中途採用
日本では新卒一括採用からの育成が長い間、採用活動の中心でしたが、近年は中途採用の市場(転職市場)が急激に成長しつつあり、企業間の採用競争が激化しています。この記事では、採用計画の立て方から様々な手法による母集団形成、選考方法まで、中途採用の具体的なプロセスを詳しくご説明します。
企業の採用力が問われる時代です。
中小企業が採用戦線で苦戦を強いられがちなのは、いまに始まったことではありませんが、大手企業も中途採用へ本格的に取り組むようになった昨今、優秀な人材の確保はますます困難になっているのです。
一方で、IT環境が整ったことにより 低コストで効果的な人材採用サービス や 新しい採用方法 も確立されてきています。
スタートアップ、中小企業や地方企業などの 採用弱者 こそ、積極的に優秀な人材を獲得する 肉食採用 に取り組む必要があり、新しい手段は貪欲に活用すべきでしょう。
事業は人なり。人材こそ会社における最大の資産です。最近の採用市場をふまえた、ベーシックかつ戦略的な中途採用マニュアルをご紹介します。
1章 中途採用とは?
まずは中途採用の基本をおさらいしておきましょう。
新卒採用と中途採用の違い
中途採用は「新卒採用以外の、不定期におこなう人材採用」のこと。主に次の3つが該当します。
- 若手人材……第二新卒(大学卒業後3年以内)、および、社会人経験3~5年くらい
- 即戦力人材……社会人経験5~10年くらい
- 管理職人材……社会人経験15年以上
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