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内定式

2019年8月19日(月)更新

内定式とは、企業が内々定を出していた学生に対し、内定を正式に出す式典のことです。内定式の開催には、入社意志の最終確認、企業風土の浸透、内定者フォローや同期意識の醸成といった目的があります。この記事では、内定式の内容や、企画から開催までの流れ、人事としての心構えなど、内定式を開催する上で企業側が理解しておくべきポイントについて解説します。

「内定」と「内々定」とは

内定式について理解するためには、まず「内定」と「内々定」について理解する必要があります。

「内定」とは、求人への応募者に対し、入社を正式に約束することを意味します。合意がなされた日から入社日までが内定期間となります。新卒の学生を対象とした内定は、一般的に経団連が発表している「採用選考に関する企業の倫理憲章」の「採用選考に関する指針」にある「採用内定日」(一般的に卒業年次の10月1日)以降に出されます。

倫理憲章に基づくと、大学生には採用内定日以降にしか内定が出せません。ですが、それでは採用活動上、支障が生じてしまいます。そのため、企業は内定の解禁日より前に最終選考を通過した学生に対し、「解禁日以降に内定を出す」という約束、つまり「内々定」を出します。

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内定式とは

内定式とは、企業が内々定を出していた学生に対し、内定を正式に出す式典のことです。一般的には、経団連の倫理憲章で規定される「採用内定日」、つまり解禁日とされる10月1日以降の平日に開催されます。内定式に出席した学生は「採用内定書」を受け取り、「内定承諾書」を提出します。

内定式を開催する目的