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2018年11月17日(土)更新

採用ツール

企業理念や経営戦略を基に戦力となりえる人材を確保し、組織の活性化や業績向上などの実現するための「採用コンサルティング」が注目を集めています。この採用活動は企業の経営戦略として位置づけられることも多く、重要性が増しています。今回は「採用コンサルティング」はもちろん、採用活動を成功させる「採用ツール」をご紹介いたします。

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採用ツールとは?

採用ツールとは、採用したい人材像を考慮した上で、応募者に効果的な訴求を行うためのツールを指します。団塊世代の大量退職や景気の回復、労働人口の減少による採用活動の活性化に伴い、売り手市場となった採用市場では効果的な採用ツールが重要性を増しています。

採用ツールの種類には採用活動専用の自社ホームページ、企業説明用の映像、採用パンフレット(会社案内)・内定者フォローパンフレット(入社案内)などのDTP(印刷物)、説明会用PPT(パワーポイント)など多岐に渡ります。その他、企業名が刻印されたノベルティーグッズや合同会社説明会ブースの装飾も採用ツールに含まれます。

採用コンサルティングを手掛ける会社の中には、企業の要望に沿った採用コンセプトの策定から広報プランニングやメディアの選定までトータルでサポートを提供する会社もあります。これら、採用ツールはデザインやライティングはもちろん、採用ターゲットを意識した採用ツールの作り込みが大切です。

採用ツールの必要性

採用ツールが必要になってきた背景として、就活市場の変化があります。また、企業が希望する人材を確保するためには、企業情報を正確に伝える媒体として、そもそも必要不可欠なものでもあります。

就活市場の大きな変化

近年の就活市場の変化に影響を与えた要因のひとつが、新卒採用スケジュールの変更です。経団連による「採用選考に関する指針」では、広報活動は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、選考活動は卒業・修了年度の6月1日以降、採用内定日を卒業・修了年度の 10月1日以降とされています。そのため、就活生は短期間で、就職希望の企業を選択・応募・面接を行わなければなりません。

企業側も短期間の広報活動において、より効率の良い採用情報を提供する必要があるため、採用ツールの適切化は必要不可欠といえます。2019年新卒入社対象者の「採用選考に関する指針」もさまざまな視点から検討・改定の兆しがあります。

さらに団塊世代の大量退職や少子高齢化に伴う労働人口の減少が、就活市場を売り手市場に変え、優秀な人材の確保が困難なものにしています。また、第二新卒採用や即戦力となり得る中途採用などの通年採用が常態化していることも就活市場の活況に影響を与えています。

正確な企業情報を伝えるための媒体

先にご紹介したとおり、新卒採用スケジュールの短期化、売り手市場、通年採用の常態化などにより、企業側は採用情報を発信するための工夫が求められます。特に新卒採用対象者はスマートフォン世代ということもあり、インターネット上での採用ツールの強化は必須といえます。

また、既に用意されている会社案内はクライアント向けや投資家向けのものが多く、採用活動においては不向きです。そのため、採用活動に特化した採用パンフレットを作成するなどの対応も必要です。

以前では転職仲介を生業とする企業のメディアへの掲載が主流でしたが、リファラル採用(社員に人材を紹介・推薦してもらう採用手法)やソーシャルリクルーティングなど新たな採用支援サービスも登場しています。これらのリクルーティング手法に対応するためには、それぞれの特性に合わせた採用ツールを準備する必要があります。

制作すべき採用ツールとは?

