時短勤務制度
「時短」とは、時間短縮の略で、時短労働、時短勤務などとも呼ばれています。通常の勤務時間よりも少ない時間での勤務を行う就業形態のことで、子育てや介護、体調などの理由でフルタイムでの勤務ができない人が限られた時間内での労働活動を行っています。育児休業法では、一定条件を満たす従業員の子どもが3歳になるまでの間は時短勤務に対しての措置を取ることが会社に義務付けられており、残業(時間外労働)についても制限を行うことがあります。
1.「時短勤務」とは
「時短勤務」つまり、短時間正社員制度の導入について検討する企業が増えているようです。
厚生労働省も、企業側・労働者側双方だけでなく、社会的にもメリットが大きいことを掲げて人材活用上の問題解決に取り組むよう促しています。
短時間正社員とは、フルタイムで働く正社員と比較して週単位の労働時間が短い正社員のことで、企業と無期労働契約を結び、時間当たりの基本給および賞与や退職金等の算定基準がフルタイムの正社員と同等の扱いである正規型の社員のことをいいます。
2.時短勤務が注目される背景
女性の社会進出が増え、女性目線での仕事のニーズも高まる中、育児や介護などそれぞれのライフスタイルや抱える問題などにより、多様な働き方の選択ができる社会の必要性が増してきました。
さまざまな制約により就業を継続できなかった人や、その機会さえも得られずに諦めていた人たちの就業を可能にする働き方、それが「時短勤務」という制度ではないでしょうか。
また、それは企業側においても、少子高齢化により労働人口が減少しつつある中で、人材確保の解決策となり得るでしょう。
3.時短勤務の導入にあたって
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