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連載:第86回 総合

今、決裁者は「組織の幸福」に心を砕く。「皆で一緒にモチベーションアップ」が組織の自律化・活性化に繋がると考える傾向に

BizHint 編集部 2022年12月6日(火)掲載
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株式会社ビズヒントは、2022年11月における人気記事ランキングから、企業の決裁者が今注目しているポイントやトレンドについて、中小企業のコンサルティングの専門家である井領 明広氏(つづく株式会社)の分析を踏まえて発表いたしました。

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井領氏が語る 11月の人気記事ランキングから見る中小企業決裁者の注目ポイント

今月は「従業員」というテーマが中心でした。従業員に「与える」経営をした結果、従業員が活躍できる、最終的な利益がキチンと返ってくる、ということが重要だとすべての記事に記述がある点が興味深いです。従業員のわがままを受け入れる、または、従業員のためだけに会社がある、という対立的な構図ではなく、時代が変わる中で、トップダウンの意思決定ではなく、会社全体の心理的安全性や、チームワーク向上が利益創出に直結することは言うまでもない事実です。ここから長きに渡るトレンドの一つだと感じました。

11月人気記事ランキング1〜3位とその分析

1位:西精工株式会社 西 泰宏 代表取締役社長のインタビュー記事

「稲盛氏の痛烈な叱責で目が覚めた。『この会社、終わってる』からの同族企業改革 」
https://bizhint.jp/report/706723

経営の根幹といえる「経営理念」や「創業の精神」。何のために会社が存在し、社員をどうしたいのか。これらをしっかりと定めたことで会社の再建に成功したのが、徳島県にある西精工株式会社です。あまりの惨状に「この会社、終わってる」と思うほど会社の将来に危機感を抱いた西 泰宏さんは、様々な改革に取り組みますが、どれも上手くいきません。何がダメなのか…? 西さんが間違いに気づいたのは、経営の神様といわれた故・稲盛和夫氏が放った「ある言葉」がきっかけでした。

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
「従業員が200人いたらかける4するのよ」という祖母の言葉が全てを物語っています。会社経営とは想定を越えるスケールの物事を動かし、前進させなければいけません。当たり前のことだが、社内の状況を理解し、一歩ずつ変えていった結果が現れる内容に共感が寄せられたと考えられます。凡事を徹底する重要さが滲んだ記事でした。

(⇒記事を読む)

2位:フルカイテン株式会社 瀬川 直寛 代表取締役のインタビュー記事

「“組織崩壊”という危機に瀕しながらも会社を存続させた経営者が、何に気付き『人が辞めない会社』を作り上げたのか」
https://bizhint.jp/report/704809

商品在庫をAIを用いて予測・分析し、商品力を見える化できる在庫分析クラウドサービスを展開するフルカイテン株式会社。以前は強権的なマネジメントを行い、離職率も高かったそうですが、今では自他ともに認める「人が辞めない会社」となっています。そのような組織作りのコツの一つが「社員の幸せを目指す」というもの。しかしここでいう「幸せ」とはおぼろげな「概念」ではなく、確固とした「ファクト」だと瀬川 直寛さんは言いきります。その真意は。

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
「幸せ」というのは「概念」ではなく「ファクト」なんだ、という記述に示唆があります。従業員一人ひとりの幸福が会社を前進させることを実感する記事でした。加えて一人ひとりの小さな行動が大きな結果をもたらすということから、組織の利益や成果のダイナミズムは小さな日々の行動や積み重ねからしかもたらされないという点。こちらも読者の共感と驚愕があったのではないでしょうか。

(⇒記事を読む)

3位:会宝産業株式会社 近藤 高行 代表取締役社長のインタビュー記事

「『本音は逃げたかった…。』赤字発表から1年でV字回復。売上25億円に到達できたワケ。」
https://bizhint.jp/report/706360

意気揚々と家業を継いだものの、利益追求だけに邁進したあまり、お客様は離れ、決算は赤字。業績発表では逃げたさ一心で「見送りませんか?」と提案してしまう…。自動車リサイクル事業を手がける会宝産業株式会社の近藤 高行さんは、その発表会で見えた景色をきっかけに「社長は従業員の力を引き出し、皆でこの会社を作り上げていくという形で良い」と考えを改めます。従業員が元気に末永く働き続けられる職場づくりに注力する近藤さんの経営論・組織論に迫ります。

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
前社長がトップダウンで会社を盛り上げた一方で、自分自信は「黙る」社長になったというエピソードが興味深いです。喋らないことで従業員がしゃべる、そして、従業員自らが行動し、会社変革を起こすようになる。時代の変化が早く、意思決定のスピードが重要視される時代において、ボトムアップ型の経営に転換できたことは、会社を俯瞰して判断できた2代目ならではと感じます。

(⇒記事を読む)

4〜8位までのランキング

4位: 年商を7倍以上に伸ばした経営者が語る、黒字倒産を回避できた2つの要因(⇒記事を読む)

5位: 味の素(株)が歩んだV字回復への道。企業変革を経た今「人財投資には価値がある」と言い切る理由(⇒記事を読む)

6位: 上に立つ者には必須の「先を見越す能力」を付けるための、新しい組織・マネジメント論(⇒記事を読む)

7位: 先代の苦悩は、自分も社長になってみないとわからない。退職の連鎖や無力感を経て、若き経営者は何を得たのか(⇒記事を読む)

8位: 「この事業に命をかけられるのは日本で僕だけ」。大手の競合が相次いで撤退、家族からも反対されても続けた社長の信念(⇒記事を読む)

調査概要

調査期間:2022年11月1日~30日
調査対象:BizHintが配信するニュースレター「経営者のためのオリジナルコンテンツ(約30万通)」における決裁者会員の閲覧数

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