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新卒採用

2017年4月12日(水)更新

そもそも、「内定ブルー」とは

「内定ブルー」とはなんでしょうか。 内定ブルーとは、「内定取得後に内定先に務めることを悩む状態」を指します。最近では「転職」も一般化してきてはいますが、社会に出る前の就活生にとっては「就職活動、そして最初に入社する会社」は大変に重要なものであり、頭を悩ませる種となっています。

本記事では学生(就活生)が内定ブルーに陥る原因とその解消方法についてご説明します。

内定ブルーはなぜ生じるか?

そもそも、内定ブルーとはなぜ生じ、昨今深刻化しているのでしょうか。大きな原因は以下の点です。

就職活動の早期化・長期化

昨今は就職活動の実質的な早期化の影響もあり、就職活動を行う期間が長期化しています。
従来は特定の期間に一斉に選考が始まり、一斉に内定をするため、学生側の捉え方も一様でしたが、就職活動期間が長くなる事で学生は多くの企業と接点を持つことができるようになり、選択肢が格段に広がりました。それにより、「本当にここで良いのだろうか」と悩むことになります。

1人あたりの内定数の増加

大卒求人倍率調査結果

画像はクリックで拡大します。

出典:第33回 ワークス大卒求人倍率調査(2017年卒)
http://www.recruit.jp/news_data/release/2016/0421_16646.html

リーマンショック前と比較すればまだ低いものの、ここ数年で求人倍率は再び上昇を続けています。
また、前述に述べた就職活動の早期化により経団連非加盟企業、特にベンチャー企業においては大手企業(経団連加盟企業)よりも先に内定を出し囲っておきたいという思惑から早々に内定を出すケースも増えており、学生が「切り捨てなければならない内定数」も増加しています。

インターネットの普及による企業クチコミの可視化

インターネットが普及した昨今においては、就活生が内定先の評判を仕入れる事が非常に容易になりました。
リブセンス社の「転職会議」やエン・ジャパン社の「カイシャの評判」、ヴォーカーズ社の「Vorkers」を読めばおおよその会社の雰囲気をネットを介し知ることが出来ます。
また、最近ではSNSも普及し、FacebookやLinked in、LINEを活用することで従来より知人・先輩(OB・OG)との接点も持ちやすくなり、人づてでも聞くことが可能となり、益々伝聞情報での比較で頭を悩ませるケースが増えています。

内定ブルーが解消出来ないとどうなるか

内定先(自社)に関する情報に不信感を持ってしまう

例えば、企業クチコミサイトは良し悪し両面が記載されており、また、情報の精度も怪しい場合があるため、通常であれば話半分になるところですが、内定ブルーな状態でネガティブな投稿を見た際、「本当にこの会社は大丈夫なのか」と過度に不安を与える可能性があります。
また、こうした気持ちは内定者仲間の間でも増長され、知らず知らずの内に不信感が醸成される恐れがあります。

内定辞退をしてしまう

最近は「オワハラ」という学生の就活の早期終了を強く求める人事について言及がなされるように、逆に言えば内定後も多くの学生は他社を見ています。
特に内定ブルー状態では自身の選択に肯定感を持てないため、「隣の芝生は青く見える」と言うように、「他社の方が良いのではないか」との思いも募ることでしょう。

また、他社を含め検討する内定者は、前提に「他社でも受かる」との想いを有する事から就活面の評価で言えば高い事が多く、気が付かぬ内に将来有望な社員を失うことにも繋がりかねません。

入社後の立ち上がりが鈍化する

内定ブルーは時間経過に伴い解消されていくとは言われているものの、長期化した場合には入社後の立ち上がりに影響する可能性があります。
内定ブルーが長期に渡り続くと、会社に対しての肯定感が低くなり、何かにつけ「自分はこの会社に入らないほうが良かったんじゃないか」といった、ネガティブイメージを持ってしまいます。
そのため、本来出せるはずのパフォーマンスを発揮できず、その後も悪循環に陥る恐れがあります。

以上の通り、内定ブルー自体は極めて会社に対しリスクのある点であるため、防止はもちろん、なってしまった場合には早期に解消する仕組みが必要です。
これには「内定者フォロー」が有効ですので、以降のページで具体的な施策についてご紹介していきます。

