます。これにより、人材の配置を変える事での、影響度などを加味した組織改革が可能となります。社員のモチベーションのリアルタイム管理も可能で、急激にモチベーションが低下するなどの社員が存在した場合は、管理者にアラートで通知されます。

WiMS

株式会社ソリューション・アンド・テクノロジーが提供する「WiMS」のご紹介です。

ポイント

  • 管理項目の追加変更など、柔軟な設定変更ができる
  • ウィザード形式により、直感的で容易な入力操作を実現
  • 日本語・英語の標準対応でグローバルなマネジメントが可能

詳細

まず標準で日本語・英語対応であり、他言語についても翻訳の相談ができます。マスタ設定の柔軟な追加変更も可能で、管理項目も自由に設定できます。また、直感的な操作により初めて操作する人でも最小限の教育で利用できます。

人材のスキル管理シートは、パスワード付きZipファイルでのダウンロードでセキュリティを強化。また、項目単位で特定の社員のみ閲覧制限を解除するなど、細かな設定も可能。マスタは独立しており、他の人事システムなどへの影響も無く、逆にデータ取り込みなどでの連携も可能です。

11-7.その他

その他の機能を持ったシステムです。

リレキノチーム

ホントノ株式会社が提供する「リレキノチーム」のご紹介です。

ポイント

  • チームの「いつ」「何を」「誰が」実施したのか、を管理するシステム
  • 誰がどのような実績・経験を持っているのかを把握可能
  • 公開・非公開が設定でき、プロジェクト単位でのチーム管理にも最適

詳細

チームのメンバーと、その実績や経歴を管理する事を目的としたシステム。それらを一元管理でき、共有する事も可能です。例えば、チーム内で誰がどのような実績を持っているか把握できれば、その時に必要な人材がすぐに見つかります。また、プロジェクト毎に管理する事で実績なども適切にストックでき、新しいメンバーも過去の実績をすぐに把握できます。

チームは公開・非公開の設定が可能なので、例えばポートフォリオとして利用したい場合は公開にするなど臨機応変に利用できます。100名までは無料で利用できる点も魅力の一つです。

12.まとめ

  • タレントマネジメントを実施する事で、効果的な人材戦略、適切な人材育成などを遂行する事ができ、人材のパフォーマンスの最大化が可能となる
  • タレントマネジメントは、激しい経営環境の変化や人材不足、企業のグローバル化など様々な要因から今注目されている人材マネジメント手法
  • タレントマネジメントを進めるためのツールとして、社員情報の一元管理や情報分析により、適切な人材配置を可能にする「タレントマネジメントシステム」を導入する企業が増えている

注目のビジネス事例トピックを、逃さずチェック。

大手やベンチャー含め計60,000人以上の会員が利用しています。

BizHint の会員になるとできること

  • 厳選されたビジネス事例が毎日届く
  • BizHint 限定公開の記事を読める
  • 実務に役立つイベントに申し込める
  • アプリで効率的に情報収集できる
いますぐ無料会員登録

この記事の関連キーワード

フォローボタンをクリックすると、キーワードをフォローすることができます。

キーワードについて

戦略人事の記事を読む