優秀な人材を確保するためには採用ツールを強化することが大切です。特に以下の採用ツールは必要不可欠になるものばかりですので、ご参考ください。

採用パンフレット(会社案内)

求職者や就活生に対して、企業情報を伝える重要な媒体です。印刷手法もパンフレット(会社案内)はもちろん、チラシやポスター、Web掲載用としても活用できます。説明会で使用する映像と連動させることも可能です。内容は会社紹介をはじめ、社長や社員へのインタビュー、仕事や職種の紹介、また社員の仕事とプライベートを紹介するのにも効果的です。また、内定者に対して、会社への帰属意識を強化させ、内定自体の防止につながる内定者フォローパンフレット(入社案内)の需要も高まっています。

採用動画や映像

求職者に対して、自社の強みや企業風土をダイレクトに伝えられる動画や映像も採用ツールとして効果的です。活躍する社員の生の声などリアリティを持たせることができ、視覚効果や構成・演出により印象を残しやすくなります。また、目的や用途に特化したものも作りやすく、入社意思を高めるのに有効です。

採用特設サイト

今や採用活動において、インターネットの活用は当たり前といえます。新卒採用対象者はスマートフォンを情報収集のツールとしているケースも多く、採用ホームページのレスポンシブ対応(画面や操作を幅広いデバイスに最適化させる対応)も必要不可欠です。また、ほとんどの企業がWebからの求職応募を採用しています。そのため、事業内容や業界に関する情報、研修制度やキャリア形成、自社イメージなどの情報も掲載する必要があります。また、最新情報の更新を行うためのCMS(担当者が手軽に情報更新ができるシステム)の導入やアクセス解析など考慮する点が多いのが採用特設サイトの特徴です。

会社説明会用パワーポイント

新卒採用など大人数を対象とした会社説明会で使用するパワーポイントも採用ツールとして、重要な役割を果たします。就活生は短期間の間に、多くの会社説明会に参加します。1日に複数の会社説明会に参加することも珍しくありません。そのため、企業側は会社概要や業界・事業説明、職種、社員インタビューなどを正確にかつ迅速に伝え、インパクトを与えなければいけません。そのため、パワーポイント制作の際はデザインや文章はもちろん、構成や視覚効果も考慮する必要があります。

イベントブース

企業イメージをアップさせる上で効果的なのがイベントブースです。合同企業説明会での椅子やテーブル、壁面装飾、床面装飾、入り口装飾(説明会用ポスター)など企業イメージをアピールできる箇所は意外と多く、イベントブース全体のバランスを含めて、デザインや装飾を考える必要があります。大企業や認知度の高い企業であれば、単独で会社説明会を行うことがほとんどですが、そうでない中小企業は合同説明会を活用するケースも珍しくありません。そのため、数多くの企業が集まる企業の中で、求職者に印象を与えるためにも重要な採用ツールといえます。

ノベルティーグッズ

会社説明会では採用パンフレットなど求職者に持ち帰ってもらう資料も少なくありません。その際に、資料を入れるクリアファイルや手提げ袋などに企業名や企業ロゴを入れる会社がほとんどです。また、会社の財政の強さを伝える上でも会社オリジナルのペンやドリンクなどのノベルティーグッズなどのオリジナルコンテンツを用意することも効果的です。

採用管理システム

「制作すべきツール」とは若干異なりますが、制作物の効果測定を行うにあたり、「どの経路から自社を認知し応募しようと思ったか」を一元管理しておくことは必要不可欠です。

制作物や採用手法のバリエーションがごく少ない場合においては手作業での調査・カウント・集約も可能ですが、主体的に採用活動のPDCAを回していこうと考えている場合には、複数経路からの採用オペレーション均一化、オペレーションミスの回避などの観点からも導入することを推奨します。

【関連】「採用管理システム」導入メリットと、比較・検討のポイント / BizHint HR

採用ツール制作の実績

採用パンフレット(会社案内)や映像などの採用ツールは数多くの実績を残しています。以下に採用パンフレット(会社案内)、動画、Webサイト、説明会の4つの実績について、ご紹介いたします。

採用パンフレット(会社案内)

リンテック株式会社

「リンテック株式会社の事業フィールドを日々の暮らしの中で見つけていこう」というコンセプトで事業紹介をしており、わかりやすく、印象に残りやすい採用パンフレットとなっております。

