連載:第15回 悩める管理職の方へ「マネジメントのススメ」
部下の思考力を奪う上司になっていませんか?脱・指示待ち組織マネジメント、はじめの一歩
「部下が指示待ちで困る」「自律的に動いてくれない」と嘆く上司の方は多いことでしょう。しかしそれは、あなたのマネジメントに原因があるかもしれません。組織開発を支援する株式会社シンギュレイトの鹿内学氏に、指示待ち組織を脱するために必要なマネジメントについて、寄稿いただきました。
あなたの部下は大丈夫?“指示待ち”にならないために、上司がすべきこと
部下が業務上のことで悩んだとき、まずは上司に相談したり指示を仰ぐのは、多くの企業で見られる光景です。そして、上司は部下に対して、答えを教えたり指示を出したりすることがほとんどだと思います。
この状態、一見するとマネジメントはうまく回っているように見えます。確かに、上司の指示のもと行った提案はうまくいく可能性が高いでしょう。しかし、短期的にはうまくいったとしても、長期的には部下のパフォーマンスは上がらず、指示をしないと動かない受動的な部下を育ててしまうことになりかねません。いわゆる 「指示待ち組織」 に変わってしまうのです。
上司は、部下の困りごとを解決する“だけ”の存在になってはいけません。部下が主体的・自律的に動く自律型組織を目指したいならば、上司には「やるべきこと」があります。それは何だと思いますか?
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