内定者フォローの果たす役割

内定ブルーに対し内定者フォローがどのように効果的であるか、本章で述べていきます。

内定者フォローが効果的である理由

内定ブルーの原因を端的に言えば、「会社に対しての肯定感が育まれていないこと」から生じるものです。
あらゆる議論がなされるものの「新卒一括採用」はビジネスパーソンとしてのキャリアを歩み出す上で最も門戸の開かれた機会であり、これまで正社員としての就業歴がないので、「本当にこの会社でよかったのか?」という疑問は誰しも持つものと言えます。

この疑問に対しての解消策はシンプルで、「この会社ならやっていけそうだ・この会社なら自分が思い描くビジネスパーソンとしての歩みを進められる」と思ってもらうことです。

また、ディスコ社のレポートによれば、就活生が進路決定において最も影響を受けるのは「人事・採用担当者」との回答もあり、人事・採用を担う人がどのように内定者と向き合い、フォローする施策を企てられるかが鍵を握っているのです。

出典:2015年 調査で見る「内定者フォロー」
http://www.disc.co.jp/uploads/2014/09/nf2015.pdf

内定者フォローのプロセス

STEP トピック ポイント
1 内定者の意思を確認する 内定者の不安点を傾聴し解消策を講じる
2 内定者同士の連帯感を高める コミュニティを形成し連帯感を醸成する
3 自社への理解・事業への理解を深める 自社理解を通して「自社で働く意志」を醸成する
4 関わるであろう業務への理解を深める 自社で社会人を迎える事に対しマインドを傾ける
5 入社前の準備を行う 準備を通し最後の心構えをしてもらう

内定者フォローについて、基本的な話から入ると、一般的に内定者フォローにおいて行うべきことは「内定の意思(温度感)確認」「内定者同士の繋がりを深める」「自社の組織・事業への理解を深める」「業務への理解を深める」「入社前の準備を促す」の5プロセスになります。

内定者の意思を確認する

まず、当然ですが内定者の意思を確認することから始まります。「本人は自社を第一志望と述べているが本心はどうなのか」「何か不安に思っていることはないのか」「自社に入社するイメージは持ってもらえているのか」等を1対1の面談を通じて丁寧にフォローしていきます。
この時、例えば「自身のキャリアイメージがわかない」と告げられた際には、内定者と同じ職種で3-5年(企業規模により変動)程度就業経験のある社員と面談をセッティングし、キャリアイメージを持ってもらう等、フォローアップをしましょう。

内定者同士の連帯感を高める

具体的な内容に関しては後述しますが、オンラインとオフラインのコミュニケーションを複合的に用いた施策が有効です。
内定者同士、最初は不安の中から始まりますので、いきなり内定者同士のネットワークに放り込むのではなく、採用・人事担当者がハブとなり懇親会をセッティングしオフラインで顔を合わせ不安を払拭する場を設けた上で、その後コミュニケーションを行う場としてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)等を用いて自由に交流がはかれるようにしましょう。

自社への理解・事業への理解を深める

意思確認が済み、働くイメージを持ってもらい、将来同期となる内定者同士で熱量が上がった後は、少しずつ「働く場としての自社」に目を向けるように誘導しましょう。

例えば、選考過程のフィードバック面談を行い、会社が評価した点、そして入社までに身につけるべき点等をフォローし、「あと数ヶ月後にはこの会社の人たちと働くのだ」という意識を持たせる事が大切です。
また、選考を経たとは言え学生が外部から見た自社というのは、非常に限られた視点に限定されるため、改めて自社がどうしていきたいのか、ビジョン・ミッションを始めとし理解を深めてもらう取り組みを行いましょう。
その他、自社でイベント等がある際には、このタイミングで招待をし、空気感を感じてもらうのも良いでしょう。

関わるであろう業務への理解を深める

「周りの人達も良さそうで、やっぱりこの会社や事業は自分に合っていそうだ」となった後は、次第に実際の業務のことも伝えていきます。
研修後に配属が決まるケースもあると思いますが、この際には研修で何を行うのかといった点をはじめ、「働くこと」が迫っていることを暗示し、向き合う姿勢を育んでいきましょう。

入社前の準備を行う

ここまでの点がスムーズに行った際には、殆どフォローアップは完了しているのですが、内定後のインターンシップに興味のある学生が多いように、「少しでも早く戦力化したい、職場に慣れておきたい」といった学生もいるため、そうした意欲あふれる内定者に対しては、入社前に備えておくべきこと、やっておいたほうが良いこと等を伝え、入社前準備を促しましょう。

