ノウフー
ノウフー(know who)とは、誰がどのような知識を持っているのかを知る仕組みの事を指します。具体的には、社員が持っているスキル・経験・知識などを蓄積し、それを検索できる仕組みを作ることです。今回は、このノウフーについてご紹介します。
1.ノウフーとは
それではまず、「ノウフー」について詳しくご説明します。
ノウフーの意味
ノウフー(know who)とは、文字通り「誰が知っているのか」つまり、組織の中で誰がどのような知識を持っているのかを知る仕組みの事を指します。
具体的には、社員が持っているスキル・経験・専門知識などを蓄積し検索できる仕組みを作ります。これにより、組織内で誰がその分野の専門家なのか、誰が経験者なのかをスピーディーに把握する事ができ、それを必要としている組織(チーム)や人とマッチングする事が可能となります。これはナレッジマネジメントにおいて必要不可欠であり、組織における人的資源の有効活用の実現にも重要な要素の一つです。
ナレッジマネジメントとは
ナレッジマネジメントとは、一言で言えば「知識管理」という意味です。この知識とは、具体的には、社員それぞれが蓄積しているノウハウ・顧客情報・技術的な知識・様々な事業やプロジェクトの過程など、所謂「暗黙知」を指します。これらのデータ化・数値化の難しい知識を組織で共有し活用する事で、企業の生産性を向上させようという経営手法を「ナレッジマネジメント」と言います。つまり、「暗黙知」を「形式知」化させようという施策です。
ノウハウとの違い
ノウフーと近い言葉で、よく耳にする「ノウハウ(know how)」があります。これは、技術的な知識や情報、また、物事を進める上での手法に関する知識の事を言います。しかし、個人が習得できる「ノウハウ」には限界があります。そこで、これらの「ノウハウ」について、誰が知っているのかを知る・検索する仕組みが生まれました。それが「ノウフー」なのです。
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