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リファラル採用

2019年7月11日(木)更新

「リファラル採用」とは、社員に人材を紹介・推薦してもらう採用手法のことをいいます。本記事では、リファラル採用が注目されている背景をはじめ、メリット・デメリット、成功させるためのポイントや成功例、リファラル採用推進に活用できるツールまでご紹介します。

「リファラル採用」とは

「リファラル(referral)」とは英語では紹介・推薦という意味で、リファラル採用とは、人材募集の際、社員を通して知人・友人の紹介・推薦を受け、選考を行う採用手法の事を言います。リファラルリクルーティング、社員紹介採用とも呼ばれています。

<リファラル採用の特徴>

  • 社員の元同僚や学生時代の友人・知人といった人的ネットワークを活用して採用選考を行う
  • 自社の魅力や社風を伝えやすく、企業の社風・適性に見合った人材を集めやすい
  • 社員の人脈を活用して人選するため、採用媒体や紹介会社の利用に比べ大幅にコストが抑えられる

リファラル採用の類義語として「縁故採用」があります。しかし縁故採用には、紹介者・推薦者の親族等、血縁関係者を中心に紹介を受け、企業が求めている適正・スキルに関わらず、立場上仕方なく採用するケースも多いため、「コネ採用」というネガティブな印象が根付いています。

家族や親族、古くからの友人や親友など、信頼のおけるキーパーソンを通じてピンポイントで接触を図ることのできるリファラル採用は、今後更に認知度を高め、メジャーな採用制度として扱われていくことになるでしょう。

リファラル採用の原点ともいえる「リクルーター制度」

リクルーター制度とは、大学やサークルのOB、OGがその人脈を活かして新卒予定者や大学関係者とコンタクトを図り、自社のPRや動機形成の促進などを行う積極的アプローチ型の人材発掘方法です。

日本でも多くの企業が取り入れている採用戦略ですが、リファラル採用は、このリクルーター制度の最大の強みである個別アプローチを活かしながら、対象者をより身近な人物へと移行したものなのです。

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