具体的な内定者フォロー方法

ここまでは各プロセス毎で行うべきことを紹介してきましたが、以下では具体的なフォロー方法について、特に有効な「SNS」と「イベント」の2点に絞りご紹介していきます。

内定者フォローのポイント1:イベント等オフラインの場を設ける

インターネットは非常に手軽で便利ですが、「百聞は一見にしかず」という言葉がある通り、「まずは一度会う」事が重要です。
というのも、特に企業情報は先のクチコミサイトや穿ったものだと2chなど氾濫しているため、顔の見えない中で情報を与えられても、学生側は疑心暗鬼になるだけだからです。

具体的なオフラインフォローの種類

今回示すオフラインのイベントは、「面談、内定者懇親会、選考の振り返り面談、社内見学、社内イベントへの参加、アルバイト(インターン)」になります。それぞれ特徴やメリットがありますので、ご紹介します。

内定時~内定後にかけての個別面談

内定者面談は前述した通り、内定後の学生の温度感を見極める上で大変重要です。話す内容もそうですが、学生によっては正直に述べることを躊躇しているケースもあるため、話しているときの表情などを見つつ、コミュニケーションを取りましょう。
そして悩みを聞いた際には、すぐに解消の一手を打てるよう、社内関係者に協力を仰ぐ事で、「この会社は僕(私)の悩みに即座に答えてくれる、姿勢が真っ直ぐである」と安心してもらうことができます。

内定者懇親会

内定者懇親会はこれから働いてく仲間と一堂に会する場であるため、どのように場を設計するかが大変重要です。

経営陣が出てきて内定者に対しての期待やメッセージを述べるようにする他、飲食の場では少し年上の先輩社員の参加を促すと、トップからのメッセージで鼓舞されつつ、目先の悩みについては内定者と近い目線を持つ先輩社員にざっくばらんに話すことが出来るため、バランスが良いです。

また、この際の先輩社員の人選は重要であり、同年代で一定以上の成果を出している人材であることは勿論、会社へのロイヤリティ(忠誠心)のバランスを取る事が大切です。
ロイヤリティが高い人が並びすぎた場合、会社に染まっていない内定者からすると温度差が顕著に出てしまい、逆に熱量を下げてしまうことにもなりかねません。
一方で成果は出しているものの極度に忠誠心が低い社員の場合は、「そういうスタンスがこの会社では受け入れられるのだ」と印象付けてしまい、折角入社後、白地の状態から育むはずの内定者が、少し穿った方向に行ってしまいかねません。

また、内定者懇親会は入社後の定着率にも影響を与える重要なイベントです。
中小企業・ベンチャーでは中途入社者が多く平均年齢が高いケースも多くありますので、同年代で語り合える社内の人間は貴重な存在となります。また、大手企業の場合には入社後研修を終えてしまえば配属がバラバラになりますので、横の連帯感をもたせにくくなります。

選考の振り返り面談

選考の振り返り面談については、内定後早期に行うパターンもありますが、ある程度気持ちに整理が付き、入社の気持ちが固まり始めてからの方が、フィードバックに対し向き合う姿勢が高まるためおすすめです。
また、新卒採用においてはポテンシャル採用であるため、「考え方の癖」がフィードバックの軸になるかと思いますが、「考え方の癖を軌道修正していく」ことは一朝一夕ではなし得ないため、入社前にゆっくりと向き合ってもらえるよう、遅くなりすぎないようにしましょう。

社内・執務室見学

ここでいう社内見学は執務スペースなど、業務現場の見学になります。工場・施設など現場に出向くケースはまた異なりますが、振り返り面談で内定者が来訪した際に併せて行うことで、働く意欲が相乗的に高まることと、遠方の内定者については時間効率がよくなるためおすすめです。
その他には、内定者懇親会前に案内する等のケースもあります。

社内イベントへの招待

社内イベントの開催は企業によりまちまちかと思いますが、全社でのキックオフや表彰、催事にはぜひ積極的に内定者を誘ってみましょう。
キックオフや表彰式などは、「来年以降この場に立ちたい・並びたい」との想いを強める効果がある他、内定者は基本的に人事担当者との接点が主になりますので、現場に素晴らしい社員の方が沢山いることを知ってもらうきっかけになります。

