人的資源
人的資源とは、企業経営を行う上で必要不可欠である「経営資源」のうちの一つで、優秀な社員、そしてその人自身の優れた能力がもたらす経済的な価値を指します。今回は、この人的資源についてご紹介します。
1.人的資源とは
人的資源とは、企業が経営を行う上で必要不可欠である、経営資源のうちの一つです。「経営資源」とは経営学用語の一つで、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つを指します。
この「ヒト」は、具体的には優秀な社員・従業員、そしてその「ヒト」自身の優れたスキルや能力がもたらす経済的な価値を指しており、別名、ヒューマンリソース(human resources)とも呼ばれます。
2.人的資源の特徴
それでは、他の経営資源と比較した人的資源の特徴について見てみましょう。
他の資源を動かす力を持っている
人的資源以外の3つの資源は、ヒトに動かされる事によって初めて活きる経営資源です。人的資源は、「経営資源」全体を動かす役割を持つ資源なのです。つまり、企業が経営を行う上で最も重要な資源は、人的資源であるとも言えます。
育成できる資源である
人的資源は、経営資源の中で唯一、自ら成長する事のできる資源です。そのため、人材の特徴に合わせた適切な育成計画を実施する事により、その価値を更に高める事ができます。