【参考】リンテック株式会社 採用資料

東京都

「東京都で働く」という硬いイメージを払拭させるように、仕事へのやりがいや仕事を楽しんでいる様子を中心に紹介。しかし、「責任感を持って、働く」という印象も残る採用パンフレット(会社案内)になっています。

【参考】東京都職員採用

動画

LINE株式会社

ホームページに掲載されている動画は「人と人とのコミュニケーション」をわかりやすく伝えてくれています。「つながる」という株式会社LINEが最も大切にしている理念が見て取れます。

【参考】LINE株式会社

クックパッド株式会社

男女関わらず、料理が好きな社員が印象的な採用動画です。活躍している先輩社員の生の声を紹介しているため、働くイメージを持ちやすい動画になっています。

【参考】クックパッド株式会社

Webサイト

リクルートホールディングス

シンプルなデザインにも関わらず、「未来をつくる」という理念を力強く伝えてきます。「新たな価値をつくる」、「既存の価値を100倍にする」というダイレクトなメッセージが印象に残ります。

【参考】リクルートホールディングス

損保ジャパン日本興亜

硬いイメージとは対照的にバナーを駆使して、働きやすい環境や事業内容をわかりやすく紹介してくれています。

【参考】損保ジャパン日本興亜

説明会

株式会社IDOM (旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル)

「足湯」が設置された会場が印象的だった会社説明会。企業側からの一方的な発信ではなく、学生の就職サポートを大切にしている想いが伝わってくる会場になっています。

【参考】株式会社IDOM (旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル)

DCMダイキ株式会社

トレードカラーである青色と白色を全面的に押し出した壁面装飾の前にモニターを設置しているのが印象的な会社説明会です。自然と会社のロゴが目に入ることからインパクトという観点からでも参考にしたい会社説明会です。

【参考】DCMダイキ株式会社

採用ツール制作会社を利用する場合の注意点

採用ツールを自社だけで作成するには、コストも時間もかかってしまいます。そこで活用したいのが採用ツール制作会社です。しかし、制作ツール制作会社を利用する場合も注意が必要です。

なるべく制作会社を分散させない

実績のある採用ツール制作会社は複数あります。また、採用ツールの得意分野も各社異なり、それぞれの良さを最大限に活かした質の高い採用ツールの作成を依頼できます。しかし、たとえ依頼側の企業コンセプトや目的・用途が同じだったとしても、完成品が統一されているとは限りません。そのため、複数の採用ツール制作会社に依頼すると統一性のない採用ツールが集まる危険性もあります。採用ツールの作成が初めてという場合は、なるべく一つの採用ツール制作会社に統一させるとよいでしょう。

コミュニケーションを絶やさない

採用ツールを作成する場合は、しっかりと採用したい人材像や企業コンセプトを伝える必要があります。どの採用ツール制作会社はしっかりとヒアリングを行ってくれますが、適宜、進捗について、コミュニケーションを取るようにしましょう。コミュニケーションをしっかりと取ることで、構成・デザイン・内容も満足のいくものに仕上げることができます。

制作スケジュールは余裕を持つこと

通年採用が常態化している現状でも、新卒採用などの時期は決まっています。そのため、外部の採用ツール制作会社を利用する場合は余裕を持ったスケジュールで依頼しましょう。採用ツールは1つで完結するものではありません。採用パンフレットと会社説明会用パワーポイントとの連動はもちろん、イベントブース(椅子やテーブル、壁面装飾)での企業イメージの強化などには時間がかかります。

採用ツール制作を支援する会社一覧

企画・制作を主とする採用ツール提供企業は数多くあります。サポートする範囲や料金もさまざまですが、その中でも評判が良く、実績の高い採用ツール制作会社をご紹介いたします。気になる提供企業がある場合は都度問い合わせてみてください。