また、催事については最も会社の雰囲気がわかる場であることから、参加を呼び掛けるのが良いでしょう。
ただ、催事は得てして内輪ノリが強くなる傾向にありますので、必ずサポーターを1人1名付けるなどし、催事を正しく咀嚼し楽しめるようにフォロー・ナビゲートしましょう。

内定者アルバイト・内定者インターンシップ

内定者アルバイト(インターンシップ)は内定フォローとしては非常に効果的です。
多くの学生は就職活動の開始に伴いこれまで行っていたバイトを一度辞めるか休止しているため、内定後の過ごし方は内定後考えるというケースが多く、また、内定者の中には、早い段階から業務を通じて会社に馴染んでおきたい、会社の雰囲気をもう少し詳しく知りたいといった学生もいますので、内定後のタイミングでアルバイトやインターンを提案出来るとスムーズに移行し易いでしょう。
そしてインターンを行うと定期的に内定者の顔を見られるため、もし不安や懸念を感じていた場合には速やかにフォローアップが可能である点も優位点です。

ただ、一方で注意しなければならない点があります。
インターンシップは受け入れ部門からすると就業経験のない学生を育てる事になりますので、業務上の負荷が上がります。
特に新規事業領域や人員数の少ない部署、平均年齢が若い部署だと満足にケアすることが出来ず、却って内定者にマイナス印象を与えてしまう他、受け入れ部門との関係性も悪化する可能性があります。

そのため、受け入れ先を選ぶ際はそうした点を見極めた上で、出来れば配属予定の部署で働く機会を提供出来るように調整をする他、もし理解を得られない、現実的に困難な場合にはすぐに受け入れず、体制作りから行うようにしましょう。

内定者フォローのポイント2:SNSなどのオンラインコミュニケーションツールを活用する

ここまではオフラインでの取り組みをご紹介してきましたが、懇親会等でのコミュニケーションを補完する手段として、SNSなどのオンラインコミュニケーションツールが大変有用ですのでご紹介します。

SNSを使った内定者フォロー方法とは

ここでは具体的な例として、企業がパッケージとして売り出している内定者専用SNSツールとLINEやFacebookのような既存プラットフォーム(SNS)についてご紹介します。

内定者専用SNSツールのメリット・デメリット

近年、エアリーフレッシャーズやエブリONEなど、内定者専用のSNSツールが誕生しています。これらのメリット・デメリットについてご紹介します。

内定者フォロー専用SNSのメリット

  • ツールにもよるものの投稿内容をトラッキング出来る
    例えば、ガイアックス社が運営しているエアリーフレッシャーズでは、内定者の投稿内容を、投稿頻度・コミュニケーション頻度等の観点から分析し「内定辞退危険度」がアラートとして上がります。
    確かに、内定辞退を検討している学生は内定先との関わりを避ける傾向にありますので、特に目の届きにくい遠方の内定者に対しては効果的と思われます。
  • 投稿の誤り(誤送信)を避けられる
    後述するFacebookやLINEと比較し、完全にビジネスツールになるため、別の人と投稿していた内容を誤って送信してしまった、といった誤送信を避ける事が出来ます。
  • 異常な投稿をモニタリング出来る
    デメリットにもなりうる点ですが、「内定者専用のSNS」となった時点で内定先が意図的に使っているものであることを暗示しているため、投稿内容が荒れることを抑える事ができる他、もし何か不審な動きがあった場合も早期に見つけ出す事が出来ます。

内定者フォロー専用SNSのデメリット

  • 内定者間のコミュニケーションを阻害する恐れがある
    内定者専用SNSで外部ツールを用いる場合、「企業が君たち(内定者)を見ているよ」とのメッセージを含みます。
    そのため、監視されている印象を与えてしまい、本来の目的であった内定者間のコミュニケーションを阻害してしまう恐れがあります。
  • 内定者がコミュニケーションを取りにくい
    FacebookやLINEと比べ専用ツールというのは内定者の日常生活に馴染んでいないものですから、「よし、今日は内定者同士で交流しよう」と思って初めて開くものになります。
    そのため、日常的に使うSNSと比べると各レスポンスが遅かったり、話が盛り上がらなかったりということが考えられます。

外部SNS(Facebook/LINE等)のメリット・デメリット

内定者SNSツールのメリット・デメリットについて述べてきましたが、それではFacebookやLINEなどの外部SNSはどうでしょう。 メリット・デメリットについて同様に考えていきます。

