連載:第18回 悩める管理職の方へ「マネジメントのススメ」
部下の主体性を奪う上司の“一言”。チームを成長に導く「問い」の要諦


組織の成果に欠かせない“部下育成”。部下にモチベーション高く、主体的に働いてもらうために、試行錯誤を繰り返している上司の方は多いでしょう。ですが、上司の何気ない一言・問いかけが、部下の主体性を奪っている可能性があります。その言葉とは一体?そして、部下の主体性を引き出すために欠かせないコミュニケーションの3ステップについて、株式会社シンギュレイトの鹿内学氏に寄稿頂きました。

意図せず部下の主体性を奪っているかもしれない「上司の一言」とは
上司が、部下に対して担っている役割とは何でしょうか?それは、単なる育成・指導にとどまりません。 部下の動機づけを行い、モチベーション高く、主体的に働いてもらうこと。 これこそが、上司が果たすべき重要な役割です。
部下がモチベーションや主体性を損なう原因のひとつに、上司からの頭ごなしの「叱責」や理屈の伴わない一方的な「否定」があります。多くの上司はそれを理解し、日々マネジメントをされていることでしょう。
しかし、何気ない上司の一言が、部下のモチベーションを損ない、発揮できたはずの主体性を奪っているかもしれないのです。
例えば、何気なくこんな質問を部下に投げかけていませんか?
- この計画で、できると思う?
- この提案で本当に通ると思う?
- ◯◯ってどういう意味か知ってる?
- このプロジェクト、期日までに完成できると思ってる?
- それ、事前にちゃんと自分で調べた?
これらの質問、実はすべて部下のモチベーションを下げ、主体性を奪う可能性があります。
それはなぜなのか。
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