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えるぼし

2019年8月19日(月)更新

2016年4月より施行された女性活躍推進法。その取り組みのひとつとして、「えるぼし」認定制度があげられます。えるぼしの認定は、取得することで様々なメリットが得られる制度です。 今回は、「えるぼし」についてご紹介します。

えるぼしとは

えるぼしとは、女性の活躍推進の状況などが優良な企業に与えられる認定制度です。女性活躍推進法で定められた一定の基準を満たした企業のうち、より優良とみなされた場合に与えられます。

「えるぼし」という名前は、認定された企業が広報のために使える、Lをかたどった認定マークの名称です。「えるぼし」の「える」はLを意味し、労働のLaborや、女性を表すLadyの頭文字に由来しています。マークの名称から、制度自体が通称「えるぼし」と呼ばれています。

【出典】厚生労働省

女性活躍推進法とは

2016年4月に施行された、女性の社会進出や活躍を支援するための法律です。女性がそれぞれの個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するために施行されました。

制度の主なねらいは、ワークライフバランスおよびアベノミクスの成長戦略の一つである女性活躍の推進になります。

対象となるのは、301人以上の従業員を抱える企業および国や地方自治体で、300人未満の企業については努力義務となります。

ただし、300人未満の企業でも、えるぼし認定を申請することは可能です。実際に、えるぼしに認定されている377の企業のうち、50社は300人未満の企業となっています(平成29年7月31日時点)。