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ワークスタイル

2018年11月21日(水)更新

ワークスタイル変革とは、組織の「ワークスタイル(働き方)」を変えて新しくする事を言い、近年では国を挙げて取り組んでいる課題です。これは、主に優秀な人材の維持や確保、そして組織の生産性の向上やイノベーションの創出を目的に実施されます。ただ、一言に「変革」と言ってもスムーズに進まない現状もあります。今回は、「ワークスタイル変革は、なぜ進まないのか」という視点も含めて「ワークスタイル変革」についてご紹介します。

1.ワークスタイルとは?

そもそも「ワークスタイル」とは、直訳すると「働き方」という意味の言葉ですが、その捉え方は使われるシーンや受け取る人によって様々です。

例えば、個人の「働き方」である場合、その人がどのように仕事を進めるのか、仕事の仕方にフォーカスした意味となります。しかし、広義の「働き方」となると、経営視点から見る組織の働き方に関する仕組みや、企業風土・労働環境などの幅広い意味を持ちます。

この「ワークスタイル」を変えて新しくする事を「ワークスタイル変革」と言います。働き方改革の推進もあり、近年では国を挙げて取り組んでいる課題のひとつです。

ただ、一言に「変革」と言ってもスムーズには進まない現状もあります。今回は、「ワークスタイル変革は、なぜ進まないのか」という視点も含めて「ワークスタイル変革」について見てみましょう。

【関連】BizHint HR「働き方改革とは?必要となった背景や実現会議と実行計画、事例まで徹底解説」

ワークスタイル変革が注目される背景

ワークスタイル変革という言葉が注目されるようになったきっかけには、日本の企業をとりまく環境の著しい変化が挙げられます。

労働力人口の減少

まず挙げられるのが、少子高齢化による人口の減少から生じる労働力不足の問題です。