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ノー残業デー

2020年2月17日(月)更新

ノー残業デーは、残業せずに定時で退社することを推奨する取り組みです。働き方改革の一環として、近年導入する企業が増えてきています。しかし、実際に導入してみると、浸透せずに形骸化しているというケースも多く見られます。ここでは、ノー残業デーのメリットと誤った運用によりもたらされるデメリットを説明し、ノー残業デーを形骸化させないための施策をご紹介します。

1. ノー残業デーとは

まず、ノー残業デーの概要についてご説明します。

ノー残業デーとは?

ノー残業デーとは、 残業をしないで定時に退社することを従業員に促す企業の取り組み です。一般的には、企業が週に1日か2日ノー残業デーの曜日を決め、毎週その日は定時で帰るように社員に働きかけます。

残業とは、就業規則や雇用契約書で定められた労働者の労働時間である所定労働時間を超えて働くことです。所定労働時間は企業によって異なりますが、社会的に長時間労働が問題視される中で、近年は労働時間削減のためにノー残業デーを導入する企業が増えてきました。

もともとは1970年代から行われてきた取り組みで、1950年代の高度経済成長期以後、経済発展の負の側面として、日本人の働きすぎが問題視されるようになったことをきっかけに導入され始めました。1990年代以降になると、過労死やワークライフバランスという言葉が広まり、長時間勤務の社会問題化が加速します。 働き方を見直すための有効な施策として、ノー残業デーが一層注目されるように なりました。

現在まで導入する企業が増え続けていますが、一方で曜日を決めて残業をしないのではなく、毎日残業せずに定時で帰れるようにすべきという声もあり、 2000年代になってからはノー残業デーの在り方自体が問われる 側面にきていると言えます。

【関連】長時間労働の原因とは?削減に向けた対策・厚生労働省の取組をご紹介/BizHint

ノー残業デーは水曜日?

ノー残業デーは、法律で制定されている制度ではなく、 企業ごとの独自の取り組み です。そのためノー残業デーの運用状況の詳細については企業によって異なりますが、 一般的に毎週水曜日に実施している企業が多い ようです。水曜日は週の真ん中で区切りとなることや、官公庁がノー残業デーを水曜日に設定していることが背景にあると考えられます。

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