連載:第4回 自社だけで悩まない!専門家に相談してみよう
中小企業はまず3ヵ月に全集中!失敗しない業務改革、成功体験の重ね方
テレワークの普及をはじめ、コロナ禍という不測の事態に対応するため、ITツールの重要性が増しています。しかし、「ITツールを導入したいけど、何から始めればいいのかわからない」「導入しても社内で活用されない」などお悩みの方も多いのでは?今回は福岡で中小企業に特化したバックオフィスの効率化支援を行う、株式会社ワクフリ 代表取締役の髙島卓也さんに、中小企業にありがちなITツールへの勘違いや失敗談、コンサル会社とお付き合いするポイントを教えていただきました。
株式会社ワクフリ
代表取締役 髙島 卓也さん
長崎県波佐見町出身。九州の大手税理士法人や事業再生コンサル企業を経て、2014年に独立。主に、中小企業における業務効率化に向けたITツール活用支援を行うほか、経営のアドバイスも行う。また、全国の商工会議所や自治体とも連携し、中小企業へのクラウドサービスの普及にも努める。2017年12月に株式会社ワクフリを設立。
事業再生が必要な企業に見られた、ある共通点
――まず、ワクフリを起業された経緯を教えてください。
髙島卓也さん(以下、髙島): 前職では事業再生コンサルタントとして、年商数千万から数億円の中小企業様を支援していました。この時代は本当にいろいろな経験をしましたね……。例えば、ある晩社長に呼ばれて行くと、お金と袋が用意されていて「明日倒産するから、全員分の給与を袋に詰めていってくれ…」と。普通は総務の仕事ですが、倒産当日までは社員に言えないので、夜中だけど手伝ってほしいということなんです。翌朝、社員への倒産発表にも立ち会い、一人ひとりに給料袋を手渡すお手伝いをする…なんてことも。
――そこから、なぜバックオフィスの業務効率化コンサルティングにシフトされたのでしょう?
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