連載:第5回 経営の悩みを中小企業診断士に相談してみたら
「このままじゃ失敗する!」と言われた小規模ワイナリー、生き残りの奮闘記
埼玉県秩父市で国産ぶどう100%のワインを製造する秩父ファーマーズファクトリー兎田(うさぎだ)ワイナリー。ぶどうの自家栽培から自家醸造にこだわったワインは高評価を得ています。一方、天候や外的要因に大きく左右されるぶどう栽培。小規模ワイナリーはどのようにして危機を乗り越えたのでしょうか。埼玉県商工会議所連合会 広域指導員で中小企業診断士の黒澤元国さんが聞いていきます。
株式会社秩父ファーマーズファクトリー CFF兎田ワイナリー
代表取締役 深田 和彦さん
1956年生まれ。家業の酒屋経営を経て、2014年から株式会社秩父ファーマーズファクトリー CFF兎田ワイナリーを経営。秩父産ぶどうをメインに、国産100%日本ワインの製造を行う。
「始めない方がいい」とアドバイスしたワイナリー起業が成功した理由
黒澤元国さん(以下、黒澤): 兎田ワイナリーは醸造開始が2014年とまだ新しいワイナリーですよね。
深田和彦さん(以下、深田): 秩父で育てたぶどうを100%使用した「秩父産ワイン」を本格生産するため、2ヘクタールの自社畑と醸造所を備えたワイナリーを開業しました。すぐ近くの「釜の上農園村レストラン」では地元の食材を使用した料理を提供するほか、ショップでワインもお買い求めいただけます。
黒澤: 創業に至るまでどのような道のりでしたか? なぜワイナリーにチャレンジしようと思われたのでしょうか?
この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})
{{selectedUser.name}}
{{selectedUser.company_name}} {{selectedUser.position_name}}
{{selectedUser.comment}}
{{selectedUser.introduction}}
バックナンバー (7)
経営の悩みを中小企業診断士に相談してみたら
- 第7回 なぜ中小企業にこそリスクマネジメントが必要なのか?ファーストリテイリングの公開事業リスクから考える。
- 第6回 テイクアウトでも業種転換でもない、コロナ禍の飲食店を救ったある商品開発
- 第5回 「このままじゃ失敗する!」と言われた小規模ワイナリー、生き残りの奮闘記
- 第4回 大学院卒の社員に「大手並みの給与を払いたい」、その一心で経営する社長の想い
- 第3回 創業から赤字続き……倒産寸前だった野菜工場を救った起死回生の一手