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インターンシップ

2018年11月20日(火)更新

「インターンシップ」とは、学生と企業が連携し、就職活動前の学生が実際の仕事を企業で経験できることを言います。今回はこの「インターンシップ」を行う目的や、実施のメリットについて解説していきます。

インターンシップとは?

インターンシップとは、学生が企業等において実習・研修的な就業体験を行う制度のことを指します。アメリカをはじめ、欧米ではかなりの実績があり、専門性の高い人材の育成やキャリア教育を目的として、日本でも普及が推進されています。

昨今インターンシップが注目されている理由

インターンシップへの注目は年々高まっています。その理由を見てみましょう。

インターンシップへの参加率が増加

日本経団連による「倫理憲章の見直し」(2011年3月)によりインターンシップのあり方が厳格化され、数年が経ちました。実施のハードルが上がったことで、導入企業は一旦減少傾向にありましたが、その後、企業側の態勢が整ったことで再び増加に転じます。

文部科学省の調査によると、現在は約4割の企業がインターシップを実施、上場企業では約半数近くが実施という結果に。

大学側に関しては、6割以上が「インターンシップの強化・充実等を行っている」と回答。学生に対して行ったアンケートを見ると、文系は2015年卒の46%が2016年卒では70%に、理系でも同じく44%からが71%へと、実に7割もの学生がインターンシップに参加しています。

この結果を見ても、インターンシップが完全に就職活動の一部になったことがわかるでしょう。