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連載:第7回 経営の悩みを中小企業診断士に相談してみたら

なぜ中小企業にこそリスクマネジメントが必要なのか?ファーストリテイリングの公開事業リスクから考える。

BizHint 編集部 2022年3月11日(金)掲載
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将来を完全に予測することはできません。事業を続けていくうえで、前提としていなかった事態が発生することは必ずあります。その影響が売り上げや収益、あるいは事業の継続に関わる事態であれば問題になります。基本的な前提や予想とは異なる事態の発生可能性、言葉を換えれば、いかに不確実性と向き合い、合理的に備えることできるか? それがリスクマネジメントです。企業経営とは不可分なリスクマネジメントについて、2回にわたって解説します。

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リスクマネジメント2通りの考え方

企業のリスクマネジメントには大きく2つのカテゴリー・取り組み方があるとされています。

ひとつは、 プラスマイナスを問わず、不確実性全体を取り扱うもの です。たとえば、気温や天候に売り上げが左右されるような事業をしている場合には、想定していなかった気候の変動で思わぬ増収になることも、減収になることもあるでしょう。

例年より暑い夏にはビールが良く売れるし、寒い冬には衣料品が良く売れることになります。冷夏や暖冬で逆の結果になることも、当然あります。それら両方の可能性を睨んで、どのように事業を進めるか決めていく必要があるわけです。経営をする以上当たり前のことですが、これもリスクマネジメントです。

ふたつめは、主に不確実性からくるマイナス影響に注目し、 想定外の減収や赤字転落、最悪の場合倒産するような危機を排除ないし小さくするというもの です。想定外の事態をそのままとせず、完全ではなくても、ある程度予想の範囲にいれておく。そして、その範囲で事態が悪くなることをあらかじめ防止する、あるいはその事態の発生を避けるようにするという考え方です。こちらの場合、各種のネガティブ事象を想定し、企業として如何に準備するのか、向き合うのかを決めておくことになります。

企業がリスクマネジメントに取り組む際、一般に大幅な減収減益や損失の計上、さらには倒産を避け、事業を守るという考え方が強くなります。つまり、上記ふたつめの文脈でこれを実施するケースが多いということです。

ファーストリテイリングの例。有価証券報告書から

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