連載:第14回 悩める管理職の方へ「マネジメントのススメ」
タイプ別・組織を止めるミドルの葛藤4分類。リーダーが知るべき対処法
「ミドル層が最も変化を拒む、挑戦しない」という状況に心当たりはないでしょうか? 実はこれは多くの組織で見られる傾向の一つです。なぜそれが起こるのか?それにどう対処すればよいのか?事業創造支援を手掛けるmichinaru株式会社 共同創業者の菊池龍之さんは「ミドルの変化への葛藤には4つのタイプがある」と語ります。その要因と対処法について伺いました。
あなたは当てはまる?変化しづらいミドル層の4タイプ
私は長年、事業創造の伴走支援をしていますが、お客様の多くは「既存事業の成長に陰りが見えてきた」「既存市場が縮小してきている」といった先行きへの危機感を抱えていらっしゃいます。
一方で、実際に新規事業をはじめとした変化・挑戦を進めようとすると「この会社、重たいな…」といった雰囲気を感じることも多分にあります。「新たなことに取り組もう!」という火種が付く気配がないのです。
その要因は各社様々ですが、今回は中でも遭遇することの多い「変化を受け入れられないミドル層」についてお話ししようと思います。しかしこれは決して、そのようなミドルが「悪い」ということではありません。ミドルが変化を受け入れにくいのには「相応の必然」があるからです。
※ミドル…本文中では管理職や中堅層のこと。
ミドル層にどのようなアプローチをすれば、変化を受け入れ、また挑戦に前向きになってくれるのか?それを理解するには、まずはミドル層の4つのタイプを知る必要があります。
その4タイプとは
- 任務全う(まっとう)ミドル
- 一国一城ミドル
- 孤軍奮闘ミドル
- 挑戦疲れミドル
ほとんどのミドルは、この4つに大別されると思います。そしてそれぞれが特徴的な「葛藤・恐れ」を胸に秘めています。
そしてこの「葛藤・恐れ」こそが変化の拒絶につながっているのです。
この構造を理解し、適切なアプローチを行うことではじめて、
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