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ウーマノミクス

2018年10月17日(水)更新

ウーマノミクスとは女性を意味する『ウーマン』と経済を意味する『エコノミクス』を組み合わせて作られた造語であり、女性就業者の増加によって組織だけではなく日本経済全体が活性化されていくという考え方です。女性労働者のワークライフバランスとパフォーマンスの最大化を実現させるために必要な情報やノウハウを、言葉の意味や注目を集めている社会的背景、組織が得られる効果やメリット、解決すべき課題や問題点、具体的な推進方法などの項目にまとめて分かりやすく解説致します。

ウーマノミクスとは

ウーマノミクスは長期低迷に苦しむ日本企業と日本経済を救済する優れた施策として昨今多くの注目を集めています。

組織に多くの効果と成長機会をもたらしてくれるウーマノミクスを最大限に活用するため、まずはウーマノミクスという言葉の意味や注目を集めることになった社会的背景について正しく学んでいきましょう。

ウーマノミクスの意味

ウーマノミクス(womenomics)は英語の『women(女性)』と『economics(経済)』を組み合わせて作られた造語であり、日本語では『女性経済』と訳されています。

このウーマノミクスという言葉は、ゴールドマン・サックス証券株式会社の現副会長で、グローバル・マクロ調査部アジア部門統括やチーフ日本株ストラテジストを兼務しているキャシー松井氏が1999年に作成した研究レポート『ウーマノミクス』内で初めて使用されました。

ウーマノミクスの定義

ウーマノミクスの定義付けは2017年9月時点で行われていません。しかし、日本国内では『女性実業家の起業や積極的就労といった女性の活躍によって組織活動や日本経済が活発化する現象』や『労働者と消費者という二つの視点における日本経済への女性の影響力や牽引力』などの概念として共通の認識が持たれています。

ウーマノミクスとアベノミクス

日本には古くから勤労婦人福祉法や男女雇用機会均等法(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女性労働者の福祉の増進に関する法律)など、子供を持つ労働者や女性労働者の社会進出や組織での活躍を支援する様々な法律が存在します。