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イクボス

2018年10月9日(火)更新

イクボスは職場で働く部下やスタッフの育児や介護などワークライフバランスを考慮し、個人の人生と企業の業績両方を成立させることを目指す上司(経営者や管理職)の総称です。誕生の経緯や詳細について本記事でご説明します。

イクボスとは?

「イクボス」とは、自らも仕事と私生活のバランスを取り、同じ職場の部下やスタッフ個々の状況を考慮し、彼らのキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出すことができる経営者や管理職たちのことです。

NPO法人ファザ―リングジャパンが2014年にプロジェクトを立ち上げ、ホームページや講演会を通じてワークライフバランスのあり方や女性の社会進出についてとともに宣伝し認知度も上がってきました。

イクボスである男性管理職自身が率先して育児休暇を取得することで後進の男性の育休取得率向上につながると期待をされています。

上司の育休取得や働き方の変更は、職場で直属の部下だけでなく、従業員やスタッフのワークライフバランスを見直すきっかけとなり、職場全体の意識改革につながります。

「イクボス」誕生の経緯

日本では女性の社会進出に伴って、徐々に家事分担も男女協働で行われるようになってきています。積極的に育児参加する男性「イクメン」も現れています。ここでは、イクボス誕生までの経緯についてそれまでの日本での問題点とともに紹介していきます。

日本での男女参画の歴史

日本では1950年代から女性の社会的在り方に関する論議がたびたびおこなわれてきました。