株式会社クライマークス

ポイント

  • クオリティーの高いWeb、グラフィック、映像制作で培った技術を採用ツールにも活かせる
  • グローバル人材を採用に適した多言語採用ツールの構築も可能
  • HR領域最大手出身者が応募者心理に基づいた採用ツールをプランニング・制作を行う

詳細

採用ツール以外にも大規模サイトの構築やWeb・グラフィック・映像制作なども手掛けるWebサービス全般のスペシャリストです。その他の領域で培った技術を惜しみなく、採用ツールに活かすことができるのが特徴です。多くの東証一部上場企業をクライアントに持ち、実績・信頼ともに高い採用ツール制作会社です。

【出典】【株式会社クライマークス】ホームページ

カケハシ スカイソリューションズ

ポイント

  • 新卒採用、中途採用、外国人採用などターゲットに合わせた採用ツールの作成が可能
  • 新入社員を即戦力化するための研修サービスや教育制度の構築に高い実績を持つ
  • 採用課題・組織課題をCI、広告制作で解決してきた事例が多数

詳細

採用したいターゲットに合わせた採用ツール制作はもちろん、企業に合わせた独特の採用ツール開発に定評がある採用ツール制作会社です。過去には麻雀採用、脱出ゲーム説明会といった全く新しい取り組みを実現させています。新しい採用ツール制作により。外国人登用のメリット、新卒採用者の増加、株式上場などにも貢献するなど確かな実力を持つ採用ツール制作会社です。

【出典】【カケハシ スカイソリューションズ】ホームページ

企画制作会社 ビットセンス

ポイント

  • 採用コンセプトの策定、広報プランニングの設計・提案から採用ツール制作までトータルサポートを行う
  • 映像(動画)、Web、DTP、PPT、ノベルティーグッズ、イベントブースの6つの採用プランに価値付けをしている
  • 細かい採用プランに沿った採用ツールの制作が可能

詳細

年間200社以上の制作実績を持つ企画制作会社ビットセンス。採用コンセプトの設計・提案からクリエイティブまで一貫したトータルサポートが魅力的な採用ツール制作会社です。また、採用活動だけでなく、営業支援・販促支援や社内広報・イベントなどの制作物の企画・制作も手掛けています。

【出典】【企画制作会社 ビットセンス】ホームページ

株式会社フレックス

ポイント

  • グループ内に「フレックス・デザインパワーズ」という制作専門会社を持つ
  • DTP制作、Webデザイン、映像制作に特化している
  • 正社員採用だけでなく、アルバイト・パート採用の支援も行っている

詳細

3つの採用ツール(DTP制作、Webデザイン、映像制作)を強みにしている採用ツール制作会社です。また、クライアントとフレックス社が役割分担をして、採用活動を管理・支援する採用アウトソーシングにも定評があります。また、採用後の新人研修サービスも提供しています。

【出典】【株式会社フレックス】ホームページ

株式会社学情

ポイント

  • 採用ツールの制作だけでなく、採用サイトやイベントを実施している
  • 採用広報のノウハウを活かした採用ツールの制作が可能
  • Webメディア、紙メディア、映像・ブース装飾、採用広告も手掛けている

詳細

新卒関連サービス「あさがくナビ」や第二新卒・中途採用をターゲットにした就職サイト「Re就活」を運営する情報会社、株式会社学情。採用広告のノウハウを活かした採用ツール制作が可能です。毎年、学生の志向や各業界のトレンドを綿密に分析した上で制作される採用ツールには定評があります。

【出典】【株式会社学情】ホームページ

まとめ

今後も優秀な人材の確保が困難になることが予想される就活市場。企業側はしっかりと採用ターゲットを定め、精度の高い企業情報を発信することが求められます。採用パンフレット(会社案内)や会社説明会のできあがり次第で、確保できる採用人数も大幅に変わってきます。また、内定辞退者の防止や企業内の活性化などにも良い影響を与えてくれます。採用ツールは中長期的な企業戦略に欠かせないものとなるため、導入を検討している方は今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。

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