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連載:第2回 中竹竜二さんが聞く【新しい組織・リーダー論】

「敗戦」を経験し「自前主義」「完璧主義」を捨てたパナソニック-イノベーションを巻き起こすため技術トップが決断した3つのこと

BizHint 編集部 2018年2月1日(木)掲載
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中竹竜二さんとビジネスの世界により適した今求められている新しいリーダー論を探る連載。パナソニック専務執行役員、CTO(最高技術責任者)であり、ビジネスイノベーション本部長を務める宮部義幸さんに話を伺います。前篇ではビジネスイノベーション本部設立の経緯や狙いを聞きました。

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中竹竜二さん(以下、中竹): パナソニックは2017年に技術部門の組織を大きく変えました。その目玉として本社部門に「ビジネスイノベーション本部」を設立しました。この組織は 「従来のパナソニックにはなかった試み」 と聞いています。一体どんな組織なのでしょうか。まずは、その経緯と狙いについて教えてもらえないでしょうか?

宮部義幸さん(以下、宮部): パナソニックは2018年に100周年を迎えます。創業者である松下幸之助が大阪の町工場で二股ソケットを作ったことから始まり、数々の製品を開発し、工場で生産し、販売店を通じて皆様に提供してきました。この仕組みは100年間でやり尽くし、ある意味「完成された成功パターン」と言っていいほどのものになりました。

しかし、これから次の100年はどうでしょう。この 「成功パターン」が今後も続くかといえば正直厳しい と言わざるを得ないと思っています。

これからの100年も存続することができるのか?

中竹: どうしてですか。

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