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フレックスタイム制

2019年6月21日(金)更新

フレックスタイム制とは、労働者が自由な時間に出社や退社ができるもので、働き方改革の推進にも効果を期待できる「変形労働時間制」の1つです。しかし、このフレックスタイム制を企業の実態に合わないまま導入すると、業務効率の低下や大きな混乱を招きかねません。本記事ではフレックスタイム制の仕組みの解説をはじめ、メリット・デメリット、導入方法や労働時間や残業時間の管理方法まで、徹底解説します。

フレックスタイム制とは

フレックスタイム制とは、 1日の労働時間を固定せず、3か月以内の一定期間の総労働時間の範囲の中で、労働者が各労働日の労働時間を自由に決定できる制度 です。

労働者の仕事と生活の両立、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」を図るものであり、業務効率や生産性の向上を期待できるため、働き方改革の推進にも役立ちます。

【関連】働き方改革とは?目的や背景、4月施行の改正内容や企業事例まで徹底解説/BizHint

フレックスタイム制の仕組み

一般的なフレックスタイム制では、1カ月などの一定の期間の中で1日の労働できる時間帯を定め、その時間帯であればいつでも出社、退社しても良い「 フレキシブルタイム 」を設けるとともに、必ず労働しなくてはいけない「 コアタイム 」を定めて運用していくことになります。

【フレックスタイム制の基本モデル】

【出典】【東京労働局】フレックスタイム制の適正な導入のために

●フレキシブルタイム
フレキシブルタイムとは、 その時間帯の中であれば、いつ出社、退社してもよい時間帯 のことを言います。