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KGI

2020年1月28日(火)更新

KGIは「重要目標達成指標」を指し、戦略策定や事業の成果達成度合いを測定するために欠かせない指標です。KPIはビジネスで広く普及しつつありますが、事業目標を達成するにはKGIとの関係を理解し、効果的な活用方法を知ることが重要です。本記事では、KGIの定義やKPIとの違い、設定するメリットや設定方法を解説します。

KGIとは

KGI(Key Goal Indicator)とは「重要目標達成指標」という意味で、「売上高」「利益率」「成約数」といった事業活動の最終的な目標や特に重要な数値が設定されます。

KGIは、企業や事業などの目標をどの程度達成しているのかを定量的に測定するために使われるため、組織や状況に合わせて最適な指標が選ばれます。

KGIを設定することで、組織が優先的に取り組むべき目標が明確となり、目標達成に向けて経営リソースを効果的に活用できるように。また、目標への到達率を定量的な指標で管理できるため、達成度合いを客観的に判断できます。

そして、KGIという具体的な指標があるからこそ、KPIという中間的な指標や、それらを実現するための戦術にまで落とし込めるのです。

「KPI」との違い

KGIを効果的に活用するには、KPIとの違いも理解することが大切です。

KPI(Key Performance Indicator)とは、「重要業績評価指標」や「重要目標評価指標」などと呼ばれるもので、企業目標の達成度や進捗、プロセスを計測したり中間評価したりするための特に重要な指標として活用されます。

例えば「訪問客数」「Webサイトへのアクセス数」といった、企業の売上や利益に直結する要因を設定することが一般的です。ここでは、KGIとKPIの違いや関係について解説します。