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連載:第2回 自社だけで悩まない!専門家に相談してみよう

見える化? 効率化? まだ人力? 経営者が陥りがちな、システム開発の誤解を一刀両断!!

BizHint 編集部 2020年8月31日(月)掲載
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サイボウズのオフィシャルパートナーであり、2019年度のSIパートナー部門で優秀賞を受賞した株式会社ノベルワークスは、大阪を拠点に2015年に設立。数多あるソフトウェアのなかでもkintoneを使った業務システム開発をメインに、お客様に寄り添った「作って終わり」ではないシステムを提案し、新しい働き方をサポートしています。代表の満村聡さんに、これから経営と切り離すことができない「ソフトウェア」についてお話を伺いました。

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コロナ禍でニーズが高まるシステム化

――コロナの影響で、件数や業種など受注への変化はありましたか?

満村聡さん(以下、満村): 実は2020年の1〜3月はソフトウェア開発の仕事はほとんど入ってきませんでした。どの業種でも「コロナ禍の状況をどう打開しようか」と悩まれていた時期だったのかもしれませんね。

それが一変したのが4月。一斉に動き出し、4〜6月の3か月間だけで昨年度の売り上げに匹敵する相談が入りました。今まで弊社で多くお手伝いしていた飲食業や土木・建設関連の企業だけでなく、さまざまな業種の方からたくさんご相談をいただきました。

国の支援金などの政策もあいまって、自社でのITX(ITトランスフォーメーション)を促進させようという考え方を持っている人が圧倒的に増えているように感じます。

相談内容は主に、いわゆる業務効率化。そのためにソフトウェアの導入を検討されていることが多いです。私たちは「守りのIT投資」と呼んでいるのですが、人がやらなくても良い仕事をシステムに置き換える。そのために最新技術を利用する。

「人」が本来持っている優しさや心遣いといった温かみのあるものは残し、「人にしかできない仕事により時間を使っていただきたい」という考え方が根幹にあります。結局、システムは人には勝てません。「なぜこれを人がやらないといけないの?」という仕事内容を徹底的に潰すようにしています。

――導入がうまくいかなかったり、失敗される企業の特徴は?

満村: ずばり「システムは手品のように何でもできるもの」と勘違いされている企業ですね(笑)。知識がないと、ご自身がイメージされているものと、実際にシステムを使って実現可能なものが乖離してしまうんです。あとは、例えば製造業では、ものをつくるためのハードに対してはどんどん設備投資をしても、ソフトウェアのように「見えないもの」に投資するという概念があまりなく、導入が進みづらいです。

製造業ならば製品を作る機械、運送業ならばトラックなどのように事業を成り立たせるためには無くてはならないモノがありますが、 これからの時代はソフトウェアもどんな事業であっても必須なツールになってくる と思います。

――システム導入が成功する企業の共通点はありますか?

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