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連載:第26回 経営危機からの復活

どんぶり勘定での倒産危機、社員にありのまま話せますか?V字復活は○○があったから

BizHint 編集部 2022年4月11日(月)掲載
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リーマンショックの経験から、会社を守るために多角化したはずなのに、それが原因で倒産の危機に…。最大の要因は「どんぶり勘定」。しかしその時「後戻りせず、前に進んだからこそ、今の事業を生むことができた」と語るのは、建設業のDX事業で成長を続ける株式会社CONOCの山口一社長。実情を正直に社員に話して力を借り、数値管理を徹底することで3年越しのV字復活に成功。さらにはその経験を「同じ課題で苦しむ会社を救いたい」と新サービスを生むまでに昇華させました。それを実現できた原動力、「社員との信頼の作り方」について聞きました。

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株式会社CONOC 代表取締役 山口 一 さん

1980年生まれ。千葉県出身。建築測量の職人として建設業に従事し、2004年に起業。2010年3月、株式会社CONOCの前身となる株式会社TRUSTを設立。年商15億・従業員数70名まで拡大する。建設業で経験してきた、業界が抱える課題を解決するため、2021年、Con-tech事業を主軸として事業再編。社名をサービス名に統一し“CONOC”に変更。建設業のDXを先導している。


「社長…来月支払うお金がありません」。会社を守る多角化のはずが

――起業からの経緯について教えてください。

山口一さん(以下、山口):  測量の職人として経験を積んだのち、前職と同じ建築測量事業で起業しました。その後、空間デザイン(内装)事業、WEB事業、カフェ・ベーカリー事業などへ事業領域を拡大してきました。

現在は建築測量事業と空間デザイン事業を分社化し、建設業向けの業務管理システムに注力しています。

空間デザイン事業ではオフィス・店舗・住宅の設計施工を手がける。

――測量事業からはじまって多角化されているわけですね。

山口: きっかけはリーマンショックです。当時は多重下請けの2次、3次受けの立場だったのですが、有事では末端から切られていきます。 (次は自社じゃないか…)と本当に恐怖の日々を味わいました…。

一方で、ひとつの事業だけで経営することのリスクを実感しました。会社と社員を守るためには多角化が必要だと考え、そこから新規事業をどんどん立ち上げました。

まずは内装工事を手掛ける空間デザイン事業、それから建設業の人手不足に対応して現場監督に特化した人材派遣業。さらには、建設業の3Kのイメージを払拭するためにコーポレートサイトを刷新し、内装ショールームを兼ねたカフェ運営も始めました。起業時の思いとして、旧態依然とした建設業界の風習やイメージを変えていきたいというものも強くありました。

社内にWEBの専門チームを作ったのもこの時期です。振り返ると、これらはすべて「直感だけ」で立ち上げたようなものでした。

――「直感だけ」と言いますと?

山口: ある時、経理から 「社長…来月支払うお金がありません」 と連絡が来ました。

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