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労務

2019年3月1日(金)更新

労務とは、会社の規模を問わず、労働者を雇用している場合には不可欠な業務です。ここでは、労務担当者に求められる業務について基礎知識と押さえておくべきポイントを解説します。

労務とは?

労務とは、「労働」に関する事務処理を指します。従業員が1万人を超す大企業でも10人未満の小さな企業でも、その企業に雇用されている労働者が安全に、安心して働き、給与を得られるようにするには労務の業務が必要です。また、労務担当者が役割を果たすことによって、企業としての活動がより円滑に、効率よく進められるといわれています。

「人事労務」と括られる理由とは?

企業の規模によっては事務職が一人で労務などの事務全般を行ったり、総務部の中に位置づけられて労務と人事の仕事に携わったりということもあります。また、人事部が独立している企業では労務と人事が別の組織として事務分掌が作成されますが、それ以外では労務と人事は重なるところが少なくありません。

たとえば、労働契約や社員のモチベーションの管理、また、給与などに関することです。人事考課による昇給などは人事の仕事になりますが、給与計算については勤怠管理とともに労務の仕事とされています。

労務に求められる役割・能力

具体的に労務に求められる役割や能力はどのようなものになるでしょうか?それぞれ解説していきます。

労務の役割

労務も人事も、企業の経営資源とされる、いわゆる「ヒト、モノ、カネ、情報」の“ヒト”にかかわる仕事です。二つをあえて分けると、労務には次のような役割があります。