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連載:第77回 総合

バックオフィスでの生成AI活用、活用者の約8割が「業務負担の軽減」を実感

BizHint 編集部 2025年4月14日(月)掲載
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ピー・シー・エー株式会社では、従業員数50名~500名の企業の経理・総務担当者104名を対象に、経理・総務担当者の生成AI活用に関する実態調査を実施しました。経理・総務担当者の約半数は業務で生成AIを活用しており、そのうち約8割は「業務負担が軽減された」と回答しています。一方で、「業務上の機密情報や個人情報の取り扱いで、セキュリティ面に不安を感じる」という意見もあるように、約6割の企業では、生成AI利用に関する社内規程が整備されていない実態が明らかになりました。

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経理・総務担当者の約半数が「業務で生成AIを活用」

「Q1.あなたは、業務で生成AI(ChatGPTなど)を活用していますか」と質問したところ、「毎日活用している」が15.4%、「たまに活用している」が29.8%でした。

「Q2.あなたが業務で活用している生成AIの種類を教えてください」と質問したところ、「ChatGPT」が74.5%、「Google Gemini」が25.5%でした。

「Q3.どのような業務で生成AIを活用していますか」と質問したところ、「文章の要約」が53.2%、「社内文書作成」が42.6%、「企画案出し」が31.9%でした。

「Q4.生成AIを活用している業務について、利用前と比べた業務負担の軽減効果を教えてください」と質問したところ、「大幅に負担が軽減された」が14.9%、「やや負担が軽減された」が63.9%でした。

「Q5.生成AIを業務で活用する際、どのようなシーンで困ることがありますか」と質問したところ、「業務上の機密情報や個人情報の取り扱いで、セキュリティ面に不安を感じる」が36.2%、「業務プロセスや既存システムとの連携がうまくいかない場面がある」が31.9%でした。

「Q6.お勤め先では、生成AI利用に関する社内規程は整備されていますか」と質問したところ、「はい」が40.4%、「いいえ」が57.5%でした。

Q1で「活用していない」と答えた方に、「Q7.生成AIを活用していない理由を教えてください」と質問したところ、「使い方がわからない」が29.8%、「業務内に使う場面がない」が26.3%でした。このほかにも、「文章作成は自分でやった方が速い」や「仕組みをまだよく理解していないから」などの回答がありました。

「Q9.あなたの会社では、全社的な取り組みとして生成AIの活用を推進していますか」と質問したところ、「会社では推進していない」が43.2%、「一部の部門で推進している」が24.0%でした。

「Q10.生成AIを経理や総務の業務で活用するためには、どのようなことが必要だと思いますか」と質問したところ、「利用ガイドラインの整備」が43.3%、「教育・トレーニングの実施」が32.7%、「具体的な活用事例の共有」が31.7%でした。

調査概要

調査名称:経理・総務担当者の生成AI活用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®」の企画による
インターネット調査
調査期間:2025年2月27日~同年2月28日
有効回答:従業員数50名~500名の企業の経理・総務担当者104名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っています。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合があります。

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000068180.html
https://pca.jp/

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