Facebook・LINE等のメリット

  • コミュニケーション障壁が下がる
    FacebookやLINEは普段から用いているツールということもあり、他の友人とコミュニケーションを取るときの同じ感覚で内定者同士交流することが可能です。
  • コミュニケーションが活発化する
    元々気楽なコミュニケーションツールとして機能が最適化されているFacebookやLINEは、スタンプや画像送信機能など、やはりユーザー間のコミュニケーションが取りやすい機能が整っているため、会話が活発になる傾向にあります。
  • 監視されている感覚が少ない
    内定者コミュニティの入りとなるSNS(仮にLINEとする)に人事担当者が居ても、内定者同士LINE IDがわかっているので気軽に人事担当者抜きのグループを作る事が出来るなど、人事の前では話しにくい事もアンオフィシャルなコミュニティ内で行う事が出来、監視される感覚が少ない事が挙げられます。

Facebook・LINE等のデメリット

  • 管轄下から漏れるため、どういったコミュニケーションがなされているのか見えにくい
    LINEは最たる例ですが、いくらでもコミュニティを自由に作れてしまうため、見えない所で不満・疑問が高まっていてアラートとして検知出来ない、特定の内定者が和を乱しコミュニティとしての質を下げているなど、あらゆる事象が生じた際に「知らなかった」ということが生じやすい点が挙げられます。

内定フォロー事例

ここまで具体的な手法について述べてきましたが、具体的な事例を一部ご紹介します。

キックオフ・表彰式への招待によるモチベーションの向上

「僕(私)が入る会社はこれからどこへ向かうんだろう」「先輩社員はどういった人がいるのだろう?」こうした疑問を解消するため、IT企業を中心に半期(四半期)の経営方針を発表する全社キックオフの場に内定者を招待することで、方針が明らかになり安心感を持たせることは勿論、「社員になる自分」を意識し、一体感を感じることが出来ます。
また、この際同時に、社員の努力を評価する表彰式を行うことで、内定者は会社に対しての肯定感を高め、「僕(私)も次年度はこの場に立ちたい」と働く意欲を喚起することができるのです。

LINEグループ・Facebookグループを組み合わせたオンラインコミュニケーション

最近は先に述べた内定者フォロー用の専用SNSツールの利用も盛んですが、内定者フォローにお金を掛けきれない企業や学生の自主性を重んじる会社では依然LINEやFacebookを活用しています。
その際、LINEとFacebookはSNSとしての役割・特徴が異なるためうまく掛け合わせる事で、内定者フォローの効果を最大化しているケースがあります。

具体的には、日常的なコミュニケーションを中心としたフロー情報はLINEグループに寄せ、会社からの告知等掲示板的な役割として、Facebookグループを活用しているケースです。
LINEはチャットアプリの特性上、スタンプ機能が充実していることや、大学生の殆どがLINEで日々やり取りをしていますので、生活に馴染んでいる点が、本来目的とする「内定者間の懇親」を達成するための大きな手段となります。
そしてFacebook(Facebookグループ)はドキュメントのアップロード機能が充実している他、投稿をトップ画面に固定する機能、既読マークが付くなど、掲示物を内定者に確認してもらう上で大変便利な作りになっています。

内定者懇親会としてBBQを実施

親密度が低い場において、ただ膝を突き合わせても話が弾まないことはご経験にあるのではないでしょうか。
お互い腹を割って打ち解ける事を目的とした懇親会では、BBQを行う企業もあります。BBQのメリットは、まず、食事中にはお互いの心が打ち解ける傾向にあるため、相互開示をし易くなる他、立食形式で人の動きが生まれ、座って懇親会を行う場合と比べ多くの人と話をし易くなります。

また、肉を焼く・取る等人と関わる作業が生じることで直接的な懇親以外の会話が生まれるため、初対面時あまり話に参加出来ないような人であっても、打ち解けやすい点が特徴です。

まとめ

  • 内定ブルーに対し、内定者フォローは効果的なため、企画検討・準備を整えた上で行っていくことが望ましい
  • 内定者フォローには、大きくイベント等のオフラインと、SNS活用をはじめとしたオンラインの2種の手段が存在する
  • 内定者フォローの実施にあたっては、自社の方針を鑑み、手法のメリット・デメリットを比較した上で実施することが好ましい

以上の理由から、問題への考え方は各社似るものの、アプローチ方法は多種多様であることから、自社に合わせた内定者フォローを行っていく事が重要となります。

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