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ソーシャルリクルーティング

2018年11月20日(火)更新

「ソーシャルリクルーティング」とは、SNSなどのソーシャルメディアを通じてリクルーティング、採用活動を行うことで近年注目されています。企業がソーシャルメディア上で求人を行うことで、時間や金銭的な制約なく有能な人材を集めることにつながり、求職者側にとっても注目している企業から時間のロスがなく直接採用情報を受け取ることができるためメリットがあります。近年では、中途採用だけではなく新卒採用でも使用されることがあり話題になっています。

ソーシャルリクルーティングとは何か?

社会を激変させたインターネットは、採用の現場もまた変えつつあります。ソーシャルリクルーティングは、ブログやTwitter、Facebook、YouTubeなどソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用した採用手法の一つを指しています。 ソーシャルリクルーティングは、採用戦略の一つとして注目を集めています。採用活動においてSNSは企業側からの求人情報の発信のみに留まらず、個人意識を探る双方向メディアとして注目されています。

SNSを使った多角的な採用活動

企業側が応募者についての情報収集を行ない、また、採用情報発信、質疑応答などでSNSを利用するといった広義の意味で使われます。世界的には、2010年の時点ですでに7割を超える企業がソーシャルリクルーティングを利用しており、国内でも着実な浸透が見られます。

実名によるSNSの利用が遅れた日本では、2012年頃からソーシャルリクルーティングが知られるようになってきました。しかし、実際にソーシャルリクルーティングのみで採用を行なっている企業は少なく、応募者の思想や仕事に対する考え方などを知るための補助的な役割とされています。それでも人事担当者の34%が、SNSから得た情報によって採用候補から外した経験があると回答しており、採用に大きな影響を与えていることには間違いありません。

ソーシャルリクルーティングで行なわれていること

先にもあったようにソーシャルリクルーティングでは、Facebook、ブログなどのSNSを通じて人間性や志向をチェックします。現在では、50%以上の企業が応募者のソーシャルメディアを閲覧しており、そのうち約1割が不採用を決める参考にしていると答えています。 採用活動との親和性が高いと思われるのは、Facebookです。企業の多くがFacebookページを保有している関係もあり、就活者の情報を得る際にも利用されています。 他にも企業側のメディアとして利用されているものに、Twitter、ブログ、Ustream、LinkedInなどが挙げられています。

ソーシャルリクルーティングの必要性とメリット