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アウトプレースメント(再就職支援)

2019年4月9日(火)更新

アウトプレースメントとは主に職業紹介事業が行う再就職・再雇用のための支援サービスの総称で、日本では一般的に「再就職支援」と呼ばれます。 今回はこの「アウトプレースメント」について、解説していきます。

アウトプレースメントの概要

アウトプレースメントとは主に職業紹介事業が行う再就職・再雇用のための支援サービスの総称で、日本では一般的に「再就職支援」と呼ばれます。

通常の職業紹介や人材派遣との大きな違いは、企業の人員削減策の一環で行われ、自社の人材の中から転職者(希望者)を選び再就職活動の支援を職業紹介業に依頼します。

人員削減が目的のため、再就職にかかる費用は企業が負担します。 今回は、アウトプレースメントについて、通常の採用作業との違いやプロセス、どのような人材がアウトプレースメントによって再就職の成功に結び付きやすいかなどを検証していきます。

アウトプレースメントの特徴

アウトプレースメントは人員削減を目的にリストラの一環として行われます。この目的から人材再削減を行う現雇用先が支援のサービス費用を支払います。

欧米の「アウトプレースメント」との違い

アメリカにおける「アウトプレースメント」とは、対象者へのカウンセリングや再就職に向けた資格取得など再就職の支援や情報提供であり、直接再就職先を探すことではありません。

一方、日本のアウトプレースメントでは、有料人材紹介事業が受託しますので、求人を行う企業とも取引があり、欧米よりも丁寧なマッチングを行います。そのため、リストラ対象となった求職者は解雇後の再就職が確定するまで新雇用先のあっせんが受けられるとの誤解がありますが、再就職を約束するものではありません。